M&Aとは、merger and acquisitionの略であり、企業の合併・買収のことを指します。ここでは、M&Aに関する主な資料を紹介します。
目次
1. 事典・概説書・ハンドブック
2. 国内の統計・データ
3. 海外の統計
1.事典・概説書・ハンドブック
●『M&A・事業再生用語事典』
(日経BP社 2006 【DH111-H196】)
M&Aと事業再生に関する用語集です。「第1章 M&A」、「第2章 買収防衛」、「第3章 ファイナンシャルステートメント」、「第4章 バリュエーション」、「第5章 事業再生」、「第6章 取引規制」、「第7章 資金調達」で構成されています。主要な用語の定義、解説が掲載されています。
●『なるほど図解M&Aのしくみ』
(中央経済社 2009 【DH111-J111】)
M&Aの全容を解説した入門書です。M&Aの目的と内容、現状のほか、手法と法制度、M&Aの形態、事業再生、敵対的買収、M&Aの手順と成果、企業評価、会計・税務について図表を用いて簡潔にまとめられています。
●『M&Aハンドブック : 中堅・中小企業のために』
(東京商工会議所中小企業相談センター 2007 【DH111-H286】)
主に中小企業のM&Aに必要な情報をまとめたハンドブックです。M&Aの意味、現状、形態といった基本情報のほか、中小企業によるM&Aのメリット・デメリット、企業価値の計算、行う際の留意点などについて簡潔にまとめています。
●『M&A実務ハンドブック : 会計・税務・企業評価と買収契約の進め方』
(中央経済社 2010 【DH111-J152】)
M&Aの手法に関するハンドブックです。M&Aの意義、目的、進め方、企業価値評価、法務、会計、税務、スキーム決定、経営戦略について詳しく解説しています。
●『わが国M&Aの課題と展望』
(商事法務 2006 【DH111-H219】)
日本のM&Aについて解説した資料です。日本のM&Aの基本的な課題、活動の動向と特徴についてまとめるほか、世界のM&A市場の動向にも言及しています。また、M&Aに関連した、コーポレートガバナンス、取引と制度、歴史、企業価値、地域活性化、雇用問題などについても取り上げ、解説しています。
●『アジアM&Aガイドブック』
(中央経済社 2010 【DE151-J227】)
中国、香港、台湾、韓国、タイ、マレーシア、シンガポール、ベトナム、インド、インドネシア、オーストラリアそれぞれの国・地域における、M&Aマーケットの状況、投資規制環境、税制、その他注意事項を解説した資料です。
海外進出を目的としたクロスボーダーM&A案件における会計と税務を解説しています。
2.国内の統計・データ
●『日本企業のM&Aデータブック : 1985-2007. 1』
(レコフ 2008 【DH111-J70】)
日本企業が当事者となるM&Aのデータを収録した資料の、「統計編」、「テーマ別M&Aデータ編」にあたります。マーケット別、形態別、全国6ブロック別のM&A件数の推移、買付金額の推移、TOB・MBOそれぞれの件数と金額の推移などの統計が掲載されています。また、上場企業同士の合併、TOB、MBO、株式交換、破たん関連、解消案件といったテーマ別に当事者、日付、金額などのデータを収録しています。
*TOB=Take Over Bid(公開買付け)不特定かつ多数のものに対して広告をすることによって売主を募集して、特定の会社の大量の株式等を特定の価格で買い付けること。(『M&A・事業再生用語事典』(既出)より)
*MBO=Management Buy-Out経営陣が自ら経営する企業を買収すること。(『M&A・事業再生用語事典』(既出)より)
●『日本企業のM&Aデータブック : 1985-2007. 2』
(レコフ 2008 【DH111-J71】)
●『日本企業のM&Aデータブック : 1985-2007. 3』
(レコフ 2008 【DH111-J72】)
日本企業が当事者となるM&Aのデータを収録した資料の、「M&Aデータ編」にあたります。2は1985年から2003年、3は2004年から2007年のM&Aデータを収録しており、当事者企業とその国籍・所在地・業種、合併や買収などM&Aの形態、金額などが記載されています。
●『中小企業のM&Aの実態に関する調査研究』
(中小企業総合研究機構研究部 2008 【DH111-J45】)
M&Aを買い手の側から実施した経験を持つ中小企業を対象に、実施前後の経営状況、実施の際生じた課題とその対応、M&A実施の効果等を調査した資料です。アンケート調査、ヒアリング調査の結果から、中小企業のM&A実態・特徴、金融機関の役割、効果的支援のありかたをまとめています。また、資料編に個別の企業事例を収録しています。
●『MARR : Mergers & acquisitions research report』
(レコフデータ 月刊 【Z71-J415】)
M&Aの専門誌で、M&Aに関するトピックや特集を取り上げています。毎号「統計とデータ」を収録しており、件数・金額の推移、金額ランキングなどの統計を掲載しています。また、M&Aデータとして、1か月間のM&Aについて当事者企業名とその国籍・所在地・業種、合併や買収などM&Aの形態、日付、金額などを記載しています。M&A情報データサイトMARR Online内のM&A専門誌マール
で目次や記事概要を見ることができます。
●『マールM&Aデータ』
(CD-ROM)(レコフデータ, [2006]- 所蔵 2006年4月-【YH247-596】)
上記の『MARR : Mergers & acquisitions research report』のCD-ROM版です。
●『M&A review : Mergers & Acquisitions review』
(ポリグロットインターナショナル 隔月刊 【Z4-919】)
M&Aの専門誌です。実務的な知識、事例、ノウハウに関する記事を掲載しています。毎号「M&A取引レビュー」を収録しており、2か月分のM&A取引データが掲載されています。国内企業同士の取引、日本企業による海外での取引、外国企業による日本での取引に分け、業種別にM&Aの発表日、当事者企業、取引の内容が記載されています。MIDCグループHP内のM&A review
から最新号目次と既刊号インデックス
を見ることができます。
●MARR Online
既出の『MARR : Mergers & acquisitions research report』の出版社によるM&A情報データサイトです。M&A情報
()に、主な公表M&A案件、グラフでみるM&A動向が掲載されているほか、M&A関連ニュース、M&Aトピックスの概要を見ることができます。
3.海外の統計
●『ジェトロ貿易投資白書』
(ジェトロ 年刊 【Z41-461】)
世界のクロスボーダーM&Aが、被買収国・地域別、買収国・地域別、業種別に掲載されており、クロスボーダーM&Aの完了件数および完了額累計が掲載されています。ジェトロHP内の統計ナビ
からもデータを参照することができます。クロスボーダーM&A とは、買収企業の最終的な親会社の国籍と被買収企業の国籍が異なるM&A取引と定義されています。冊子での刊行は2009年版を持って終了しており、2010年版はジェトロHP内でジェトロ世界貿易投資報告
として全文閲覧できます。
●“World investment report”
(United Nations 年刊 【Z61-H406】)
2009年版までは、過去数年分の国連貿易開発会議(UNCTAD)のクロスボーダーM&A統計が掲載されています。データの出所はトムソン・ロイター社です。「Annex Table B.4 Value of cross-border M&As, by region/economy of seller/purchaser」および「Annex Table B.5. Number of cross-border M&As, by region/economy of seller /purchaser」に、資本受入国のネットベースでの売却額および完了件数、資本の母国のネットベースでの買収額及び完了件数が掲載されています。UNCTADのHP内のSearch by country/economy
で国・地域ごとのCountry Fact Sheetsを見ることができます。Country Fact Sheetsには、「Cross-border merger and acquisition overview」が掲載されており、直近の年の売却額と買収額を知ることができます。
●Thomson Reuters
プレスリリースの「MERGERS & ACQUISITIONS REVIEW」に世界のM&Aの件数、金額(グロスベース)が掲載されています。四半期ごとに公表されており、第4四半期(4Q)のReviewでは暦年のデータが記載されています。発表件数および発表額累計のデータは、上記Review中の「Scorecard:Worldwide Announced M&A」に、完了件数および完了額累計のデータは、「Scorecard:Worldwide Completed M&A」に掲載されています。







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