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第111回常設展示 100年前の100年後 ―明治~昭和初期の未来予測―

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第111回常設展示 100年前の100年後 ―明治~昭和初期の未来予測―

キーワード:明治;昭和;未来;予測  カテゴリ:歴史・地理・哲学・宗教    件名(NDLSH):未来論  分類(NDC):304

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平成12年11月27日(月)~平成13年1月26日(金)

ついに21世紀。これからの100年、世界はどうなっていくのだろう。
100年前の人々もまた、今の私たちと同じように100年後の世界に思いを馳せました。
彼らの未来は実現したのでしょうか?
今回の展示では、1901(明治34)年の報知新聞の企画記事「二十世紀の豫言」をはじめとして百貨店や大学の未来予想図、未来小説など幅広くご紹介いたします。
またあわせて、今現在予測されている未来を描いた資料も展示します。

展示資料一覧

【 】は当館請求記号

100年前の20世紀
1)「21世紀の大予言 100年後の世界」
『This is読売』 読売新聞社〔編〕 読売新聞社 1998・1号
【Z23-668】
予言されている時期 20世紀
『This is読売』誌では1998年の1号から12号まで「21世紀大予言」という特集を組み、1号では報知新聞の「20世紀の預言」をとりあげた。報知新聞の該当する面のコピーが付録としてついている。
    2)「二十世紀の豫言」
    『報知新聞』 報知新聞社 明治34年(1901)1月2・3日号
    【YB-18】
    予言されている時期 20世紀
    1901年(明治34)、20世紀最初の正月の報知新聞に掲載された企画記事。「預言」は23項目に及ぶ。
      3)五十年後の太平洋 大阪毎日新聞懸賞論文
      大阪毎日新聞社編 大阪 大阪毎日新聞社 昭和2年 699,16p 23cm
      【561-52】
      予言されている時期 1976年
      大正15年に大阪毎日新聞、東京日々新聞が公募し、同年8月から3ヶ月間両紙上に掲載した論文を単行本にまとめたもの。一等入選は三好武二氏、二等高山謹一氏、三等佐々井晁次郎氏。一等の論文では太平洋をめぐる各国の情勢、太平洋での地殻変動と地震、新しい科学技術について予言されており、特に科学技術分野では無線電送機(無線で電力を送る機械)、人造人間、太平洋を三〇時間で横断する一〇〇余人乗り積載量五千トンの飛行機などについて言及されている。最終的に日本の発明した『殺人光線』とドイツの発明した『人造人間』によって戦争の意味が無くなり太平洋に平和が訪れるという予言がされている。
        4)「現代名士講述未来記」
        『成功』 成功雑誌社〔編〕 成功雑誌社 明治41年(1908)十四巻5号秋季臨時増刊
        【雑52-13】
        予言されている時期 20世紀
        経済、日本画、新聞など、28分野についての未来を各分野に精通する著名人が語ったもの。「電気学会の未来」では、夫が銀行、妻が鉄道局に勤めるなど共働きである場合、煮焚きにヒチリンでなく電気を利用すると、手軽で便利であると書かれている。
          5)「百年後の日本」
          『日本及日本人』 政教社〔編〕 政教社 大正9年(1920)4月春季増刊号
          【YA-15】
          予言されている時期 2020年
          編集部が著名人250名に100年後の日本について回答を求めたアンケート。答えは、真面目なものからふざけたものまで、さまざまだ。
            6)早稲田生活
            南北社編 東京 南北社 大正2年 454p  19cm
            【350-69】
            予言されている時期 1963年
            早稲田の学風、生活などを紹介する資料。その中に「50年後の早稲田」という章がある。早稲田大学の男女併せて3万人の学生は寄宿舎で規則正しく勉学芸術にいそしむ生活を送っている。夕食は社交界的晩餐で、ここで男女がよく知り合うことにより恋愛、結婚でヘマをやらずにすむそうである。
              7)三田生活
              東奥逸人著 東京 研文社 大正4年 388p 19cm
              【360-74】
              予言されている時期 大正20年(1931年)
              慶應義塾大学を紹介する資料だがその中で「慶應義塾未来記」と題して慶應義塾大学の未来を予測している。予測によれば、慶応義塾大学は大正20年に「単科大学制度」を採用し農科大学、商科大学等8つの大学に分かれ、それらを総称して「慶應義塾」と呼び、また大学の大部分を二子玉川地区に移転する。なお当時の慶應義塾大学部は文学・理財・法律の三科のみであった。
                8)三十年後ノ岩国市 今様浦島夢の未来記
                夢見る里人戯作 岩国 日新堂書籍部 昭和16年 327p 19cm
                【特234-791】
                予言されている時期 昭和35年(1960年)
                昭和5年1月1日より約半年間『岩国毎日新聞』に連載された作品。30年間アメリカに滞在していた主人公が昭和35年に岩国市に帰って来て、すっかり変化した市内を見て回るというはなし。岩国市は日本有数の商業地帯となり、4本の電車の路線が走り、空港ができ、9科をもつ私立大学が設立されている。このころの空港は地上ではなく大きなビルの上に作られている。
                  9)百貨店一夕話
                  浜田四郎著 東京 日本電報通信社 1948・12 248,9,5p 19cm
                  【DH468-E174】
                  予言されている時期 明治55年(1922年)
                  明治38年に三越百貨店へ入社した著者の見た三越百貨店の歴史。その中に三越のPR雑誌『時好』に明治40年11月に掲載された「明治五十五年三越未来記」が転載されている。予言されている時期は書かれた時から15年後の明治五十五年(1922年)、西洋風建築で便利になった三越を見学するという内容で、汽車は東京大阪間を三時間で走る、空中飛降機が三越で販売されているなどと予測されている。なお明治44年の三越はまだ三越呉服店で入り口では下駄を預かっていた。
                    10)「100年後の科学画報」
                    『科学画報』 誠文堂新光社〔編〕 誠文堂新光社 昭和2年(1927)1月号
                    【Z405-Ka-8】
                    予言されている時期 2027年
                    「百年後の世界」のという特集記事の中で百年後の人類、ラジオ、地下文明、建築、都市などが予測されている。この中で百年後の科学画報も予測されているが、100年後にはすでに印刷物というものはなくなって蓄音蓄影装置によって送受信されており、編集会議へは世界各地から離身電波によって参加する。実際の「科学画報」は昭和36年に「学生の科学」と改題し昭和36年に休刊した。
                      11)百年後の日本
                      松谷与二郎著 東京 光学堂 昭和5年 512p 20cm
                      【603-27】
                      予言されている時期 2029年
                      2029年に武甲山で発見された死体は大正12年(1923年)の関東大震災の被災者だったが、特殊な自然状態に保たれていたことによって仮死状態のまま保存されており、未来の科学技術によって蘇生するというストーリー。1923年から106年後の未来へ来てしまった主人公の目を通して未来の世界が語られる。科学、政治、経済、都市、宗教、人口、食料など多岐にわたる分野について予測されている。
                        12)番茶会談
                        露伴全集 第1−12巻 幸田露伴著 東京 岩波書店 昭和4−5年 全12冊 23cm
                        【593-28】
                        予言されている時期 不明
                        明治44年作。実業界を目指す少年達が結成した勉強会の面々で、町内の物知りな老人から実業に役立つような話を聞かせてもらうという筋。雑誌『実業少年』に連載された。実際的な事業や技術についての話が主だが電力の無線輸送、補盗装置(監視カメラ)、圧搾空気を利用した空気力車などの未来技術についても触れられている。
                          13)模範町村
                          横井時敬著 東京 読売新聞社 明治40年10月 172p 22cm
                          【26-424】
                          (利用はマイクロフィッシュ【YDM95559】)
                          予言されている時期 不明
                          著者は農学博士であり、自分の町村問題についての研究に基づいて未来の理想的な村落を小説に描いている。
                            14)社会進化世界未来記
                            ア−・ロビダ著 蔭山広忠訳 東京 春陽堂 明治20年6月 440p 21cm
                            【26-29】
                            (利用はマイクロフィッシュ【YDM101130】)
                            予言されている時期 明治85年(1952年)
                            3人の少女が女学校の寄宿舎から巴里の家へ帰ってくるところから始まり、その中の一人の少女の経験を通して未来世界の政治や社会、恋愛、仕事などが紹介される。科学の新技術として駕雲船(地上240メートルを矢よりも速く飛行する)や、走空小舟(アエロネーフ 一人乗りの空中小艇)、観聞器(遠くの風景と音声を線で送り玻璃鏡に映して見る)などさまざまな機械が登場する。
                              15)未来の都
                              岡本半渓著 東京 金泉堂 明治23年1月 112p 18cm
                              【特11-5】
                              (利用はマイクロフィッシュ【YDM95462】)
                              予言されている時期 明治60年(1927年)
                              東京見物に出てきた老人二人が東京を散策しながら、こんなところが変わってしまったと話し合う。東京中家が建て込んでいることや、そのために谷中の墓地が軽井沢にうつって野辺送りは電車で行くことなどに驚く。
                                16)婦人の未来と男性復興
                                アンソニ−・ヱム・ルドヴイチ著 桐生政次訳 東京 聖山閣 昭和2年 136p 19cm 未来叢書第1編
                                【545-54】
                                予言されている時期 不明
                                LUDOVICI Anthony Marioの"The Future of Woman"(London : Kegan Paul & Co., 1936)の翻訳。
                                婦人の活躍がますます増えるに従い、女性首位の世の中になり、女性は結婚をやめ人工子宮で子供をつくるようになる結果、男性の必要性はほとんどなくなり女性千人に対して男性五人を越えた男性は処分されるようになる。その結果文明は停滞するのでそれを避けるためにどのように努力し男性を復興するかがテーマらしい。
                                  17)文明の大破壊 社会主義新小説
                                  磯野徳三郎著 東京 博文館 明治37年6月 440p 23cm
                                  【545-54】
                                  予言されている時期 1990年
                                  ミネソタ州選出の政治家イグネシアス・ダンリー(ドネリー)によって1890年に書かれた『シーザー記念塔』の翻訳。100年後、資本家と労働者の抗争と共倒れにより文明世界そのものが滅亡してしまうという筋。
                                    18)三百年後の東京
                                    月露行客著 東京 大学館 明治36年7月 203p 20cm
                                    【96-272】
                                    (利用はマイクロフィッシュ【YDM93899】)
                                    予言されている時期 23世紀はじめ
                                    17と同じく『シーザー記念塔』を原作とするが、冒頭に、明治三十五年に冷凍睡眠器に入り三百年後に蘇生したという原作にはないくだりが付け加えられている。また原作の舞台はニューヨークで登場人物も西洋人だが、この『三百年後の東京』は舞台を日本にかえ登場人物も日本人である。あらすじは冷凍睡眠によって明治三十五年から23世紀に蘇生した男が、はじめは進んだ文明に感心するが、資本家が世の中を牛耳り労働者が差別されている現状を見て労働者運動に加わるというもの。
                                      19)世界未来記
                                      蒲生俊著 東京 尚成堂 明治18年2月 104p 19cm
                                      【特70-240】
                                      (利用はマイクロフィッシュ【YDM51086】)
                                      予言されている時期 不明
                                      過去の現象から未来のことを考察することをめざし、人種、言語、宗教、政治、軍事などについて言及している。
                                        20)四百年後
                                        古荘国雄著 東京 光林堂書店 大正15年 254p 19cm
                                        【551-158】
                                        予言されている時期 2325年
                                        世界の指導者である政治家が次々と暗殺され、その謎を解くべく放送局の局員が活躍する物語。金星や火星には宇宙人が文明を築いており地球とも交流している。
                                          21)三十年後
                                          星一著 東京 新報知社 大正7年 239p 16cm
                                          【31-626】
                                          予言されている時期 大正37年(1948年)
                                          大正七年に無人島に渡って暮らしていた元政治家の老人が30年ぶりに東京へ帰ってきて変化し日本に驚くというストーリー。外出は飛行機や自動歩行機(靴や下駄に仕掛けがあるもの)を使うので自動車はほとんどなく、不老回春薬によって皆若くなり寿命は百四、五十歳までのびている。測頭機というものではかると脳などのどこに悪い点があるのかがすぐにわかり、投薬でほとんどの病気を治すことができ、「バカにつける薬」も発明されている。 作者星一は星製薬の社長で、作家星新一の父。
                                            22)未来科学の進化
                                            桜井学堂著 東京 日本書院出版部 昭和4年 392p 20cm
                                            【特202-446】
                                            予言されている時期 いろいろ
                                            国内外で書かれた未来小説、未来予測などを抜粋して紹介したもの。H.G.ウエルズやトルストイ、ベーコン、西村真琴などの作品が取り上げられている。また初めてロボットという語を作ったことで有名なチェコの作家チャペックの戯曲『R.U.R.-ロッサムのユニバーサルロボット』(1920)の抄訳も「人類に奉仕する十億人の機械奴隷」として含まれている。
                                              23)雪中梅
                                              末広重恭著 東京 博文堂 明治19年 135,183p(上・下合本)19cm
                                              【特13-505】
                                              (利用はマイクロフィッシュ【YDM94284】)
                                              予言されている時期 明治123年(1990年)
                                              本編は弁士を主人公にした政治小説だが、不完全な当時の状況と比べるために「發緒」に未来の改善された社会を描いている。明治123年にある石碑が発見され、そこに載せられている人のことを調べていると書籍館(図書館)で「雪中梅」という本を見つけた・・・という「發緒」から、その弁士を主人公にした小説が始まる。未来の様子は、桃谷が大坂の中央になり、鉄道馬車が走り、夜は瓦斯電氣燈で昼より明るい等と描写されている。
                                                24)怪飛行艇月世界旅行
                                                石松夢人著 東京 萬巻堂 大正4年 148p (少年痛快文庫5巻)
                                                【児15-S-2】
                                                予言されている時期 大正○年
                                                伯父の発明を引き継ぎ、12時間で月に到達する飛行艇を完成させた行雄が、知人の太郎と月へ旅立つ物語。月世界(リウナリアン)には水と空気があり、月人(リウネリアン)がいる。月人は「大負けに負けた所で、河馬と猿の合の子」のようであるらしい。月世界は太陽の光がささないため目は退化し、かわりに爪で八方を探る。
                                                  25)月世界探検
                                                  羽化仙史著 東京 大学館 明治39年1月 205p 19cm
                                                  【特13-285】
                                                  (利用はマイクロフィッシュ【YDM93585】)
                                                  予言されている時期 不明
                                                  美少女が月の世界を冒険するというストーリー。少女達はなんと羽衣のような薄い着物を着て地球から月へ飛んでいくのである。しかし男性は砲丸の中に入って行くしかないそうだ。
                                                    26)星世界旅行 千万無量 一名・世界蔵
                                                    貫名駿一著 東京 貫名駿一 明治15年6月 143p 18cm
                                                    【特49-872】
                                                    (利用はマイクロフィッシュ【YDM22339】)
                                                    予言されている時期 不明
                                                    宇宙の腕力・智力・文明の3つの世界を旅する物語。智力世界では、「化学的ノ作用亦タ能ク動植物ヲ発生ス」とあり、人造の白象を造る話が書かれている。この白象の製造は失敗に終わり、元素に分解し瓶に戻してしまうが、今後研究が進み、全智全能全聖全良の人間が造られれば、女性は子宮を閉鎖して子孫を殖やすのをやめるべきだという。また、人造人間社会に必要な「人造人間法」3条も作られている。この人造人間はロボットで有名なカレル・チャペックの「R・U・R−ロッサム万能ロボット会社」より40年も早い時期に書かれている。
                                                      27)鐡車王國
                                                      春浪快著集 第2−4巻 押川春浪編 東京 大倉書店 大正5−7年 3冊 18−19cm
                                                      【357-167】
                                                      予言されている時期 不明
                                                      明治43年作。日本は将来の戦争に備えなければならないと言う未来戦争小説。日本の「最高国事探偵」である主人公が各国の軍事情報を探って活躍する。未来の飛行船や戦車が登場する。それらは無限(イターナル)猛力と呼ばれる「強大無限なる元素力」によって稼働している。
                                                        28)夢幻現象政海之破裂
                                                        井口元一郎著 大阪 浜本伊三郎 明治21年11月 74p 20cm
                                                        【19-126】
                                                        (利用はマイクロフィッシュ【YDM94251】)
                                                        予言されている時期 不明
                                                        日本初の月世界旅行記と言われている。作者がベルヌの「月世界旅行」を読んで空想を巡らせていると蛟龍がやってきて月世界人民の解決してほしいと頼まれて月へ向かう。
                                                          29)二十一世紀物語
                                                          杉山平助著 東京 教材社 昭和15年 253p 19cm
                                                          【798-208】
                                                          予言されている時期 21世紀
                                                          浦島太郎の玉手箱を使って、百年、二百年後の世界を生きることを夢見る夢之助と靄子。動物園の海豹に龍宮城に連れて行ってもらうことに成功するが、お金のない二人は21世紀の世界に置き去りにされてしまう。21世紀のこの世界は、何をするにも許認可が必要で、乗り物に乗ることから、朝飯、接吻に至るまで申請しなければならないという。
                                                            30)次の精神文明
                                                            東京 日本書院出版部 昭和3年 三冊 19cm 村上計二郎編
                                                            【583-2】
                                                            予言されている時期 不明
                                                            各分野の専門家の説を集めたもの。いずれも当時の状況や技術から推測した現実的な予言が多い。 「次の科学世界」では、合成食品、人工生命、新兵器、交通など、「次の精神世界」では、言語、教育、芸術、道徳など、「次の社会文明」では、労働、交通、女性、経済、政治などの未来が取り上げられている。
                                                              31)科学小説 此世は如何にして終るか
                                                              カミイユ・フラマリオン著 高瀬毅訳 東京 改造社 大正12年 355,2p 18cm
                                                              【517-194】
                                                              予言されている時期 25世紀、1千万年後
                                                              フランスの科学者Flammarion, Camilleの"La fin du monde"(Paris, E. Flammarion, 1894)の翻訳。第1編は「25世紀の推理」で彗星の衝突によって人類滅亡の危機が訪れる。第2編の「1千萬年後の世界」では、社会は変化し戦争はなくなり民族、思想、言語、度量衡が統一されている、電気動力機械が普及し、食物は科学的合成によって生産されている、人体も変化し頭は大きく体は小さくなる等々多くの予言がされている。
                                                                32)二十一世紀の秘密 ニユートピアの巻
                                                                三石巌著 山本泉絵 広島 広島図書 昭和25年 190p 19cm
                                                                【K-404.9-M555n】
                                                                予言されている時期 2049年
                                                                1949年に『子供の科学』に連載された。舞台は100年後の東京。主人公ナミ--とその仲間が怪しい男を追って繰り広げる科学小説。小型自動車で登校し、教室は自動ドアで室内は空気調節機により湿度まで設定できる。家に設置されたドロボウよけやプラットホームのベルトウェイなどは原理が図解されている。
                                                                  33)「21世紀人」
                                                                  『少年クラブ』 講談社 昭和29(1954)年2月号
                                                                  【Z32-387】
                                                                  予言されている時期 21世紀
                                                                    34)2001年の日本
                                                                    加藤秀俊,真鍋博,朝日新聞社編 東京 朝日新聞社 1969 193p 21cm
                                                                    【GB581-1】
                                                                    予言されている時期 2001年
                                                                    イラストは先日亡くなった画家真鍋博氏による。20世紀が3分の2過ぎた1966年、残り3分の1の期間に予想されることを描いた絵本。予想は国土と生活の2部にわかれ、各分野についての専門家が予測している。 図書館の2001年のページでは、資料のマイクロ化、図書館網の形成が予測されている。
                                                                      これからの未来
                                                                      35)メカニックファンタジー 小松崎茂の世界
                                                                      小松崎茂著 東京 集英社 1982・10 71p 28cm
                                                                      【KC482-154】
                                                                      予言されている時期 不明
                                                                      プラモデルの箱絵でも知られるイラストレーター、小松崎茂氏の画集。未来の都市はソーラーシステムが発達し、クルマはリニア、飛行機は蒸気水晶イオンで飛行し、無公害化されるという。
                                                                        36)21世紀アッと驚く大予言 2030年までに暮らしはこう変わる
                                                                        金子隆一,望獲つきよ著 東京 二見書房 2000・4 266p 15cm (二見wai wai文庫)
                                                                        【M19-G172】
                                                                        予言されている時期 2001年〜2030年
                                                                        21世紀を個人レベルの視点でとらえた本。「それによって具体的にわれわれの日常生活や考え方にどんな変化が起こるか」ということに主眼をおいている。予測される未来は、現在あるものの延長であるため、ある程度予測は的中させられるという。パンダがペットになるかも、という予測もその一つ。中国科学院がパンダの胚細胞の培養に成功したため、近い将来クローン・パンダが誕生することはほぼ間違いないらしい。
                                                                          37)21エモン 第1巻
                                                                          藤子不二雄著 東京 小学館 1977・8 189p 18cm (てんとう虫コミックス)
                                                                          【M19-G172】
                                                                          予言されている時期 2053年
                                                                          450年つづくホテル、つづれ屋の21代目、21エモンが主人公。ホテルのボーイはロボット。宇宙からもやってくる客に合わせて、食事や室内の気圧や重力を変えている。情報収集は電子頭脳センターからのデータを受信している。
                                                                            38)「2010年代の国民生活ニーズとこれに関連する科学技術」
                                                                            『NISTEP report』 62巻 科学技術庁科学技術政策研究所第4調査研究グループ
                                                                            科学技術庁科学技術政策研究所
                                                                            【Z14-1538】
                                                                            予言されている時期 2001年〜2024年
                                                                            科学技術庁がほぼ5年に1度実施している調査。未来の国民生活について8分野、321項目の質問を4000人の研究者や学識経験者にしている。各項目について、実現予測年と重要度指数が併記されている。予測年の算定方法は「デルファイル法」で、出された回答の平均値を実現予測年としている。これによると、2020年には、1000メートルの超々高層マンションが建設されるかもしれない。
                                                                              39)百年前の二十世紀 明治・大正の未来予測
                                                                              横田順彌著 東京 筑摩書房 1994・11 204p 19cm (ちくまプリマ−ブックス)
                                                                              【KH734-E257】
                                                                              予言されている時期 21世紀
                                                                              SF・冒険作家であり、明治時代にも詳しい横田順弥氏の著書。明治・大正時代の未来予測を紹介し、予測結果についても考察。最後に著者自身が予測する21世紀が記されている。それによると、頭のよくなる薬、美男・美女になる薬ができるかもしれないというが、横田氏自身が天才と認められるという予測もあり、裏付けがあるどうかは不明。
                                                                                40)「21世紀大予言100年後の世界 交通通信編」
                                                                                『This is読売』4月号 読売新聞社〔編〕 読売新聞社 1998.1-12
                                                                                【Z23-688】
                                                                                予言されている時期 21世紀
                                                                                This is 読売誌では1998年の1号から12号まで「21世紀大予言」という特集を組み、1号では報知新聞の「20世紀の預言」をとりあげ、2号では科学者やSF作家の未来予測を特集した。その後3号から12号までは毎号テーマを決めて読者から未来予測を募り掲載した。
                                                                                  41)「近未来技術最前線」
                                                                                  『週刊東洋経済』 東洋経済新報社〔編〕 東洋経済新報社 2000・11・11特大号
                                                                                  【Z3-38】
                                                                                  予言されている時期 2020年
                                                                                  未来の技術として注目されていることの一つにナノテクノロジー(ナノテク)がある。1ナノは100万分の1ミリ、1マイクロの100分の1。数ナノは原子や分子の大きさにあたる。ナノテクが実用化されると、副作用が出ず、効果が長く持続する抗ガン剤ができるという。通常細胞には入らず、ガン細胞の組織間だけに浸透する大きさのカプセルを組み立てることができるからだ。
                                                                                  • 国立国会図書館
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                                                                                  • 国立国会図書館サーチ
                                                                                  • 国立国会図書館デジタルコレクション
                                                                                  • ひなぎく
                                                                                  • レファレンス協同データベース
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