Records of U. S. Element of the Allied Council for Japan

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憲政資料室 作成

資料群名(日本語)
対日理事会米国代表文書
請求記号
YF-A9
資料形態
デジタル画像(国立国会図書館デジタルコレクション、インターネット公開)
数量
デジタル画像 342アイテム分(収集時のマイクロフィルムは25巻)
主言語
英語
主な内容
対日理事会の議事録(Agenda)、議事速記録(Verbatim Minutes)草稿及び各国代表訂正稿、議事概要(Summary of the Proceedings)、対日理事会米国の代表の関係文書、などを収録。
なお、当時、米国務省は、事務局を担当した国際機関の文書は同省が引き継ぐという方針をとっており、対日理事会事務局にもその旨が伝えられたのが当館のGHQ/SCAP文書で確認できる(マイクロフィッシュMISC581、FSP3735)。1951年10月現在で20ボックスを数えた主にソ連からの賠償に関する請願(Petition)文書や事務局と各委員国との間の往復文書などを含む対日理事会事務局文書も、米国国務省に移管されたはずである。議事速記録の各国代表訂正稿は、最終版作成のため事務局に戻されており(Selected Data on the Occupation of Japan. p. 135)、この部分は事務局文書の可能性もあるが、請願や事務局宛文書は含まれていない。
歴史
対日理事会(Allied Council for Japan)は、1945年12月24 日モスクワでの米英ソの三国外相会議の共同コミュニケによりワシントンの極東委員会とともに東京(丸の内明治生命ビル)に設置された最高司令官の諮問機関。日本の占領及び管理条件並びにそれに係る補足的な指令の実施に関して、最高司令官の諮問を受け、助言した。
議長である最高司令官(又はその代理)と米、ソ、中、英連邦の各委員により構成された。議長は、最高司令官の代理として、第1-2回会議はマーカット(William F. Marquat)、3-38回はアチソン(George Atcheson)、その後最終164回までシーボルト(William J. Sebald)が務めた。1946年4月5日の第1回会議から1952年4月23日の第164回まで2週間に1回開催された。議題は占領政策全般に及んだ。
原所蔵機関
米国国立公文書館(RG43)
受入
当館では、2002年度に米国国立公文書館(NARA)への複写請求により収集した。公開は2003年5月26日。
検索手段
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