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江戸期以前日本出版文化史年表(増補版) 3

※このページでは、宝永年間から慶応年間までを掲載します。
※※書名はデジタル画像、請求記号は書誌データにリンクしています。デジタル画像へのリンクは、随時追加していく予定です。

時代出版物出版社・出版業
  年代書名当館請求記号  
宝永元年
(1704)
       
宝永5年
(1708)
傾城反魂香
(浄瑠璃:宝永5年初演)
238-161  
宝永6年
(1709)
大和本草
(貝原益軒著:日本人による最初の本格的本草書)
特1-2292  
正徳元年
(1711)
       
      正徳6年(1716) 京都で本屋仲間公認
享保元年
(1716)
      享保元年(1716) 暦の版行・発売を版木屋11人に限定

享保年間に漆絵、紅絵はじまる

   

享保年間に赤本盛行す

   
享保2年
(1717)
「分間江戸大絵図」
(須原屋刊)

る二-67(1)~(8)  <享保2~15年>

 

 

「分間江戸大絵図」<享保2年>

る二-67(1)  
  「分間江戸[大]絵図」<享保3年> る二-67(2)  
  「分間江戸大絵図」<享保6年> る二-67(3)  
  「分間江戸大絵図」<享保7年> る二-67(4)  
  「分間江戸大絵図」<享保9年> る二-67(5)  
  「分間江戸大絵図」<享保10年> る二-67(6)  
  「分間江戸大絵図」<享保14年> る二-67(7)  
  「分間江戸大絵図」<享保15年> る二-67(8)  
       
      享保6年(1721) 江戸で本屋仲間公認
享保8年
(1723)
百人女郎品定
(風俗絵本:西川祐信画)
寄別5-6-4-1 享保8年(1723) 大阪で本屋仲間公認
享保13年
(1728)
金之褌
(歌舞伎年代記)
は-72  
享保15年
(1730)
父の恩
(一部に彩色摺あり)
WA9-8  
享保17年
(1732)
増廣太平惠民和劑局方
(吉宗の命による出版)
W731-28  
[享保頃] ぶんぶく茶釜
(赤本)
寄別5-3-2-12

享保年間、京都で小川多左衛門、貝原益軒の著作多数刊行

[享保頃] 浮世畫帖
(墨摺絵:奥村政信画)
WA31-11  
[享保頃] 御伽草子
(「一寸法師」等23編を収める版本)
196-23  
元文元年
(1736)
       
元文5年
(1740)
元文五年吉原細見
(鱗形屋刊)
寄別5-5-3-1  
延享元年
(1744)
延享元年
(1744)
見当をつけて摺る方法を発明    

この頃の黒本・青本現存す

   

この頃、紅擦絵行われる

   
[延享2年]
(1745)
渡辺綱物語
(黒本)
207-1724  
延享3年
(1746)
明朝紫硯
(合羽摺:わが国最初の彩色画譜)
WB1-18  
[延享4年]
(1747)
盛景両面鏡
(青本)
207-1736  
寛延元年
(1748)
       
寛延2年
(1749)
英草紙
(読本のはじめ)
211-603  
寛延3年
(1750)
駿台雑話
(室鳩巣)
142-54  
宝暦元年
(1751)
     

宝暦期に江戸の出版、上方出版の勢力圏から離れ独自の道を歩み始める

宝暦7年
(1757)
早引節用集 813-Se216-1757  
宝暦8年
(1758)
南郭先生文集」四編
(漢詩文:須原屋新兵衛刊)
145-85  
宝暦12年
(1762)
海の幸
(彩色摺絵本)
197-121  
宝暦13年
(1763)
物類品隲
(平賀源内:須原屋市兵衛刊)
特1-4  
明和元年
(1764)
       
       
  鈴木春信中心に錦絵出る    
明和2年
(1765)
[見立佐野の渡り]
(絵暦:鈴木春信画)
WA33-10  
       
[明和2年]
(1765)
万民大福帳
(青本)
W114-19  
明和2年
(1765)
宋紫石画譜
(合羽摺:宋紫石画)
り‐4  
明和2年
(1765)
火浣布略説
(平賀源内:須原屋市兵衛刊)
特1-3434  

絵暦流行

   
      明和4年(1767) 名古屋の貸本屋大野屋惣八創業

洒落本この頃より流行す

   
明和7年
(1770)
遊子方言
(洒落本)
京乙‐116  
明和7年
(1770)
絵本舞台扇
(彩色刷役者絵本)
寄別5-6-4-9  
明和7年
(1770)
青樓美人合
(彩色刷絵本:鈴木春信画)
WA32-5  
安永元年
(1772)
       
安永2年
(1773)
当世風俗通
(洒落本)
京乙‐193  
安永3年
(1774)
解体新書
(最初の西洋解剖書:須原屋市兵衛刊)
わ490.9‐15

安永3年(1774) 蔦屋重三郎、版元として初めて吉原細見「一目千本花すまひ」刊行。
安永から天明にかけて活躍

安永4年
(1775)
金々先生栄花夢
(恋川春町画作:鱗形屋孫兵衛刊:黄表紙のはじめ)
207‐2

この頃須原屋一統著しく発展
須原屋市兵衛活躍(宝暦~文化)

安永5年
(1776)
青樓美人合姿鏡
(吉原風俗絵本)
WA32-4  
安永5年
(1776)
「雨月物語」
(大坂 野村長兵衛等刊)
201-92  
安永6年
(1777)
賞春芳
(拓版画)
WB1-17  
安永9年
(1780)
絵本水や空
(耳鳥斎画)
190-291  
天明元年
(1781)
     

明和~天明にかけて、江戸における上方の出店閉じること多し

天明3年
(1783)
三圍景
(司馬江漢画:日本で最初のエッチング)
WA33-9  
天明3年
(1783)
五葉の松
(吉原細見:蔦屋重三郎刊)
851-110  
天明4年
(1784)
手拭合
(山東京伝画)
199-211  
天明5年
(1785)
絵本物見岡
(墨摺絵:鳥居清長画)
京乙-255

天明寛政期に江戸の出版画期的発展をとげ、上方を上回る

天明6年
(1786)
三國通覽圖説
(林子平:須原屋市兵衛刊)
本別4-30  
天明6年~文政2年
(1786~1819)
「群書類従」刊行開始 127-1  
 

第1-31冊第32-50冊

(便宜上、枝番でリンクを表示する)

 
  第51-77冊第78-107冊  
  第108-147冊第148-190冊

 
  第191-238冊第239-264冊  
  第265-288冊第289-320冊 10  
  第321-354冊第355-384冊 1112  
  第385-423冊第424-452冊 1314  
  第453-498冊第499-528冊 1516  
  第529-551冊第552-593冊 1718  
  第594-637冊第638-665冊 1920  
       
天明7年
(1787)
紅毛雑話
(森島中良)
VF7-N223  
天明7年
(1787)
彩色美津朝
(鳥居清長画)
WA32-13  
天明8年
(1788)
画本虫えらみ
(狂歌絵本:喜多川歌麿画:蔦屋重三郎刊)
WA32-8 天明8年(1788) 京都諸仲間廃止
天明8年
(1788)
蘭学階梯
(大槻玄沢)
108-70  
寛政元年
(1789)
寛政元年
(1789)
狂月坊
(狂歌絵本:喜多川歌麿画:蔦屋重三郎刊)
WA32-17  
[寛政初年の頃] 潮干のつと
(狂歌絵本:喜多川歌麿画:蔦屋重三郎刊)
WA32-7  
寛政2年~文政5年
(1790~1822)
古事記伝
(本居宣長:鈴乃屋蔵板:版元 名古屋 永楽屋東四郎)
特1-893  
寛政3年
(1791)
海国兵談」(1791)(林子平) 寄別13-50 寛政3年(1791) 板木屋仲間再結成
寛政4年
(1792)
輿地全圖
(司馬江漢画:最初の銅版世界図)
亥二-53  
  地球全圖 寄別9-3-1-3
<「地球全圖」寛政6年頃(1794)補刻>
 
      寛政6年(1794) 名古屋で書林仲間できる
      寛政6年~7年(1794~1795) 蔦屋、写楽版画140数点出版す
寛政8年~文化9年
(1796~1812)
万葉集略解
(名古屋 永楽屋東四郎等刊)
837-3  
寛政9年
(1797)
東海道名所圖會
(地誌)
140-71 寛政9年(1797) 蔦屋重三郎没
      寛政9年(1797) 昌平坂学問所、幕府直轄となる
寛政10年
(1798)
辰巳婦言
(洒落本:式亭三馬)
京乙-141  
寛政11年
(1799)
狂歌東遊
(絵入狂歌本:葛飾北斎画:蔦屋店頭の挿絵あり)
か-19 寛政11年(1799) 官版(幕府出版物)の出版始まる : 幕末まで二百数十種に及ぶ
寛政11年
(1799)
儀禮圖
(官版)
848-164  
寛政12年~
(1800)
集古十種
(藩版:松平定信編)
234-3 寛政12年(1800) 京都諸仲間再興
     

各藩に藩版奨励

享和元年
(1801)
享和元年
(1801)
孝義録
(官版)
136-197  
享和2年
(1802)
道中膝栗毛」初編刊
(滑稽本:十返舎一九)
120-53  
享和2年
(1802)
的中地本問屋
(十返舎一九:草双紙出版の過程を描く)
207-541  
享和3年~文化2年
(1803~1805)
本草綱目啓蒙
(小野蘭山述:本草学の集大成)
特1-109  
享和3年
(1803)
軽口噺
(咄本:紅摺:まじない本)
244-373  
享和4年
(1804)
俳優相貌鏡
(役者絵本:歌川豊国画)
ろ-62  
享和4年
(1804)
作者胎内十月図
(山東京伝:草双紙の発想から出版までの過程を描く)
207-589  
文化元年
(1804)
     

文化年間に角丸屋甚助、万笈堂英平吉、活躍

文化3年
(1806)
雷太郎強悪物語
(式亭三馬作 歌川豊国画:合巻、流行のはじめ)
208-258  
文化4年
(1807)
椿説弓張月」前編刊
(読本)
特1-1947 文化4年(1807) 版元村田屋次郎兵衛、「膝栗毛」初~6編の上方での販売申請をする。江戸地本が上方売弘めの正式ルートにのった最初
文化5年
(1808)
醫範提綱圖
(日本最初の銅版解剖図)
WB38-6

この頃 貸本屋
江戸 12組 656人
大坂 約300人

文化5年
(1808)
韓非子翼毳
(木活字本)
本別5-4  
文化6年
(1809)
狂歌百人一首
(角丸屋甚助刊)
181-195  
文化7年
(1810)
訳鍵
(蘭和辞書)
216-131  
      文化8年(1811) 須原屋市兵衛没
      文化8年(1811) 天文方に蛮書和解御用掛を設け、馬場貞由、大槻玄沢ら「厚生新編」の翻訳編集開始。幕府の洋書翻訳のはじめ
[文化9年]
(1811)
近代著述目録
(英平吉刊:江戸期に刊行された最初の著者目録)
027.3-Tu832k-n  
文化10年
(1813)
双蝶記
(読本:序文に貸本屋の役割を示す記述あり)
辰-53  
文化11年~天保13年
(1814~1842)
南総里見八犬伝
(読本:版元山崎平八は貸本屋でもある)
本別3-2  
[文化13年頃]
(1816)
新訂萬國全圖
(高橋景保:銅版画)
寄別5-8-1-8  
文化13年
(1816)
淇園文集
(木活字本:伏見版の活字を使用)
145-100  
文化13年
(1816)
大徳重校聖濟總録
(木活字本:幕府医学館の刊行物)
W991-236  
文政元年
(1818)
       
文政4年
(1821)
浮世形六枚屏風
(合巻:柳亭種彦)
208-67  
文政9年
(1826)
重訂解体新書銅版全図
(中伊三郎刻)
寄別6-6-2-3  
文政12年
(1829)
泰西本草名疏
(伊藤圭介:近代植物学のさきがけ)
特7-410  
文政12年~天保13年
(1829~1842)
偐紫田舎源氏
(合巻:柳亭種彦)
839-105  
天保元年
(1830)
       
天保3年
(1832)
春色梅暦」刊行開始
(人情本:為永春水)
207-2829  
天保4年
(1833)
植学啓原
(わが国最初の体系的な西洋植物学書)
特1-408  
天保4年
(1833)
備荒草木図
(救荒書)
特1-81  
天保5年
(1834)
江戸名所図会」刊行開始
(地誌)
124-114  
天保8年
(1837)
舎密開宗」刊行開始
(宇田川榕庵:化学書翻訳のはじめ)
特1-855  
      天保12年(1841) 問屋仲間禁止
天保13年
(1842)
「和蘭文典」前編
(箕作阮甫:蘭書の翻刻)
箕作家文書147 天保13年(1842) 大藩に出版勧誘の達
天保15年
(1844)
隋書
(高松藩)
222.047-Z35G  
弘化元年
(1844)
       
弘化3年
(1846)
羣書治要
(元和2年(1616)駿河版の銅活字(一部木活字混じる)を用いて再印)
WB1-14  
弘化4年
(1847)
丹鶴叢書」刊行開始
(藩版)
117-2  
嘉永元年
(1848)
       
嘉永3年
(1850)
オランダ政府、将軍家慶に「スタンホープ型」手引印刷機、欧文活字その他活版印刷に必要な道具一切を贈る    
嘉永4年
(1851)
本木昌造、創意により鉛活字を作り「蘭和通弁」を印刷   嘉永4年(1851) 問屋仲間再興の布告
安政元年
(1854)
       
安政2年
(1855)
水族写真鯛部
(木版彩色本)
特7-151  
安政3年
(1856)
「シンタツキス」
(Syntaxis, of woordvoeging der Nederduitsche taal.)
(蘭書翻刻本:長崎奉行所刊:わが国における近代的活版印刷術による最初の出版物)
蘭-633 安政3年(1856) 長崎奉行荒尾石見守、活字板摺立方を設ける
安政4年
(1857)
魯敏遜漂行紀略
(ロビンソン漂流記)
199-258  
安政4年
(1857)
英語箋前編
(メドハーストの英和辞書の翻刻版)
W142-55  
万延元年
(1860)
万延元年
(1860)
大鳥圭介、江戸の縄武館において金属活字を鋳造し自訳「築城典刑」を刊行    
万延元年
(1860)
Familiar method for those who begin to learn the English language
(蕃書調所刊:初級英文法書)
428.24-P634f  
万延2年
(1861)
ろしやのいろは(ルスカヤ・アズブカ)
(ロシア語教科書)
本別13-3  
文久元年
(1861)
文久元年
(1861)
童絵解万国噺
(合巻:外国事情の紹介)
207-1695  
文久元年
(1861)
亜墨利加洲内華盛頓府之景銅板之写生
(藍摺)
寄別7-4-2-3  
文久2年
(1862)
官板バタヒヤ新聞」発刊
(新聞のはじめ)
WB43-82  
文久2年
(1862)
「仏郎西単語編(Furansu tango hen)」
(洋書調所刊)
443-Y65h  
文久2年
(1862)
花裘狐草紙」刊行開始
(合巻:仕掛本)
W114-13  
文久2年
(1862)
横浜文庫」刊行開始 201-54  
文久3年
(1863)
英語箋後編
(メドハーストの和英辞書の翻刻版)
W142-56  
元治元年
(1864)
元治元年
(1864)
築城典刑
(陸軍所刊)
W442-2  
慶応元年
(1865)
       
慶応3年
(1867)
西洋雑誌」創刊
(最初期の雑誌)
WB42-32  
慶応3年
(1867)
峨羅斯及亜西亜ノ図
(陸軍所刊)
202-146  

 

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