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パレスチナの出版社Dar al-Fata al-Arabi(アラブの若者社)の児童書

出版社の成立・解散と関わった人

1948年の第一次中東戦争以降、約75万人のパレスチナ人が西岸地域やガザを追われ、レバノン、ヨルダン、シリヤ、イラク、エジプトなどのアラブ諸国に住むようになりました。
パレスチナを離れた子どもたちが、外国や占領された地域で異なった教育システムの下で、パレスチナ人としての教育が受けられないことが問題となり、現在のパレスチナ暫定自治政府の前身であるPLO(パレスチナ解放機構)が、青少年のために、パレスチナの政治家、教育者、作家、研究者などによびかけて1970年代に立ち上げた児童・青少年出版社です。最初はベイルートにあり、のちにカイロに移りました。

Dar al-Fata al-Arabiの本に携わった挿絵画家は、のちにアンデルセン賞(挿絵画家部門)にノミネートされたエジプトのHilmi Touniをはじめとして、Al labad Hijazi, Adli Rizkallah, Bahjat, Mahmoud Fahm, Laila al-Shawwaなどがいます。また、作家としてはアラブ以外の世界にもっとも多く翻訳されている作家Zakaria Tamer、著名な詩人Tawfiq Ziad、のちに自分でも児童書の出版社を起こすTaghreed Najjarなどがいます。

Dar al-Fata al-Arabi社の本は、児童書がほとんどなかったアラブ世界で非常な人気を博しましたが、社自体はPLO内部の問題で解散しました。しかし、そこで活躍した作家、挿絵画家がのちのアラブの児童書の発展に大きく寄与しました。

検索方法

児童書総合目録で、「出版者」の項目にDar al-Fata al-Arabiを入れると検索できます。
約100件あります。

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