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関西でしらべる:都市図(日本:明治~昭和前期)

関西でしらべるでは、おもに関西地域における、資料の利用方法や所蔵機関、調べ方を提供しています。

都市図とは、都市全体や都市内部を描写した地図のことで、比較的大縮尺の地図が多く、番地の記載があるものもあります。
ここでは、明治から昭和前期に作成された都市図(地形図を除く)の複製資料を中心に紹介します。
国土地理院およびその前身機関が作成した都市図(大縮尺の地形図)は「調べ方案内:関西でしらべる:地形図」をご覧ください。

【 】内は当館請求記号です。請求記号が記載されていないものは、巻によって請求記号が異なります。NDL-OPACでお調べください。

目次

1.関西館の所蔵状況
1-1.日本全国の複製地図
1-2.関西圏の複製地図
1-3.東京の複製地図
2.インターネット情報
3.おもに関西圏の他機関所蔵状況

 

1.関西館の所蔵状況

関西館では1枚ものの地図は所蔵していないため、都市図そのものはありません。
都市図の複製地図集では、おもに以下を所蔵しています。

1-1.日本全国の複製地図

  • 『明治・大正日本都市地図集成』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(柏書房 1986 【YP6-76】)
    明治または大正時代の、全国73の主要都市の都市図を復刻したものです。主として近代測量の手法によって作成されたものを収録し、縮尺はほとんどが5千分1〜1万5千分1となっています。

  • 『昭和前期日本都市地図集成』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(柏書房 1987 【YP6-79】)
    上記の資料と同様に、昭和初期の全国82の主要都市の都市地図を復刻したものです。縮尺はおもに1万分1前後となっています。

1-2.関西圏の複製地図

  • 『日本近代都市変遷地図集成. 〔第1期〕』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(柏書房 1987 【YP6-88】)
    明治から昭和初期の大阪・京都・神戸・奈良の都市図を復刻したものです。5千分1と1万分1の2系の大縮尺図からなり、都市の変遷を20年以下の間隔で追うことができます。

  • 『昭和前期日本商工地図集成. 第2期』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(柏書房 1987 【YP6-82】)
    関西の主要約200市町村の、昭和初期時点での商工地図の複製が収録されています。住宅地図のように個々の居住者の記載はありませんが、一部には商店や会社名が記載されているものもあります。商工地図の詳細については「調べ方案内:大日本職業別明細図(商工地図)」をご覧ください。

  • 『慶長昭和京都地図集成』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(柏書房 1994 【YP8-17】)
    慶長年間から昭和15(1940)年までの、京都の代表的都市図を復刻・集成したものです。明治・大正・昭和それぞれの地図も収録されており、縮尺は1万分1前後となっています。

1-3.東京の複製地図

  • 『明治時代東京区分図』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(東京堂出版 1976 【G67-16】)
    明治時代の東京の複製地図が見開きページに収まるように収録されています(モノクロ)。巻末には地図参照のための地名索引が付いています。
    一例として、東京郵便電信局地図(明治28(1895)年〜30(1897)年調査。郵便集配業務のため作成された東京市15区の地図で、原図の縮尺は5千分1)が収録されています。

  • 『明治の東京 : 江戸から東京へ 古地図で見る黎明期の東京』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(人文社 1996 【G67-G8】)
    東京市15区の範囲を中心に、明治初期から末期までの各種の地図を一冊の本に収録しています(カラー)。おもに以下の地図が収録されています。
    • 東京大絵図...明治4(1871)年改正。江戸絵図の形式で描かれた地図で、維新直後の東京の様子がうかがえます。
    • 東京区分絵図...明治8(1875)年発行。東京が6大区に区分されていたときの地図で、明治4年につけられた武家地の町名が多数収録されています。
    • 東京鳥瞰図...明治40(1907)年発行。皇居を中心に東京市を斜め上から鳥瞰した図です。

  •  『明治東京区分地図』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(人文社 1968 【YP6-3】)
    明治時代の様々な地図が折込図として53枚収録されています。収録されている地図の名称は、リンク先の「内容細目」をご覧ください。

  • 『大東京三十五区区分詳図集成 : 昭和16年』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(昭和礼文社 1994 【YP6-133】)
    東京市35区の地図が1区に1枚の折込図として収録されています。縮尺は区によって異なりますが、おもに5千分1〜1万分1となっています。軍事機密として地図の発行が厳しく制限された戦時色の濃い時代にあって、昭和16(1941)年に発行された民間の区分地図です。

  • 『昭和東京散歩 : 戦前 : 古地図・現代図で歩く』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(人文社 2004 【G67-H12】)
    上記の大東京三十五区区分詳図および東京都各区史資料などに準拠して、あらたに描き起こされた地図が収録された冊子です。対応する同じ範囲の現代図が収録されているため、現代の様子と見比べることができます。

もし上記資料でお探しの情報が見当たらない場合は、おもに東京本館地図室の所蔵資料を中心に様々な地図資料の調べ方をご紹介している地図をさがすをご参照ください。
ただし、地図室の資料を関西館に取り寄せることはできません。

 

2.インターネット情報

  • 国立国会図書館デジタルコレクション
    国立国会図書館で収集・集積されているさまざまなデジタル化資料を検索・閲覧できるサービスです。
    【検索方法】トップページの「詳細条件で検索」をクリックしてください。詳細検索画面で、NDC分類の欄に地図を意味する「290.38」を入力して検索してください。ヒットする件数が多すぎる場合は、お探しの地域名等をタイトル欄に入れて検索してください。
    各図書館が、所蔵している地図をデジタル化して、インターネット上に公開している場合もあります。近畿圏の図書館では次のようなサイトがあります。

  • 近江デジタル歴史街道外部サイトへのリンク(滋賀県立図書館)(http://www.shiga-pref-library.jp/wo/da/search/)
    滋賀県立図書館が所蔵する絵図・古文書・浮世絵を、デジタル化して公開しているデータベースです。
    【備考】画像を閲覧するには、Djvuプラグインのインストールが必要です。

  • デジタルアーカイブ外部サイトへのリンク(大阪市立図書館)(http://image.oml.city.osaka.lg.jp/archive/)
    大阪市立図書館が所蔵する古文書や大阪に関する地図を、デジタル化して公開しているデータベースです。
    【検索方法】メニューから「古文書や大阪関係の地図を検索する」をクリックします。さがす資料の種類を「地図」の「その他」に、「地域」を探したい地域にセットすると、ご希望の地域の都市図が検索できます。

  • まほろばライブラリー検索外部サイトへのリンク(奈良県立図書情報館)(http://meta01.library.pref.nara.jp/opac/repository/repo/)
    奈良県立図書情報館が所蔵する公文書・古文書・絵図を、検索できるデータベースです。一部の資料がデジタル化されて公開されています。

  • 京の記憶アーカイブ外部サイトへのリンク(京都府立京都学・歴彩館)(http://www.archives.kyoto.jp/)
    文献資料、古文書、写真資料、行政文書がデジタル化されて公開されています。立命館大学による近代京都オーバーレイマップ外部サイトへのリンクで、「京都市明細図」を現在の地図にオーバーレイさせる形で閲覧できます。

  • 所蔵地図データベース外部サイトへのリンク(国際日本文化研究センター)(http://tois.nichibun.ac.jp/chizu/)
    近世の都市地図を中心に、地図資料の所在情報を収録しています。日文研所蔵地図については、画像データが閲覧できます。

 

3.おもに関西圏の他機関所蔵状況

地方の都市図は、多くの場合その地域に残されていますので、まずは都道府県立図書館等にお問い合わせください。

  • 国立国会図書館サーチ
    国立国会図書館、都道府県立図書館の一部、政令指定都市立図書館の一部が所蔵する和図書を検索することができます。ただし、地図資料を和図書として登録していない図書館の場合には、地図は検索できません。
  • 国立国会図書館
  • NDL-OPAC 国立国会図書館蔵書検索・申込システム
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  • ひなぎく
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