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過去の為替レートの調べ方


過去の為替レートを調べるための主要な資料には、以下のようなものがあります(【】内は当館請求記号です)。

過去の対ドル、対円の為替レートを調べることができる資料について、収録期間の早いものから順に配列し、収録期間(雑誌の場合はタイトル単位)、収録通貨数等を記載しています。記載単位、収録通貨数については年代によって変動が見られる場合がありますが、ここでは当館で調べられる範囲で最も古いもの、および現在のものよりデータを取っています(●は現在まで刊行されている資料、▲は単発資料あるいは廃刊になった資料を表します)。

【目次】
1.対ドル
2.対円
3.為替チャート
4.インターネット情報


1.対ドル
▲“Financial Times”(Produced by Research Publications 日刊 【YB-F45】外部サイトへのリンク
・収録期間:1888.1.9 - 1957.12.31 記載単位:日ごと(当初は週3回ごと) 収録通貨数:3(1888年1月9日)
1888年1月9日号では“LATEST AMERICAN MARKET”に“Exchange on London”、“Exchange on Paris”、“Exchange on Berlin”が掲載されています(なお、“Financial Times”は現在も刊行されていますが、特に過去のデータを調べる際に有用であるため、ここではマイクロ化された古い資料に限定して紹介しています)。

▲『国際連合世界統計年鑑』(国際連合統計局編 年刊 1970年までは【350.9-Se122-KM】外部サイトへのリンク、1971年から1981年までは【DT21-5】外部サイトへのリンク
●『世界統計年鑑』(国際連合統計局編 年刊 【Z41-124】外部サイトへのリンク)(『国際連合世界統計年鑑』(【DT21-5】外部サイトへのリンク)の改題後誌) 
・収録期間:1929年以降(1929〜1951年は1952年版に記載) 記載単位:年ごと 収録通貨数:53(1952年版)、185(2001年版)
50以上の通貨の対ドル為替レートを日本語で紹介した資料です。収録期間が長く、収録通貨数も多いので、過去の対ドル為替レートを調べる際に有用です。

●『東洋経済統計月報』(東洋経済新報社 月刊 【Z3-555】外部サイトへのリンク
・収録期間:1939年4月以降 記載単位:月ごと(1939年4月)、日ごと(2008年現在) 収録通貨数:14(1939年4月)、11(2008年現在)
1939年4月号では14カ国の通貨について月ごとの対ドル為替レートを調べることができます。現在では、「為替(日次)」という表において、過去1ヶ月間の日ごとの為替レートが分かります。対円レートが中心ですが、ドル/ユーロ、人民元/ドル等も掲載されています。収録通貨数および記載単位には現在まで幾度か変遷があります。

●“International Financial Statistics”(International Monetary Fund 月刊 【Z51-G37】外部サイトへのリンク
・収録期間:1948年以降 記載単位:月ごと 収録通貨数:56(1948年1月版)、181(2007年現在)

●“International Financial Statistics : Yearbook” (International Monetary Fund 年刊 1984年までは【DT781-6】外部サイトへのリンク、1985年以降は【Z61-A112】外部サイトへのリンク
・収録期間:1949年以降(1949〜1978年のデータは1979年版に収録) 記載単位:年ごと 収録通貨数:121(1979年版)、181(2007年版)

▲『東京銀行月報』(東京銀行調査部 月刊 【Z3-461】外部サイトへのリンク) 
・収録期間:1955-1994 記載単位:日ごと 収録通貨数:3(1955年4月)、10(1994年3月)
1955年4月には英・ポンド、カナダ・ドル、スイス・フランの3通貨、廃刊時の平成6(1994)年3月には10の通貨について対ドル為替レートを掲載しています。収録通貨数については、年代によって幾度か変遷があります。

●『外為年鑑』(外国為替情報社 年刊 1959-1979年は【337.7-G132-G】外部サイトへのリンク、1971-1984年は【D2-136】外部サイトへのリンク、1985年以降は【Z41-5869】外部サイトへのリンク
・収録期間:1959〜1961年以降 記載単位:1959〜1961年は月ごと、1962年以降は日ごと 収録通貨:14(1959年版)、39(2006年現在) 
過去1年間の主要通貨の対ドル相場が掲載されています(市場の休場時を除く)。昭和34(1959年)版では14カ国の通貨について月ごとに対ドルレートが掲載されており、現在は39カ国の通貨について日ごとに掲載されています。収録通貨数は年代によって幾度か変遷があります。

▲『OECD経済統計:1960−1990』(原書房 1992 【DT311-E7】外部サイトへのリンク
収録期間:1960-1990 記載単位:月ごと 収録通貨数:25
カナダ、アメリカ、日本、オーストラリア、ニュージーランド、オーストリア、ベルギー、ルクセンブルク、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、アイスランド、アイルランド、イタリア、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイス、トルコ、イギリス、ユーゴスラビアを取り上げています。表が見やすく使い勝手が良いため、1960-1990の為替レートを調べる際には有用です。

▲『海外経済動向指標』(経済企画庁調査局 月刊 【Z3-812】外部サイトへのリンク
●『海外経済データ』(内閣府 月刊 【Z3-812】外部サイトへのリンク)(『海外経済動向指標』の改題後誌)
・収録期間:1987年6月13日以降(1989年7月以降は『海外経済データ』) 記載単位:月ごと 収録通貨数:5(1987年6月13日)、16(2008年現在)
1987年6月13日から5の通貨について月ごとの対ドルレートが掲載されており、現在は16の通貨について、その年と前年は月ごと、過去10年間分は年ごとの対円、対ドルレートが記載されています(ただし、ブラジル・レアルは対ドルのみ)。収録通貨数は年代によって幾度か変遷があります。

●「国際経済特集」(『財政金融統計月報』(国立印刷局 月刊 【Z3-2776】外部サイトへのリンク)6月号)
・図表名:各国通貨単位、対米ドル相場(平均)の推移 収録期間:1999年以降 記載単位:年ごと 収録通過:44
「各国通貨単位、対米ドル相場(平均)の推移」という表が掲載されており、44の通貨について過去8年間の年ごとの対ドルレートが分かります。

2.対円
▲『明治大正国勢総覧』(東洋経済新報社 1975 【DT31-11】外部サイトへのリンク
・図表名:紐育宛参着為替相場年別表など計26表あり 収録期間:明治6(1873)年〜大正15(1926)年 記載単位:月ごと 収録通貨数:19
米・ドル、英・シリング/ペンス、仏・フラン、独・マルク、上海・両、香港・ドル、インド・ルピーの為替レートを月別に掲載するほか、ハワイ(表記は「漢堡」)、天津、北京、大連、青島、ハルピン(表記は「哈爾」)、マニラ(表記は「馬尼刺」)、シンガポール、サイゴン(表記は「西貢」)、シドニー、スラバヤ、ブエノスアイレス向の月別為替相場表を収録します。通貨によって為替レートの掲載期間が大きく異なります。

▲『明治以降本邦主要経済統計』(日本銀行統計局編 1999 【DT321-G3】外部サイトへのリンク;1966年刊行の原本の複製)
・図表名:外国為替相場 収録期間:明治7(1874)年〜昭和40(1965)年 記載単位:年ごと 収録通貨数:戦前は5、戦後は14
戦前については米・ドル、英・シリング/ペンス、仏・フラン、独・マルク、上海・両、インド・ルピーの年ごとの対円レートが分かり、戦後についてはこれらのほかにカナダ・ドル、スイス・フラン、ドイツ・マルク、スウェーデン・クローナ(原文ママ)、フランス・フラン、オランダ・ギルダー、ベルギー・フラン、オーストラリア・シリング、デンマーク・クローネ、イタリア・リラ、ノールウェー(原文ママ)・クローネ、ポルトガル・エスクードについて対円レートが分かります。

▲『日本長期統計総覧』第3巻(日本統計協会 1988 【DT31-E1】外部サイトへのリンク
・図表名:外国為替相場(明治7年〜昭和18年) 収録期間:明治7(1875)年〜昭和18(1943)年 記載単位:年ごと 収録通貨数:6
・図表名:外国為替相場(昭和21年〜60年) 収録期間:昭和21(1946)年〜60(1985)年 記載単位:年ごと 収録通貨数:7
「外国為替相場(明治7年〜昭和18年)」では、米・ドル、英・シリング/ペンス、仏・フラン、上海・両、インド・ルピーに関して、年ごとの最高・最低・平均レート(平均レートは一部のみ)が分かります。ただし、上海は明治26年以降、インドは明治28年以降の記載しかありません。
「外国為替相場(昭和21年〜60年)」では、英・ポンド、カナダ・ドル、スイス・フラン、ドイツ・マルク、フランス・フラン、中国・元、オーストラリア・ドルについて年ごとのレートが分かります。ただし、古い時期(特に昭和20年代)のレートについては記載のないものも多いです。

▲『新版 日本長期統計総覧』第3巻(日本統計協会 2006 【YU7-H4155】外部サイトへのリンク
・図表名:外国為替相場(昭和25年〜平成17年) 収録期間:昭和25(1950)年〜平成17(2005)年 記載単位:年ごと 収録通貨数:11
「外国為替相場(昭和25年〜平成17年)」では、米ドル、ユーロ、マルク、フランスフラン、英ポンド、カナダドル、スイスフラン、中国人民元、韓国ウォン、シンガポールドル、オーストラリアドルについて年ごとのレートが分かります。ただし、古い時期(特に昭和20年代)のレートについては記載のないものも多いです。

▲『明治・大正期日本経済統計総観』(朝日新聞社編 1999 【DT321-G4】外部サイトへのリンク;1930年刊行の原本の複製)
・図表名:外国為替平均相場表 収録期間:明治7(1874)年〜昭和3(1928)年 記載単位:年ごと 収録通貨数:7
・図表名:外国為替月別相場表 収録期間:明治7(1874)年〜昭和3(1928)年 記載単位:月ごと 収録通貨数:5
「外国為替平均相場表」では米・ドル、英・シリング/ペンス、仏・フラン、独・マルク、上海・両、香港・ドル、インド・ルピーの月ごとの対円レートが掲載されています(ただしマルク以下の通貨については途中からしかありません)。「外国為替月別相場表」は米・ドル、英・シリング、フランス・フラン、ドイツ・マルク、上海・両、インド・ルピーの5つを取り上げています。

▲『明治・大正期日本経済統計総観』(朝日新聞社編 1999 【DT321-G4】外部サイトへのリンク;1930年刊行の原本の複製)
・図表名:国貨幣邦貨換算表 記載単位:不明 収録通貨数:50
・図表名:各国貨幣平価表 記載単位:不明 収録通貨数:13
「国貨幣邦貨換算表」ではドラクマ、リラ、ペセタ、クローネ等の非主要通貨についても対円レートが分かり、「各国貨幣平価表」ではドル、ポンド、フラン、マルク等の各通貨間のレートが分かります(ただしこの両表についてはデータの時点が不明です。おそらく原本刊行の昭和5(1930)年の直前だと思われます)。

▲『横浜正金銀行全史. 第6巻』(東京銀行 1984 【DF298-7】外部サイトへのリンク
・図表名:戦前10ヵ年本邦対外為替相場表 収録期間:昭和5(1930)〜昭和15(1940)年 記載単位:月ごと 収録通貨数:16
・図表名:各国通貨換算一覧 調査時点:昭和15(1940)〜16(1941)年 記載単位:月ごと 収録通貨数:87
「戦前10ヵ年本邦対外為替相場表」では英・シリング/ペンス(表中の「s. & d」の“s”はシリング、“d”はペンスの略.)、豪・シリング/ペンス、仏・フラン、スイス・フラン)、伊・リラ、独・マルク、米・ドル、カナダ・ドル、ブラジル・ミルレイス(表記は“Paper Milreis”)、エジプト・ドル、インド・ルピー、インドネシア・フローリン、シンガポール・ドル、タイ・バーツ、フィリピン・ペソ、香港・ドル)の16通貨について、昭和5(1930)〜15(1940)年の月ごとの為替相場を調べることが出来ます。
「各国通貨換算一覧」ではアジア・太平洋、欧州、米州、アフリカの87カ国・地域の為替レート(1940〜41年調べ)等が分かります。

▲『完結昭和国勢総覧』(東洋経済新報社 1991 【DT31-E7】外部サイトへのリンク
・図表名:外国為替相場 収録期間:昭和21(1946)〜63(1988)年 記載単位:年ごと 収録通貨:15
米・ドル、英・ポンド、カナダ・ドル、スイス・フラン、ドイツ・マルク、スウェーデン・クローネ、フランス・フラン、オランダ・ギルダー、ベルギー・フラン、オーストラリア・シリング、デンマーク・クローネ、イタリア・リラ、ノルウェー・クローネ、ポルトガル・エスクード、オーストラリア・ドルの15通貨について、年ごとの対円レートが分かります。ただし、古い時期(特に昭和20年代)のレートについては記載のないものが多いです。

▲『東京銀行外国為替相場年表』(東銀リサーチインターナショナル 年刊 1973〜1982年は【YQ2-1309】外部サイトへのリンク、1985年以降は【Z41-4989】外部サイトへのリンク
・図表名:東京銀行対顧客外国為替相場(電信売) 収録期間:昭和48(1973)年〜平成4(1992)年 記載単位:日ごと 収録通貨数:23(昭和48(1973)年)、33(平成4(1992)年)
「東京銀行対顧客外国為替相場(電信売)」に、日ごとの対円レートが掲載されています。収録通貨数は年代により幾度か変遷があります。

●『外為年鑑』(外国為替情報社 年刊 1959-1970年は【337.7-G132-G】外部サイトへのリンク、1971-1984年は【D2-136】外部サイトへのリンク、1985年以降は【Z41-5869】外部サイトへのリンク
・収録期間:昭和41(1966)年以降  記載単位:昭和41(1966)年からは月ごと、平成9(1997)年以降は日ごと 収録通貨:14(昭和41(1966)年)、39(平成9(1997)年以降) 
1966年から月ごとの対円レートが掲載されており、1997年以降は「NY市場クロージングレート(対円直物)」で、38の通貨について日ごとの対円レートが紹介されています。

●『東洋経済統計月報』(東洋経済新報社 月刊 【Z3-555】外部サイトへのリンク
・図表名:東京三菱銀行対顧客電信売相場 :収録期間:平成14(2002)年11月以降 記載単位:月ごと 収録通貨数:11
平成14(2002)年11月号以降、「東京三菱銀行対顧客電信売相場」が掲載されており、11の通貨について対円レートを調べることができます。

3.為替チャート
以下の資料には為替のチャートが掲載されています。
●『チャートブック. 週足集』(投資レーダー 週刊 【Z3-1963】外部サイトへのリンク
参考データとして、巻頭に円為替相場対USドル、ユーロ、英国ポンド、スイスフラン、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、カ
ナダドルのチャートが5年分掲載されています。 

●『チャート・ブック : 月足集』(投資レーダー 月刊 【Z3-1961】外部サイトへのリンク
参考データとして、巻頭に円為替相場対USドルのチャートが10年分掲載されています。

●『チャートブック 日足集』(投資レーダー 週刊 【Z3-1962】外部サイトへのリンク
参考データとして、巻頭に円為替相場対USドルのチャートが8カ月分掲載されています。

●『週刊ゴールデンチャート. 全銘柄. 週足集』(ゴールデンチャート社 週刊 【Z3-2174】外部サイトへのリンク
参考データとして、巻頭に円為替相場対USドル(月足、週足)のチャートが20年分、中国人民元(週足)、ユーロ(週足)、ドル為替相場対ユーロ(週足)のチャートが5年分掲載されています。


4.インターネット情報
日本の長期統計系列外部サイトへのリンク
・収録期間:昭和25(1950)〜平成15(2003)年 記載単位:年ごと 収録通貨数:11
第18章貿易・国際収支・国際協力には、「外国為替相場表』が掲載されており、米・ドル、ユーロ、ドイツ・マルク、フランス・フラン、英・ポンド、カナダ・ドル、スイス・フラン、中国・人民元、韓国・ウォン、シンガポール・ドル、オーストラリア・ドルの対円レートが掲載されています。ただし、古い時期(特に昭和20年代)のレートについては記載のないものが多いです。

IMF Exchange Rate Archives by Month外部サイトへのリンク
・収録期間:1995年1月以降 記載単位:日ごと 収録通貨数:50(1995年1月)
“Representative Rates for Selected Currencies”では、1995年から現在までの主要国の通貨の対ドルレートを月別に検索することができます。

FXHistory: historical currency exchange rates外部サイトへのリンク
・収録期間:通貨によって大きく異なるが米・ドルとドイツ・マルクでは1971年以降 記載単位:日ごと 収録通貨数:約190
約190種の通貨を取り上げており、通貨同士の為替レートを算出することが出来ます。収録期間は通貨によって大きく異なりますが、例えば米・ドルとドイツ・マルクでは1971年以降のレートを調べることができます。


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