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イランにおけるデジタルライブラリー等の現況:アジア情報室通報 15巻3号

アジア情報室通報 第15巻3号(2017年9月)
緒方 佑衣(国立国会図書館関西館アジア情報課)

はじめに

イランの公用語であるペルシア語は、13~19世紀に共通文章語として、イランのみならず、インド、中央アジア及びその周辺の地域で広く用いられ、写本が多数作成された[1]。イランでは、写本の収集が重視され、更に資料保存の観点からマイクロ化やデジタル化が行われてきた。また、写本以外の貴重書や、より新しい年代の資料のデジタル化も始まっており、近年、これらがウェブ上でも公開されるようになってきている。

筆者は、平成28(2016)年11月から12月にかけて、イラン・イスラム共和国(以下、「イラン」という。)の図書館等を訪問する機会を得た。本稿では、その際に得られた知見に基づき、日本から利用可能なイランのデジタルライブラリー等の現況を紹介する。

1. イラン・イスラム共和国国立図書館・文書館

1.1. 図書館の概要

イラン・イスラム共和国国立図書館は、1937年に国立図書館として正式に成立し、幾度かの改組を経て、2002年に国立文書館と合併し、現在の組織、イラン・イスラム共和国国立図書館・文書館(سازمان اسناد و کتابخانه ملی ایران)となった。図書館と文書館は、異なる建物で運営されている[2]。国立図書館は、規模、来館者数共に、イラン最大の図書館であり[3]、イラン国内刊行の全ての刊行物の収集を納本制度に基づいて行うとともに、イラン国外で刊行されたペルシア語刊行物、イランに関する刊行物の網羅的な収集を目指している[4]。

蔵書数は、2017年3月現在、図書約300万点、逐次刊行物約25万点、非図書資料約50万点等、合計約375万点で、年間20万点程度増加する[5]。イランにはCIP[6]の制度があり、刊行物のデータがすべて全国書誌作成機関である同館に送られる。この仕組みにより、同館はイランの全ての刊行物を把握でき、資料を網羅的に収集することが可能となっている。

CIPによって網羅的に得た書誌情報や、同館及び国立文書館の所蔵資料は、ウェブサイト(図1)上で提供しているシステム(図1-①)[7]で検索できる。

図1 イラン国立図書館・文書館ウェブサイト
イラン・イスラム共和国国立図書館・文書館サイトトップ

(出典)سازمان اسناد و کتابخانه ملی ایران  http://nlai.ir/

1.2. デジタルライブラリー

同館では、写本、逐次刊行物やリトグラフ、40年前までに刊行された図書をデジタル化しており、これは、所蔵資料のうち約7%に相当する。2015年には学位論文を50,000点以上、それ以外の資料を20,000点以上デジタル化する等、同館では、資料のデジタル化を精力的に進めている。デジタル化した資料は同館のウェブサイト(図1)で利用可能である。検索フォームの左上ラジオボタン(كتابخانه ديجيتال(デジタルライブラリー)。図1-②)にチェックを入れると、デジタルライブラリーの資料を検索することができる。なお、画面右のكتابخانه ديجيتال(デジタルライブラリー。図1-③)からは、デジタルライブラリーのページ(図2)にアクセスすることができる。

図2 イラン国立図書館デジタルライブラリー
イラン・イスラム共和国国立図書館・文書館デジタルライブラリー

(出典)کتابخانه و اسناد رقمی ملی - دیجیتال http://dl.nlai.ir/UI/Forms/Index.aspx

デジタルライブラリーのページでは、検索窓(図2-四角囲み部分)で各種のデジタル資料を一括検索することができる。閲覧可能な資料は幅広く、一例として、ژاپن(日本)で検索すると、日本関係資料のほか、写真なども収録されていることが確認できる。

図3 検索結果画面
イラン・イスラム共和国国立図書館・文書館デジタルライブラリー検索結果

(出典)図2に同じ

検索結果のサムネイルとنمايش(表示。図3-①)からデジタルデータを、شناسنامه(詳細。図3-②)から書誌情報を見ることができる。資料によっては、閲覧するために登録が必要なものもある。

2. イスラム諮問評議会図書館・博物館・文書館

2.1. 図書館の概要

イスラム諮問評議会図書館・博物館・文書館(以下、「議会図書館」という。)は、1906年のイラン立憲革命による二院制議会の設置と憲法の発布に伴い、上下両院にそれぞれ設置された図書館が、1979年のイスラム革命で上院が廃止され一院制になった際、統合され現在の形となった[8]。2015年5月現在、図書約20万冊、製本済み逐次刊行物約27,000冊等を所蔵している[9]。

同館は、ナショナリズム形成のためイランとは何かを示す資料の収集を大きな存在意義とし、写本や1600年代等の古い年代に欧州で刊行されたイラン関係資料等、イラン学・イスラム学に関する資料を多数含む、世界的にも貴重な資料群を所蔵している[10]。

2.2. デジタルライブラリー

同館は、所蔵資料のデジタル化に力を入れており、2016年11月現在、約27,000冊[11]の写本、約12,000冊のリトグラフ、約12,000点の写真等、約1,200万点の議会関係文書、約70万冊の図書、議会図書館刊行の逐次刊行物をデジタル化している。そのうち、同館のウェブサイト上で、写本と逐次刊行物は無料で、リトグラフは有料で公開している[12]。

同館ウェブサイト上部バナーの「DIGITAL SOURCES」(図4-①)から、資料種別アーカイブへのプラットフォームページにアクセスが可能である。

図4 議会図書館ウェブサイト

(出典)Library, Museum and Document Center of Iran Parliament Website http://www.ical.ir/en/

3. イラン統計センター

3.1. 図書館の概要

イラン統計センターの図書館(کتابخانه مرکز آمار ایران)[13]は、2016年11月現在、約20,000タイトルの逐次刊行物、統計資料、統計センター刊行物等、統計センターの業務に資する資料の収集と、統計センターが実施した調査に係る記録文書等の保管を行っている。

3.2. ウェブ上で利用可能な情報

イラン統計センターは、2008年以降、図書、逐次刊行物ともに含む全ての刊行物を、冊子と電子版の両方で刊行しており、ウェブサイト(図5)[14]で全ての内容を閲覧することができ、メールで電子版を送信するサービスもある。このほか、統計センターの過去の全刊行物もスキャニングし、ウェブサイトで公開している。また、メールによるレファレンスサービスを行っており、ウェブサイトからでは入手できない統計情報については、このサービスを通じて入手できる可能性がある。

図5 統計センターウェブサイト
図5 統計センターウェブサイト

(注)画面左上(図5-Ⓐ)でペルシア語と英語を切り替えることができる。
(出典)مرکز آمار ایران https://www.amar.org.ir/

図6 統計情報のページ
図6 統計情報のページ

(出典)دادهها-و-اطلاعات-آماری https://www.amar.org.ir/دادهها-و-اطلاعات-آماری

統計センターサイトの画面右側のدادهها-و-اطلاعات-آماری(統計データ及び情報。図5-①)から、統計情報のページ(図6)に遷移する。

右上のブロック(図6-①)は上から人口、人口成長率、失業率、インフレ率、経済成長率が表示されている。人口成長率以下のブロックのリンク先には主要な統計がまとめられている。また、右下のブロック(図6-②)が分野ごとの統計で、ここから主要な統計を閲覧することができる。左下のブロック(図6-③)には、上から国勢調査、統計センター刊行物に掲載されている統計情報のデータベース、統計年鑑データベース、開発指標、統計の分類と基準についての解説が、それぞれまとめられている。

なお、統計センタートップページ(図5)のプルダウンメニューسامانه‌ها و خدمات(システムとサービス)> (اطلاعات مکانی (نقشه دهستان‌ها-تقسیمات کشوری(空間データ(行政区画-デヘスターン[15]の地図)。図5-②)からは、統計センターが統計採取のために収集している各地方の地図を閲覧できる。

4. マレク国立図書館・博物館

4.1. 図書館の概要

マレク国立図書館・博物館(کتابخانه و موزه ملی ملک)[16]は、アースターネ・ゴドセ・ラザヴィー財団[17]傘下の非営利組織によって運営される図書館及び博物館である。同館ウェブサイト[18]によると、図書館は、写本約20,000点、石版本約4,000冊、図書約10万冊、逐次刊行物約800タイトル7,000冊以上等を所蔵している。イラン最大の写本所蔵図書館の一つで、イラン美術、イスラム美術に特化した図書館として、同財団の潤沢な資金により、国内外のイラン美術及びイスラム美術に関する資料を収集している。

4.2. デジタルライブラリー

同館ウェブサイト[19]によると、同館でデジタル化した所蔵資料のうち、写本5,000点、石版本1,566点、図書1,667点、新聞463点、雑誌1,627点等を、ウェブサイト(図7)にて一部(各写本の15ページ分等)を公開している[20]。公開範囲外のページは、電子メールによる有料のデータ送信サービスを行っている。(2,000リヤル(日本円換算約6.6円)/ページ)。

左上の検索ボックス(図7-①)にキーワードを入力し、ボックス左の検索ボタンで検索する。لیست کامل(コレクション全リスト。図7-②)、پر بازدید ترین ها(人気の資料。図7-③)等から資料を選ぶこともできる。資料はنمايش(表示)又はنیم نگاه(半分閲覧)(図8-四角囲み部分)から、無料公開分のみ閲覧できる。

図7 マレク国立図書館デジタルライブラリー
図7 マレク国立図書館デジタルライブラリー

(出典)کتابخانه دیجیتال موسسه ی کتابخانه و موزه ملی مل
http://www.malekdlib.org/ui/forms/index.aspx

図7 マレク国立図書館デジタルライブラリー
図8 検索結果画面

(出典)"آثار پزشکی اسلامی(イスラム医学の作品),"کتابخانه دیجیتال موسسه ی کتابخانه و موزه ملی ملک
http://www.malekdlib.org/UI/Forms/CollectionView.aspx?CollID=d8725f89-7539-4ad8-ab30-7323de4c1dc1
"شناسنامه(詳細)," کتابخانه دیجیتال موسسه ی کتابخانه و موزه ملی ملک
http://www.malekdlib.org/UI/d320fcb6-53a3-4454-a1b9-d72656334136/Catalogue.aspx

5. イスラム・イラン史専門図書館

5.1. 図書館の概要

イスラム・イラン史専門図書館(کتابخانه تخصصی تاریخ اسلام و ایران) [21]は、元議会図書館長、現テヘラン大学人文科学部歴史学科教授のジャアファリヤーン(رسول جعفریان)氏の私設図書館であり、イラン及びイスラムの歴史に関する資料を、アラブ諸国や欧米で刊行されたものも含めて幅広く収集している。2016年12月現在、蔵書は約18万5,000冊であり、1年で約10,000冊増加している。

5.2. デジタルライブラリー

同館では、所蔵資料のデジタル化を行っている。同館ウェブサイト[22]によると、6,000点以上のシーア派に関するデジタル化された資料を、同館が開設しているウェブサイトe-book.shia[23](図9)で公開している。

図9 e-book.shia
図9 e-book.shia

(出典)e-book.shia Website http://ebookshia.com/

検索窓(図9-①)からキーワード検索ができ、検索窓の下の分野別リンクから各分野の資料の一覧を見ることができる。例えばتاریخ(歴史分野。図9-②)をクリックすると、図10のような資料の一覧画面になる。

図10 資料一覧
図10 資料一覧

(出典)e-book.shia Website > تاریخ http://ebookshia.com/categories/title/تاریخ

左上のプルダウン(図10-①)で絞り込みが可能(右から頭文字、ファイルタイプ、言語、資料の種類)で、画面右のスライドメニュー(図10-②)からは中分類、小分類による資料の一覧を見ることができる。

各資料の情報(図10-③)は、サムネイル、タイトルと著者(図10-④)、資料種別(図10-⑤)からなり、サムネイルをクリックすることで各資料のページに遷移する。各資料の詳細ページ(図11)では、中央のスライドメニュー(図11-四角囲み部分)からデータのダウンロードをすることができる。

図11 資料の詳細情報
図11 資料の詳細情報

(出典)e-book.shia Website >از اسلام شناسی تا شیعه پژوهی در ژاپن
http://ebookshia.com/books/view/1578/از+اسلام+شناسی+تا+شیعه+پژوهی+در+ژاپن

なお同館は、このウェブサイトに掲載されていない資料についても、電子メール等による問合せにより、権利関係を確認し、PDF方式でデジタル化したうえで、有料で提供している[24]。

6. イランのデジタルライブラリーの現況

これまでご紹介した内容は、概ね以下のように整理できる。

    • 資料のデジタル化
      基本的に写本等の貴重書からデジタル化を着手したところが多く、一部の機関では刊行物のデジタル化も行っている。ただし、デジタル化といっても、画像データ化のみで、全文検索まで可能としている機関は少なく[25]、データ形式も機関により異なる。
      現段階では、利用の利便性よりも、各機関における原本の保存を主目的として行われているものと思われる。
    • デジタル化資料の提供
      デジタル化資料の提供及び管理は、各機関がそれぞれ異なる方式で行っており、自館内のみで提供している機関が多い。また、イラン全体を視野に入れた、デジタル化資料の検索ポータルサイトの構築や、デジタルコレクションの統合等の動き等はみられない。
      ただし、国立図書館や議会図書館等では、インターネットでの公開を進めていることから、イラン国内でインターネット公開に向けて取り組む気運が形成されれば、各機関で資料のデジタル化を行っている以上、その後は迅速に進展するのではないかと予想される。
      また、ウェブサイトでの無料公開範囲外の資料であっても、有料でデータを送付する機関が多い。さらに、デジタル化されていない資料であっても、デジタル化して電子メール等で送付する機関もある。このように、個々の資料のデジタル化やその提供については積極的に取り組んでおり、また、インターネットを通じたサービスへの取組は比較的意欲的であるように見受けられる。

おわりに

本稿では、日本から利用可能なイランのデジタルライブラリー等を紹介した。一昔前までは、現地に行かなければ見ることのできなかった資料が、徐々にではあるが日本国内から利用できるようになりつつある。本稿が、日本におけるイラン研究やイラン関係情報の充実に資するところがあれば幸いである。

(おがた ゆい)



[1] 羽田亨一, 近藤信彰 共編『ペルシア語写本の世界』東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 2006, p.1.

[2] "درباره سازمان (組織について),"سازمان اسناد و کتابخانه ملی ایران
http://nlai.ir/Default.aspx?tabid=403
(以下、ウェブサイトの最終アクセス日は2017年7月28日である。)

[3] 水上遼「【世界の図書館から】イラン国立図書館」東京大学附属図書館U-PARL ウェブサイト
http://u-parl.lib.u-tokyo.ac.jp/archives/japanese/world-library27

[4] 2016年イラン訪問時のヒアリングに基づく。以下特に注記のない限り、同じである。

[5] '1395 سه ماهه چهارم سال.' (1395(2016/2017)年第4四半期)
http://www.nlai.ir/Default.aspx?tabid=7885&ctl=Details&mid=15186&ItemID=18305

[6] Cataloging in Publication。出版社が出版物の校正刷を全国書誌作成機関へ提出し、それに基づき当該機関が作成した書誌データ(CIPデータ)を当該出版物に掲載する制度である。「CIP」日本図書館情報学会用語辞典編集委員会編『図書館情報学用語辞典 第4版』丸善出版, 2013, p.88.

[7] جستجوي پيشرفته مدارک - کتابخانه ملی (詳細検索-国立図書館)
http://opac.nlai.ir/opac-prod/searchHomePage.do

[8] 'About the Library.' Library, Museum and Document Center of Iran Parliament Website(کتابخانه، موزه و مرکز اسناد مجلس شورای اسلامی)
http://www.ical.ir/en/  (2017年7月21日現在、一部の検索エンジンで、閲覧に関する注意喚起が表示される。閲覧時はご注意いただきたい。)

[9] 'Ketabkhane, Muze va Markaz-e Asnad-e Majles-e Shora-ye Eslami,' World guide to special libraries 2015, vol.1, De Gruyter Saur, [2015], p.652.

[10] この収集方針のため、立法に資する資料が少なく、議会との関係が希薄である点が、議会図書館としての課題であるとも考えられている。

[11] タイトル数で数えると約80,000タイトルとなる。ヒアリングによれば、1冊に複数のタイトルが入っている資料もあるため、冊数よりもタイトル数の方が多いとのことであった。

[12] 他のデジタル化資料は同館内の端末で閲覧できるほか、DVD化して販売している。

[13] مرکز آمار ایران  https://www.amar.org.ir/ ;
Statistical Center of Iran(英語サイト) https://www.amar.org.ir/english
なお、図書館独自のウェブサイトは、2017年8月22日現在存在していない。蔵書の検索は、SIMORGH Web access.
https://lib.sci.org.ir/simwebclt/WebAccess/SimWebPortal.dll?LANG=2

[14] ペルシア語版と英語版があるが、英語版は接続が不安定である。ペルシア語版である程度進めてから英語版に切り替えると、円滑に英語版での検索が可能となる。

[15] イランの行政区域の最小単位で、複数の村落から成る。松永泰行「イランの地方行政制度と新州設立をめぐる政治プロセスの動態」伊能武次, 松本弘共編『現代中東の国家と地方2』日本国際問題研究所, 2003, pp.31-33.

[16] イラン・イスラム共和国大使館文化部によると、国の機関ではないが、慣用的に「ملی(National)」は「国立」と訳し、マレク国立図書館・博物館とするとのことである。

[17] アースターネ・ゴドセ・ラザヴィー財団( آستان قدس رضوی)は、マシュハド市のイマーム・レザー廟を管理するワクフ財団であり、寄進及びその運用による豊富な財源を元に各種の文化事業を行っている。
杉山隆一「イラン・イスラーム共和国体制下のイマーム・レザー廟 : 同国におけるシーア派聖地イマーム廟の運営と諸活動」『イスラム世界』85号, 2016.5, pp.33-72; 'About Astan Quds Razavi.' Malek National Library and Museum Website
http://malekmuseum.org/en/page/6/About-Astan-Quds-Razavi
ワクフとは、イスラム法に基づき、収益性のある私財(不動産等)の所有権を放棄して寄進し、管財人がそれ(ワクフ財源)を運用して収益を特定の慈善目的に充てる、イスラム独自の寄進制度である。
「ワクフ」大塚和夫[ほか]編『岩波イスラーム辞典』岩波書店, 2002, pp.1076-1078;「ワクフ」日本イスラム協会[ほか]監修『新イスラム事典』平凡社, 2002, pp.531, 532.

[18] Cultural Services > Library. Malek National Library and Museum Institution Website http://malekmuseum.org/en/page/51/Library

[19] "درباره کتابخانه دیجیتال(デジタルライブラリーについて)," کتابخانه و موزه ملی ملک http://www.malekdlib.org/UI/Forms/DynamicPage.aspx?ID=da1b8202-4446-4183-aeb7-1b4351e9edd2

[20] کتابخانه دیجیتال موسسه ی کتابخانه و موزه ملی ملک http://www.malekdlib.org

[21] کتابخانه تخصصی تاریخ اسلام و ایران  http://historylib.com/

[22] "معرفی کتابخانه تخصصی تاریخ اسلام و ایران(イスラム・イラン史専門図書館の紹介), "کتابخانه تخصصی تاریخ اسلام و ایران http://historylib.com/index.php?action=about/view

[23] e-book.shia Website http://ebookshia.com/

[24] 料金を振込で支払う形式である。ただし、2017年8月現在、日本からイランへの送金手段が確立していないため、このサービスの利用は難しい。

[25] 書誌データの検索自体ができない機関もある。

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