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しかけ絵本(外国)

外国のしかけ絵本の歴史について簡単に説明し、国際子ども図書館で所蔵している作品の探し方や、参考になるツールを紹介します。(【 】内は当館請求記号)


<しかけ絵本略史>

本のしかけの最古のものは、スペイン・マヨルカ島の作家Ramon Llull(1235-1316)による円盤しかけであり、以後しかけは18世紀にかけて、自然科学、天文学、数学、医学などの学術書において採用されていました。ようやく18世紀後半になって、イギリスのRobert Sayer社のめくりしかけ絵本や、同国のDean社の本格的なしかけ絵本が出版されるようになりました。19世紀後半にはドイツのLothar MeggendorferやErnest Nister、20世紀にはチェコのVoitech Kubastaが、著名なしかけ絵本製作者として活躍しました。とびだす絵本は1970年代後半、アメリカやヨーロッパで大流行しました。

 

<外国のしかけ絵本の検索方法>

NDL-OPACic_link.pngで「洋図書」にチェックし、所蔵館を「子ども」とし、件名に「Toy and movable books」と入力して検索します。2008年12月2日現在では669件がヒットします(東京本館は4件のみ所蔵しています)。国別、言語別が必要であれば、国名コードまたは本文の言語コードで絞り込んでください。

 

<参考文献>

(1)『オックスフォード世界児童文学百科』 1999【KE112-G10】ic_ref.png(国際子ども図書館児童書研究資料室開架資料)
※「しかけ絵本」や「とびだす絵本」といった項目があります。

(2)“Pop-up and movable books : a bibliography ”1993【YZ1-A12】ic_ref.png(児童書研究資料室開架資料)
※1850年代から1991年までの英語で書かれたしかけ絵本1600タイトルについて、しかけの詳細な内容を含む書誌を書名アルファベット順に収録しています。

(3)“Lothar Meggendorfers Spielwelt” 1983 【YZ-B600】ic_ref.png(児童書研究資料室開架資料)
※ 19世紀ドイツのしかけ絵本作家Lothar Meggendorferの作品について解説しています。

(4)“Spielbilderbucher : aus der Spielzeugsammlung des SMCA”c2002 【YZ-B615】ic_ref.png(児童書研究資料室開架資料)
※展示会目録です。しかけ絵本の歴史とドイツのしかけ絵本(翻訳含む)を収載しています。ページ毎の写真があります。

(5)『チェコへの扉:子どもの本の世界』2008 【KP266-J1】ic_ref.png(児童書研究資料室開架資料)
※p.56-57で、Voitech Kubastaのしかけ絵本を紹介しています。

(6) 『Moe』31巻1号(通号351号)(2009年1月)【Z11-1259】ic_ref.png(児童書研究資料室開架資料)
※p.4-21で、外国のしかけ絵本の歴史を、豊富な写真とともに、たどっています。

 

<参考URL(ウェブサイトの最終確認日は全て2008年11月30日です。)>

(1) Pop-up and movable booksic_link.png
北テキサス大学図書館のウィーバー・コレクション(Weaver Collection)の中には400以上のしかけ絵本が含まれており、Robert Sabuda, Lothar Meggendorfer, Ernest Nister, Keith Moseley, Jan Pienkowski, Voitech Kubasta , David A. Carterといった作家の作品があります。それらをもとに、19世紀から現代までのしかけ絵本の歴史をたどっています。

(2) 飛び出す絵本しかけ絵本の歴史さんぽic_link.png
ポップアップアリスという、しかけ絵本製作・販売サイトの中のページです。しかけ絵本の歴史を、代表的な作家や出版者を挙げながら、きめ細かく説明しています。

 

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