トップ調べ方案内歴史・地理民族>日本に在留する中国人について知る

日本に在留する中国人について知る

日本在住の外国人約212万人(法務省入国管理局『在留外国人統計』2014年12月末基準)のうち、在留中国人は約65万人と最も多く、また、在留台湾人も約4.5万人と、中国語圏出身の外国人は日本に多数在留しています。
本稿では、日本に在留する中国人(台湾人も含む)について知るための基本的な情報源を紹介します。特に断りのない限り、情報源の本文は日本語です。【 】内は当館請求記号です。

目次

1.基本情報
2.歴史的経緯を知るための資料
3.日本国内の関係団体およびその出版物

 

1.基本情報

1-1.概説書・参考図書

  • 『世界華人エンサイクロペディア』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(明石書店 2012.7 【DC851-J35】)
    「出身」「移住」「組織」「関係」「コミュニティ」の5部からなる事典です。巻末に五十音順の索引を付しています。日本の華人は主に「第5部 コミュニティ」の「日本」(pp.584- 599)で取り上げられています。
  • 『華僑・華人事典』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(弘文堂 2002.6 【D2-G298】)
    華僑・華人に関連する用語や人物、事項を収録しています。見出し語の排列は五十音順です。巻末に文献目録、和文事項索引など5の索引を収録します。
  • 『華人社会がわかる本 : 中国から世界へ広がるネットワークの歴史、社会、文化』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(明石書店 2005.4 【DC851-H20】)
    「第2章 日本の華人社会」(pp.69-151)、巻末「華人社会を知るための書籍案内」(pp.230-233)、索引などを収録しています。
  • 『もっと知りたい華僑』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(弘文堂 1991.7 【DC851-E8】)
    「日本の華僑」(pp.99-114)の章で華僑の概要および横浜、神戸など地域別の華僑を紹介しています。
  • 『世界侨情报告 = Overseas Chinese report』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(暨南大學出版社 年刊 【DC851-C196】)
    中国語資料。国・地域ごとの華僑の概況についての年刊の報告書です。2013年版の日本の部分では、活動、団体、媒体、政策等を報告しています。
  • 『華僑華人研究』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(日本華僑華人学会 2004- 【Z71-M840】)
    日本を含む世界の華僑に関する論文などを掲載する雑誌です。日本華僑華人学会外部サイトへのリンクの学会誌です。

1-2.統計

日本在留の中国人の実態を知るための統計には次のようなものがあります。ここでは、留学生、学校現場、(外国人)技能実習制度など、各分野の統計も紹介します。

 

2.歴史的経緯を知るための資料

2-1.概説書・論文

  • 『日本華僑・留学生運動史』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(日本僑報社 2004.12 【DC851-H17】)
    華僑の団体(東京華僑総会)を母体とする日本華僑華人研究会による、華僑および留学生の社会運動史です。
  • 『在日中国人: 歴史とアイデンティティ』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(明石書店 1994.9 【DC812-E195】)
    華僑、留学生、強制連行による来日など、在日中国人を広く論じた資料です。
  • 「特集 留学という文化」国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(『中国21』 33 2010.7 pp.1-250 【Z8-B614】)
    中国人留学生の動向、歴史的経緯、大学の留学生政策などを掲載する特集記事です。
  • 『中国人留学生と日本』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(白帝社 1995.1 【FD43-E242】)
    1980年代以降の中国人留学生について、日本の受入政策、中国の留学生派遣政策、留学生の意識、日本での就職等を取り上げています。
  • 『現代中国と華僑教育 : 新世紀に向かう東アジアの胎動』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(多賀出版 1991.2 【FB54-E9】)
    中国の華僑政策についての資料です。「第5章 在日華僑の地位と華僑教育」(pp.313-390)では、日本の華僑学校の教育等を取り上げています。
  • 『中国人日本留学史』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(増補版 くろしお出版 1981.10 【FD43-104】)
    1896年から1937年までの留学史です。巻末に「中国人日本留学史年表」(pp.521-543)を収録しています。

2-2.文献情報・資料集

  • 門永美保「戦後の日本における華僑華人の研究史」国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(『現代社会研究科論集 = Contemporary society bulletin : 京都女子大学大学院現代社会研究科博士後期課程研究紀要』 (7)  2013.3 pp.73-82 【Z71-T411】)
    戦後から現代までの華僑研究のレビューです。京都女子大学学術情報リポジトリで本文(http://repo.kyoto-wu.ac.jp/dspace/handle/11173/279)外部サイトへのリンクを閲覧できます。
  • 『華人・華僑関係文献目録』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(アジア経済研究所 1996.3 【D1-G62】)
    1995年までの華僑・華人関係の文献10,400点余を収録。「戦後邦文」「戦前邦文」「ローマ字文」「華文」の4部からなり、地域・国別に(文献量が 多い地域のみさらに主題別に細分して)排列しています。排列は著者または文献名のアルファベット順。巻末にアルファベット順の著者名索引を収録します。
  • 『華僑教育関係文献資料目録』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(東京学芸大学海外子女教育センター 1988.3 【F1-E3】)
    国内外の研究機関を調査対象として作成された華僑教育関係の文献目録。日本語、中国語、英語の文献に大別し、その中を地域別に細分して排列しています。排列は著者名のローマ字表記順です。

 

3.日本国内の関係団体およびその出版物

3-1.人物・団体

  • 『在日中国人大全』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(日本僑報・中国留学生文庫 1996- 【Z24-B235】)
    在日中国人の研究者、経営者など約1万人5万件のデータを収録しています。「人物名録」「会社団体」「著書文献」など6部分からなり、人名索引を収録しま す。排列は日本語JISコード順。1998-1999年版が最新版です。以後の情報については、下の関連団体のサイト等をご参照ください。
  • 『日本留学中国人名簿関係資料』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(復刻版 龍溪書舎 2014.7 アジアにおける日本の軍・学校・宗教関係資料 ; 第3期 【F2-L54など】)
    全7巻。『日本留学中華民國人名調 (調査資料. 第9号)』(興亜院政務部、昭和15年刊)、『日本留学支那要人録』(興亜院政務部、昭和17年3月刊)など、戦前の日本に留学した中国人学生の名簿の復刻版を収録しています。

日本の華僑関係の団体や機関のウェブサイトには次のようなものがあります。

中国および台湾の華僑華人関連部門のサイトは次のとおりです。

3-2.出版物・出版社

  • 段躍中「日本の中国語メディア」国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(『学術の動向 : SCJフォーラム』 16(1) (通号 178)  2011.1  pp.61-63 【Z21-B315】)
    日本における中国語メディアの概要や特徴を紹介しています。
  • 『在日中国人媒体総覧』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(日本僑報社 2000 【UC21-G36】)
    在日中国人による新聞、雑誌、テレビ局など128のメディアについて、タイトル、言語、発行頻度、連絡先などを掲載しています。巻末に「日本における中国(中国人)関連ホームページ」の一覧表を収録しています。
  • 日本僑報社外部サイトへのリンク(http://jp.duan.jp/)
    中国や日中関係、華僑華人、在日中国人関係の図書を中心に出版する出版社です。

在日中国人による新聞・雑誌には、通常の流通ルートにのらず、出版情報の把握や入手が困難なものもあります。一部の新聞・雑誌は中国関係の輸入食品店、飲食店等で配布されていることもあります。

ここでは、当館で所蔵している新聞のうち、インターネットでも閲覧できるものをご紹介します。その他の新聞については、「アジア情報室所蔵資料の概要: 中国関係資料: 継続受入 新聞リスト(日本発行)」をご参照ください。

  • 国立国会図書館
  • NDL-OPAC 国立国会図書館蔵書検索・申込システム
  • 国立国会図書館サーチ
  • 国立国会図書館デジタルコレクション
  • ひなぎく
  • レファレンス協同データベース
  • 本の万華鏡