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江戸期以前日本出版文化史年表(増補版) 2

※このページでは、安土桃山時代から江戸時代の元禄年間までを掲載します。
※※書名はデジタル画像、請求記号は書誌データにリンクしています。デジタル画像へのリンクは、随時追加していく予定です。

時代出版物出版者・出版業
  年代書名当館請求記号  
(安土桃山)        
キリシタン版刊行(~慶長年間) 宣教師による開版
天正19年
(1591)
サントスの御作業のうち抜書
(現存最古のキリシタン版)
   
古活字版刊行 (~17世紀半ば) 勅版
文禄2年
(1593)
「古文孝経」
(古活字版:文禄勅版:現存不明)
   
文禄4年
(1595)
「天台四教儀集解」
(刊記のある現存最古の古活字版)
WA7-18  
慶長元年
(1596)
       
慶長2年
(1597)
節用集(易林本)
 
  <原刻本> WA7-40
<原刻本>
 
  <平井版> WA7-21
<平井版>
 
       
慶長4年
(1599)
「標題句解孔子家語」
(古活字版:伏見版)
WA7-186  
慶長4年
(1599)
「日本書紀神代巻」
(古活字版:慶長勅版)
WA7-251  
慶長5年
(1600)
「法華經傳記」
(古活字版:要法寺版)
WA7-23  
[慶長前期] [源氏物語]
(古活字版:最初期の平仮名活字)
WA7-263  
慶長10年
(1605)
「サクラメンタ提要」
(キリシタン版 : 二色刷)
   
[慶長11年(1606)以前] 「史記」
(古活字版:伝嵯峨本)
WA7-259   
慶長11年
(1606)
「帝鑑圖説」
(古活字版 : 秀頼版)
WA7-9  
慶長12年
(1607)
「太平記」
(古活字版 : 片仮名交じり)
WA7-24  
慶長12年
(1607)
「文選」
(古活字版 : 直江版)
WA7-17  
慶長13年
(1608)
「伊勢物語」
(古活字版 : 嵯峨本)
WA7-238  
慶長13年
(1608)
「黄帝内經素問註證發微」
(古活字版 : 医書 : 梅寿刊)
WA7-190
<初版>
 
  「黄帝内經素問註證發微」 WA7-25
<再版>
 
       
慶長14年
(1609)
 「魁本大字諸儒箋解古文眞寶後集」
(古活字版 : 本屋新七版)
WA7-99
<刊記欠>
慶長14年(1609) 刊記の書店名の初出
[慶長年間] [謠抄]
(古活字版中稀な片仮名、平仮名併用印本)
WA7-208  
[慶長年間] [謡本]
(古活字版 : 嵯峨本)
WA7-256  
[慶長年間] 「平家物語」
(古活字版 : 下村時房刊)
WA7-255  
[慶長年間] 「拾芥抄」
(年代のたどれる最古の古版地図をおさめる : 古活字版)
WA7-46  
[慶長年間] 「論語[集解]」
(要法寺版 : 乱れ版と整版の2種あり)
WA7-220 
<整版>
 
元和元年
(1615)
元和元年
(1615)
「大坂物語」
(大坂冬の陣、夏の陣終了後、直ちに刊行された古活字版)
WA7-38 この頃、瓦版が出版される(「大坂卯年図」「大坂安部之合戦之図」など)
元和2年
(1616)
「羣書治要」
(駿河版 : 銅活字)
WA7-16  
元和3年
(1617)
「下学集」 せ-24  
元和3年
(1617)
「顕戒論」
(古活字版 : 宗存版)
WA7-223  
元和4年
(1618)
「授決集」
(古活字版 : 叡山版)
WA7-121  
元和6年
(1620)
「止観義例」
(古活字版 : 刊記に「江戸」と記された最初)
WA7-228  
元和7年
(1621)
「新雕皇朝類苑」
(古活字版 : 元和勅版)
WA7-15  
[元和9年頃]
(1623)
[謡本]
(通称「元和卯月本」)
WA8-17  
[慶長~元和年間] 「職原抄」
(慶長勅版を覆刻した整版 : 伏見宮家版)
WA7-20  
[慶長~元和年間] [徒然草] 
(古活字版 : 嵯峨本)
WA7-219
<素紙刷>
 
[慶長~元和年間] 「万葉集」
(古活字版 : 付訓本)
WA7-109  
寛永元年
(1624)
       
[寛永4年]
(1627)
「御上洛行列之図」
(通称「寛永行幸記」 : 絵活字 : 絵巻)
WA7-154  
寛永4年
(1627)
「帝鑑図説」
(明版・秀頼版を和訳した、平仮名交じり古活字版)
WA7-237  
      この頃、貸本屋を兼ねた行商本屋が現れる
寛永8年
(1631)
「塵劫記」
(色摺)
   
寛永9年
(1632)
「武州豊嶋郡江戸[庄]図」
(現存する江戸図の最古版とされる)
貴9-23  
寛永10年
(1633)
「犬子集」
(近世俳書出版の嚆矢)
849-26
<「犬子集」のうち「上古俳諧」>
 
寛永14年
(1637)
天海版「一切経」刊行始まる    
寛永15年
(1638)
「諸經要集」
(天海版一切経のうち)
WA7-83  
寛永20年
(1643)
「待賢門平氏合戦」
(古浄瑠璃 : 丹緑本)
京-328  
寛永21年
(1644)
宣明暦
(色摺)
WB1-19  
[元和~寛永頃] 「義経記」
(古活字版 : 丹緑本)
WA7-266  
[寛永年間] 「魚の歌合・けだ物の歌合」
(仮名草子 : 古活字版)
WA7-175  
[寛永年間] 「強盗鬼神」
(仮名草子 : 丹緑本)
寄別6-3-1-12  
[寛永年間] 「御馬印」
(色摺)
WA8-7  
[寛永年間] 「日本書紀抄」
(古活字版 : 本能寺前町版)
WA7-273  
[寛永年間] 「源平盛衰記」
巻13-48
WA7-272  
  「源平盛衰記」
巻9,10,13,14,23-28,31-48
WA7-274  
  (古活字版と整版の乱れ版)    
       
正保元年
(1644)
       
慶安元年
(1648)
       
慶安3年
(1650)
「太平記」
(古活字版)
WA8-6  
慶安5年
(1652)
「四分律刪補隨機羯磨疏濟縁記」
(刊記のある古活字版としては最終のもの)
WA8-13  
明暦元年
(1655)
       
明暦2年
(1656)
「いなご」
(絵俳書の最初)
   
      明暦3年(1657) 江戸の商人・職人による価格つり上げ、独占を禁止
明暦4年
(1658)
「うぢの姫切」
(金平浄瑠璃)
京-352  
明暦4年
(1658)
「京童」
(名所記の最初)
京-13  
万治元年
(1658)
       
万治2年
(1659)
「伊曽保物語」
(仮名草子)
WA8-3  
      京都における出版盛ん。
出雲寺和泉掾等「十哲」と言われる十軒の有力書肆あり
万治3年
(1660)
「源氏物語」
(京都 出雲寺和泉掾刊)
856-10  
万治4年
(1661)
「むさしあぶみ」
(仮名草子 : 明暦の大火を描く)
841-35  
寛文元年
(1661)
       
寛文7年
(1667)
「新撰御ひいなかた」
(各葉ごとに、 墨、 淡墨、 藍、草色、紅等で一色刷り)
寄別5-5-2-10  
寛文10年
(1670)
「書籍目録作者付大意」
(書林による最初期の出版目録)
本別14-23  
寛文11年
(1671)
「萬國総圖」 WA46-2  
寛文10~13年
(1670~1673)
「新板江戸外絵図」 貴9-27(1)~(5)  
  「新板江戸大絵図 麹町,日本橋,京橋,内桜田,芝筋迄」 貴9-27(1)  
  「新板江戸外絵図 深川,本庄,浅草」 貴9-27(2)  
  「新板江戸外絵図 浅草,下谷,上野,谷中,湯島,本郷,小石川,駒込,染井迄」 貴9-27(3)  
  「新板江戸外絵図 小日向,牛込,一谷,四谷,高田,大久保,内藤新宿迄」 貴9-27(4)  
  「新板江戸外絵図 赤坂,麻布,芝筋,渋谷,青山,三田」 貴9-27(5)  
  (寛文五枚図 : 実測をもとにして作成・刊行された「分間図」として後続の江戸図の典拠となる)    
       
寛文・延宝の頃、赤本出現し、享保年間に盛行す  
延宝元年
(1673)
       
延宝2年
(1674)
[御所雛形] WB1-7  
延宝5年
(1677)
「江戸雀」
(江戸の版元による最初の江戸地誌)
京-22  
延宝6年
(1678)
「奈良名所八重桜」
(江戸版 : 奈良の地誌)
WB1-15  
延宝7年
(1679)
「西鶴五百韻」
(俳書 : 大坂 深江屋太郎兵衛刊)
京乙-284  
延宝7年
(1679)
「難波雀」
(大坂の地誌)
本別13-27  
延宝8年
(1680)
「餘景作り庭の図」
(菱川[師宣]画)
WA32-16  
天和元年
(1681)
天和元年
(1681)
「新増書籍目録」
(値段の記載あり)
198-318  
天和2年
(1682)
「好色一代男」
(浮世草子のはじめ : 初版は大坂荒砥屋刊)
WA9-3
<大坂 秋田屋市兵衛 後印>
 
宝暦・明和頃まで浮世草子通行す  
貞享元年
(1684)
貞享元年
(1684)
「好色一代男」
(菱川師宣画 : 江戸 川崎七郎兵衛刊)
WA9-10 江戸、大坂における出版活発
貞享2年
(1685)
「山三情乃通路」
(絵本 : 菱川師宣画 : 江戸 鱗形屋刊)
WA32-3  
貞享4年
(1687)
「本朝図鑑綱目」
(石川流宣画)
YR2-N1  
元禄元年
(1688)
       
元禄3年
(1690)
「人倫訓蒙図彙」
(図解百科事典)
寄別13-58  
元禄3年
(1690)
「東海道分間絵図」
(遠近道印著 : 菱川師宣画)
寄別5-4-3-6イ  
元禄4年
(1691)
「画菊」
(わが国最初の菊の図譜)
WB1-16  
元禄5年
(1692)
「女重宝記」 京-247  
[元禄5年]
(1692)
「万買物調方記」
(三都の案内記)
本別13-19  
元禄8年
(1695)
「太平武鑑」
(須原屋刊)
157-51  
      この頃より、有力書肆須原屋は武鑑と地図の刊行によって栄えた
元禄10年
(1697)
「百合若大臣」
(絵入り狂言本)
WA9-1  
元禄14年
(1701)
「けいせい色三味線」
(八文字屋本のはじめ)
京-306  
      京都で八文字屋全盛

 

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