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しかけ絵本(日本)

翻訳作品を含む日本語のしかけ絵本について簡単に説明し、検索方法や参考になる文献等を紹介します。(【 】内は当館請求記号)

<種類>
「しかけ絵本」とは絵本に何か細工が施されたものですが、様々な種類があります。飛び出す(ポップアップ)、開く、つまみを引く、穴あき等のほか、ホログラムを使用したもの、音が出るもの、香りのするものなど多種多様です。
ポップアップ絵本に代表される凝ったしかけの工芸品に近いものもありますが、子どもの知識や知能を高めることを目的とした知育絵本にしかけは多く見られ、知識絵本や科学絵本のジャンルにおいても、しかけは効果的な面があるようです。

<日本のしかけ絵本の歴史(翻訳を含む)>
江戸時代にも「おもちゃ絵」と呼ばれる「しかけ絵本」が存在しましたが、児童向けのものは大正期以降に発展しました。明治20年9月に発行された『八ツ山羊』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク【特44-682】 には2ヵ所「しかけ」が施されており、国立国会図書館デジタルコレクションで画像を見ることができます。
大正期には『幼年画報』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク【Z32-B291】や『幼女の友』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク【Z32-B304】などの絵雑誌に、折込を広げるタイプのしかけが多く施されています。昭和期に入ると、「カワルエホンシリーズ」(宏文堂)のようなシリーズ本が多く出版されました。1976年には、エリック・カールの『はらぺこあおむし』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(偕成社)【Y17-4826】、近年では、2004年にロバート・サブダの『不思議の国のアリス』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(大日本絵画)【Y18-N04-H526】が翻訳出版され人気を博しました。

<検索方法>
形態や請求記号では検索できません。NDL-OPACのタイトル欄に「しかけ」「ポップアップ」「とびだす」「うごく」と「えほん」「ほん」等のキーワードを入れて検索します。2009年12月14日現在「しかけえほん」で1,586件ヒットします。
しかけ絵本を多く製作している作家で検索する方法もあります。
代表的なしかけ絵本作家には、エリック・カール(Carle,Eric)、ブルーノ・ムナーリ(Munari,Bruno)、ロバート・サブダ(Sabuda,Robert)、駒形克己などがいます。
また、大日本絵画(前身は大日本絵画巧芸美術)は、しかけ絵本を多く出版している出版社ですので、出版者欄に入力して検索する方法もあります。

<参考文献・URL>

<展示会>[last access:2009.12.14]
「『さわって楽しむしかけ絵本』~飛び出す昔話を中心に~」外部サイトへのリンク埼玉県立浦和図書館
2009年4月25日~5月17日 展示資料リストあり
(https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/news/exhibit/shikake.html)

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