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著作目録(日本人)の作り方

ある人物の著作(図書、雑誌記事など)を知りたい場合、個人全集など、その人物の著作がまとめられた資料を調べるのが効率的です。しかし、全集といってもすべての著作を収録しているとは限りませんし、そもそも個人全集が刊行されている著者は限られており、網羅的な著作目録(著作リスト)を作成するのは簡単ではありません。

ここでは、明治期以降の日本人著者について、著作目録の作り方をご紹介します。

【 】内は当館請求記号です。各専門室などで利用できる資料には、請求記号に続けて以下の略号を付しています。
 人文:東京本館人文総合情報室
 関西:関西館総合閲覧室
 子ども:国際子ども図書館児童書研究資料室
特に記載のないものは、すべて東京本館書庫資料です。

目次

1. データベースを利用する
 1-1. 国立国会図書館オンライン
 1-2. 国立国会図書館デジタルコレクション
 1-3. 有料データベースで雑誌記事を調べる
 1-4. 当館で所蔵していない資料を調べる
2. 著作目録を掲載した資料などを利用する
 2-1. 個人全集
 2-2. 図書、雑誌記事として刊行された著作目録
 2-3. 記念論文集
 2-4. 人物文献
 2-5. 主題書誌
 2-6. 『現代日本執筆者大事典』

 

1. データベースを利用する

1-1. 国立国会図書館オンライン

当館の蔵書検索・申込システム国立国会図書館オンラインの詳細検索画面で、著者・編者欄に人物名を入力して検索すると、その人物が書いた図書、雑誌記事を一覧表示できます。

(※同姓同名の他者が書いた文献もヒットしますが、図書については、調べたい人物の著書が一つでも見つかれば、そのタイトルをクリックして「書誌情報」を表示させ、「詳細な書誌情報を表示」をクリックした後、「著者標目」の右側にある虫めがねのアイコンをクリックすると、当該人物の著書のみ一覧表示させることができます。)

後述の「2.著作目録を掲載した資料などを利用する」にも、国立国会図書館オンラインの利用方法について説明がありますので、あわせて参照してください。

1-2. 国立国会図書館デジタルコレクション

国立国会図書館オンラインは、例えば戦前の雑誌記事に関するデータを収録していないため、検索しても見つかりません。そのような当館所蔵資料について、国立国会図書館デジタルコレクションを検索して、図書や雑誌の目次データがヒットし、著作が見つかる場合があります。

1-3. 有料データベースで雑誌記事を調べる

当館の雑誌記事索引に採録されていない記事(戦前の記事、大衆誌や週刊誌の記事など。詳細は、雑誌記事索引採録誌一覧をご覧ください。)を調べるための有料データベースとして、以下のものがあります。

あわせて、調べ方案内「総合的な雑誌記事(和文)の検索ツール(人文・総記分野)」もご覧ください。

1-4. 当館で所蔵していない資料を調べる

調べ方案内「国立国会図書館以外の所蔵館の探し方」をご覧ください。

 

2. 著作目録を掲載した資料などを利用する

2-1. 個人全集

個人全集が刊行されている著者は限られますが、『○○全集』、『○○著作集』などに収録された著作をもとに、著作目録を作成することができます。また、全集に収録された著作の一覧が、『個人全集・内容総覧』(日外アソシエーツ 【KG1-103ほか】人文、関西)(※第3期(1998年刊行)以降は『全集 /個人全集内容総覧』)や、『個人著作集内容総覧』(日外アソシエーツ 【UP52-G3ほか】人文、関西)に掲載されている場合もあります。ただし、全集といってもすべての著作を収録しているとは限らない点に注意が必要です。

一部の個人全集では、参考情報として著作目録が掲載されている場合があります。

複数の全集が刊行されている場合は、学術研究上の成果などが反映されていると考えて、基本的に、刊行年の最も新しい全集を確認すると良いでしょう。

2-2. 図書、雑誌記事として刊行された著作目録

著作目録が、図書または雑誌記事として刊行されている場合があります。国立国会図書館オンライン(簡易検索、詳細検索)の「キーワード」欄、または雑誌記事索引の「論題名」欄に、人物名と「文献目録」、「著作目録」、「著作一覧」、「業績一覧」などの語を入力して検索すると見つかる場合があります。

後述の「2-3.記念論文集」、「2-4.人物文献」もあわせて参照してください。

2-3. 記念論文集

大学教員だった人物の場合、退官記念、古稀記念などの論文集(例:「○○教授古稀記念論文集」)や大学紀要(例:「○○教授退官記念号」)に、著作目録(例:「○○教授略歴及び著作目録」)が掲載される場合があります。国立国会図書館オンラインで検索する際、著者名ではヒットしない場合があるため、「キーワード」欄に人物名を入力して検索してください。

2-4. 人物文献

伝記など、特定の人物について書かれた文献(「人物文献」)に、その人物の著作年譜が含まれている場合があります。人物文献の探し方については、調べ方案内「人物文献(伝記など)を探す(日本)」をご覧ください。

2-5. 主題書誌

特定のジャンルやトピックに関する文献リストである「主題書誌」に、調べている人物の著作が掲載されている場合があります。主題書誌の探し方については、調べ方案内「主題書誌(関連文献リスト)を探すには」や、各主題の調べ方案内をご覧ください。

2-6. 『現代日本執筆者大事典』

現在、第5期まで刊行されている『現代日本執筆者大事典』(日外アソシエーツ)には、人物の略歴に加えて、主要著作一覧が掲載されています。ただし、各期の収録時期におけるすべての著作が網羅されているわけではありません。また、執筆時期が長い人物の場合は、複数の期に渡って確認する必要があります。

 第1期(1965年~1976年):【GB13-76国立国会図書館の所蔵情報へのリンク】人文、子ども
 第2期(1977年~1982年):【GB13-120国立国会図書館の所蔵情報へのリンク】人文、子ども(※子どもは第5巻(索引)なし)
 第3期(1983年~1992年):【GB13-E63国立国会図書館の所蔵情報へのリンク】人文、関西、子ども(※子どもは第5巻(索引)なし)
 第4期(1992年~2002年):【YU7-H1442国立国会図書館の所蔵情報へのリンク】人文、関西、子ども
 第5期(2003年~2015年):【GB13-L221~L223国立国会図書館の所蔵情報へのリンク】人文、関西、子ども

 ※第5期についてはWeb総索引があります。
  現代日本執筆者大事典 第5期WEB総索引外部サイトへのリンク(日外アソシエーツ)
  (http://gn5index.nichigai.co.jp/fcgi-bin/gns5.fcgi)

 

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