古本屋群雄伝

筑摩書房/2008.12

当館請求記号:UE111-J24


目次


目次

  • はじめに
    9
  • 第一章
    下町の古本屋
    • 市場で見せた古本捌きの名人芸
      ……書店・島田道之助
      14
    • 日記に残された戦時下の古本屋
      杉山書店・杉山留治
      23
    • 薄利多売、客であふれた古本屋
      サトウ書店・佐藤芳次郎
      32
    • 地方への買出しに辣腕をふるう
      紅文堂・戸沢卓治
      37
    • 神田の市でも目立った下町の古本屋
      協立書店・戸沢郁二
      42
    • 目録販売の達人
      江東文庫・石尾光之祐
      47
    • 軍隊、労働運動、そして古本
      文化堂書店・川野寿一
      52
    • スーパーマンとして倒れた男
      さかえ堂・星藤男
      57
    • 駅前の看板娘
      鈴木書店・(鈴)の娘
      62
    • わが青春の下町
      千住地区思い出の古本屋たち
      67
  • 第二章
    忘れがたき同業者たち
    • テレビ局を定年後、文学書の通販
      くぬぎ文庫・渡辺九郎
      76
    • 親子二代で市場の名物男
      新松堂・杉野宏
      81
    • 大阪一の本好き、人好き、女好き
      蒐文洞・尾上政太郎
      86
    • 一葉書簡を目のまえで落札していった実力派
      友愛書房・萱沼肇
      91
    • 作家たちに好かれた伝説の男
      山王書房・関口良雄
      96
    • 小さなお店の大きな足跡
      三茶書房・岩森亀一
      101
    • 下町から古書業界を変えた恩人
      鶉屋書店・飯田淳次
      113
    • ツブシ本に価値を見つけた天才業者
      上野文庫・中川道弘
      126
  • 第三章
    作家たちの古本屋
    • 江戸川乱歩の古本屋時代
      三人書房・平井太郎
      136
    • 乱歩の弟は好事家に知られた通販業
      壺中庵・平井通
      143
    • 信仰と古本屋
      『不滅の道を歩む』・西村独境
      148
    • 脂粉と紙魚に囲まれた幻の俳人
      貸本屋=平和堂・富田木歩
      153
    • プロレタリア短歌に名を残す
      大地堂・渡辺順三
      166
    • 疾風怒濤の詩人ドン・ザッキー
      高松堂・都崎友雄
      171
    • 芥川賞候補作に描かれた古本屋生活
      島書房・島赤三—埴原一亟「翌檜」による
      188
    • 小山清をまどわせた女
      女古本屋・西川清子
      193
    • 川端康成、高見順……
      貸本屋・鎌倉文庫
      198
    • 二葉亭四迷とならぶ嵯峨の屋おむろ
      十邑堂書店・矢崎鎮四郎
      211
  • 第四章
    多芸多才な人々
    • 画期的だった古本の正札販売
      岩波書店・岩波茂雄
      216
    • 書誌学者にして書物蒐集家
      詩仙洞・石川巖
      221
    • 詩歌の分野で知られる
      玄誠堂・芥川徳郎
      230
    • 文人古本屋の生涯
      「愛書探訪」・伊藤敬次郎
      235
    • デパート古書展の功労者
      書物展望社・斎藤昌三
      244
    • 『グスコー・ブドリの伝記』の装画家
      愛本堂・横井弘三
      257
    • 東京郊外、中央線沿線の草分け
      竹岡書店・竹岡新吉
      262
    • 駅前の露店から住宅街の店へ
      キヌタ文庫・永島冨士雄
      267
    • 時代を画した「書物春秋」
      十字屋書店・酒井嘉七
      272
    • 売れ残った芥川の反古原稿の行方
      山水洞・角田忠蔵
      287
    • 注文ハガキに見る多彩な顧客
      岡本有文堂・岡本源一郎
      304
    • 愛書家たちの交流のカナメ
      雨亭文庫・坂本一敏
      309
    • 戦後派で詩書をあつかった最初の人
      中村書店・中村三千夫
      325
    • 小説「古本屋物語」の作家
      篠原書店・篠原進太郎
      330
    • 出版も手がけた古本屋
      麦書房・堀内達夫
      335
  • 第五章
    古本業界の先達たち
    • 蔵書印でいまも信頼される江戸の古本屋
      待賈堂・達摩屋五一
      342
    • 緑雨が描く古本屋の小僧さん
      浅吉・吉田音次郎
      355
    • 日本一の古本屋といわれた男
      一誠堂(初代)・酒井宇吉
      364
    • 市場を仕切った下町の顔
      白井書店・白井常次郎
      369
    • 東京大空襲で消えた下町の雄
      石川書店・石川光太郎
      378
    • 古本屋旋風を駆けぬける
      一草堂・宮田四郎
      396
    • 尾崎一雄が借金した古本屋
      大観堂・北原義太郎
      409
    • いまも語り継がれる尾崎紅葉日記の掘出し
      時代や書店・菰池佐一郎
      414
    • 古書業界の天皇といわれた男
      弘文荘・反町茂雄
      419
    • 戦後古書業界、最大の功労者
      明治堂書店・三橋猛雄
      424
    • 戦後復興の象徴といわれた店
      波木井書店・波木井吉正
      429
    • 誠実にして柔軟な発想で大成した人
      山田書店・山田朝一
      438
    • 反町弘文荘と並び称された人
      村口書房・村口四郎
      451
    • 松本清張が信頼を寄せた男
      一誠堂・小梛精以知
      464
    • 特価本をめぐる断想
      土屋信明堂・土屋右近
      473
  • あとがき
    487
  • 解説 この古本屋たちを見よ
    田村七痴庵
    489