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[アーカイブ] 軍事工学(化学兵器・生物兵器)について調べる

この記事は2012年12月20日で更新を停止しました。

軍事工学(化学兵器・生物兵器)について調べるための資料には、以下のようなものがあります(【 】内は当館請求記号です)。


1. 参考図書・データ集

『Handbook of chemical and biological warfare agents』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(CRC Press c2008 【PS134-B12】)
戦場で実際に兵器として使われた化学兵器と生物兵器について解説している便覧です。本書の構成は、「第1部 神経剤」、「第2部 びらん(やけど)剤と皮膚刺激剤」、「第3部 毒物」、「第4部 無(能)力化剤と暴動鎮圧剤」、「第5部 生物兵器」、「第6部 補足」です。種類別に性質や防御などの概要を記した後、物質ごとに解説しています。概要では、基本情報、毒性、特徴、その他の危険性(可燃性など)、防護、医療、物質ごとの解説では、本書の整理番号、名称と参照番号(CAS番号、RTECS番号、UN番号、ERG番号)、分子式、解説、他の物質との混合や産業的な利用、医療での利用、脅威、条約などその他の情報、暴露リスクや被爆したときの症状、性質、AEGL(急性暴露ガイドラインレベル)などを記載しています。巻末には、物質名(略称を含む)索引、ロシア語索引、CAS番号索引、ICD-10番号索引、OPCW番号索引、項目索引があります。

『Handbook of toxicology of chemical warfare agents』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(Academic Press 2009 【PS134-B13】)
化学兵器の毒性を中心に分析方法や対策について言及している書籍です。その構成は「第1部 序論・歴史・疫学」、「第2部 大量破壊兵器」、「第3部 標的臓器毒性」、「第4部 特論」、「第5部 野生生物への危険性」、「第6部 毒物動態学と生理学的薬物動態学」、「第7部 分析方法・バイオセンサー・バイオマーカー」、「第8部 予防・治療・対策」、「第9部 除染」です。毒性は、主に第3部・第6部・第7部で解説しており、歴史的背景(発見・利用)や動物実験のデータ、作用機序などを述べています。巻末にアルファベット順索引があり、毒物の名称での検索もできます。

『Jane's Nuclear, Biological and Chemical Defence』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(Jane's Information Group 年刊 【Z61-E336】)
核・生物・化学兵器(NBC)の脅威に対する分析と、これらに対抗する製品とそのメーカーに関する情報を収載した年鑑です。「NBC CAPABILITIES」(pp.1-140)では、世界各国別の状況(加盟条約、隣国との関係、配備兵器、防衛能力など)を、核・生物・化学のそれぞれの兵器の観点から記述しています。このほか、略語集、NBC物質とその効果・技術開発、検出・探知関連機器や防護・汚染除去のための製品一覧、メーカーの業者一覧などを記載しています。製品一覧では、使用用途およびメーカーの国別に一覧があり、仕様、入手状況、写真や図版、メーカーの詳細などを掲載しており、各国の製品の対比が可能です。巻末には、アルファベット順索引と製造会社-製品名索引があります。


2. インターネット情報

「Emergency Preparedness and Response」外部サイトへのリンク(http://www.bt.cdc.gov/)
米国保健福祉省所管のCenters for Disease Control and Prevention(CDC:疾病管理予防センター)のページです。様々な災害について発生時の対応方法、過去の事例、防護方法などを記載しています。取り上げられている災害は、生物テロ(バイオテロ)、化学剤災害、放射線災害、大量の傷病者発生、自然災害、緊急事態の勃発等です。
「Bioterrorism」外部サイトへのリンク(http://www.bt.cdc.gov/bioterrorism/)には、生物テロ関係の緊急事態発生時に備えるための情報を掲載しています。一般向けには生物テロについての概要と特定の生物剤についてのデータ(ファクトシート)が、専門家向けには生物テロへの準備や訓練、初期の対処方法などの情報があります。主な生物剤等に関する情報は「Bioterrorism Agents/Diseases」外部サイトへのリンク(http://emergency.cdc.gov/agent/agentlist-category.asp)のページで見ることができます。
また、「Chemical Emergencies」外部サイトへのリンク(http://www.bt.cdc.gov/chemical/)には、化学物質関係の緊急事態発生時に備えるための情報を掲載しています。一般向けには化学災害の概要や特定の化学剤についてのデータ(ファクトシート)、避難方法、個人での除染方法などの情報が、専門家向けには中毒症状の紹介や毒物の特徴、対処のための準備や訓練、初期の対処方法、医学的管理、感染症発生動向調査などの情報があります。主な化学剤等に関する情報は「Chemical Agents」外部サイトへのリンク(http://www.bt.cdc.gov/agent/agentlistchem-category.asp)のページで見ることができます。

「Chemical-Biological Warfare Exposures Site(化学生物兵器曝露)」外部サイトへのリンク(http://fhp.osd.mil/CBexposures/)
米国国防総省(Department of Defense)が保有する生物・化学兵器のデータ(毒性情報、毒性を引き起こす機序など)のうち一部を調べることができます。トップページからリンクが張られている「Project 112/SHAD Fact Sheets」外部サイトへのリンク(http://fhp.osd.mil/CBexposures/factSheets.jsp)に、生物・化学兵器の被害観測データ(事故・実験を含む)が載っており、観測された年の古い順に配列されています。
米国国防総省が保有するデータ数は13,055種(2009年9月時点)で、このうち、第二次世界大戦中および大戦直後に使用されたものは6,300種以上になります。第二次世界大戦関連の研究は完了していますが、データベースは現在も新種や新発見があれば必要に応じて更新されています。

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