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JIS規格

JISは正式名称を「日本工業規格(Japanese Industrial Standards)」といい、工業標準化法に基づき制定される、日本の国家規格です。2016年3月末現在で、10,542件のJISが制定されています。
JISの原案は各分野の関係団体によって作成され、日本工業標準調査会(JISC)の審議を経て、各分野の担当大臣(主務大臣)によってJISとして制定されます。JISCには大学、産業界、消費者代表、学識経験者などから構成される総会、その下で各部門別の審議を行う標準部会や適合性評価部会、さらに個別のJISを審議する専門委員会があります。
JISをはじめとした規格は、個別の規格番号を持ちます。JISの規格番号は「JIS」で始まり、その後ろに分野を表すアルファベット1文字、番号、発行年が付記されます(例:JIS X 0208:1997)。ひとつの規格が複数のパートに分かれる場合は、番号に続けてハイフン、枝番が表示されます(例:JIS K 7152-3:2006)
JISは、都道府県立図書館をはじめ、多くの図書館で閲覧することができます。また、日本工業標準調査会のホームページでは、現行のJISの全文をPDFファイルで閲覧することができます。
国際規格に対応するJISについては、調べ方案内ISO規格やIEC規格を翻訳して作成されたJIS規格」をご覧ください。

【】内は当館請求記号です。

 

目次

1.国立国会図書館の所蔵
2.所蔵資料の検索方法
  2-1.規格票の検索
  2-2.JISハンドブックの検索
3.規格番号や収録ハンドブックが分からないときには
4.インターネットでJISを閲覧するには
5.国立国会図書館での利用
  5-1.閲覧
  5-2.複写
  5-3.図書館間貸出し

 

1.国立国会図書館の所蔵

  • 規格票
    個々のJISは規格票という小冊子形式で発行されます。国立国会図書館では、廃止・改訂された古い規格も含め、JISの規格票を関西館で約34,500件所蔵 しています(2017年7月現在)。また、日本規格協会が作成・発行する英訳版も所蔵しています(2017年7月現在、約16,200件)。
    規格票には解説(日本規格協会が作成)が付属している場合があります。解説には、規格制定の趣旨や、改正された規格であれば改正理由、おもな改正点などが記載されています。
  • JISハンドブック
    JIS の全文(一部の規格については抜粋)を縮小印刷して収録したA5判のハンドブックです。分野別に約90冊で構成され、各分野1~3年程度で改訂版が発行されます。当館では、日本語版のハンドブックのほかに、英語版の『JIS Handbook』も所蔵しています。ハンドブックに収録されていないJISもありますので、ご注意ください。

 

2.所蔵資料の検索方法

2-1.規格票の検索

NDL-OPACの〔規格・テクニカルリポート類検索〕の画面で検索できます。

  • 「リポート番号/規格番号」欄に規格番号を入力して検索してください。「タイトル」や「著者」では、ほとんどの場合検索できません。
  • 一つの番号でも、現行の規格、改訂された規格、廃止された規格、英訳版などの複数の規格が検索されることがあります。一覧表示だけでなく、書誌詳細表示も確認してください。
     例:「JIS Q 14001」で検索した場合、次のような規格票が検索されます。
     1.JIS Q 14001:2015 現行の規格です。
     2.JIS Q 14001:2004 改訂される前の規格です。詳細表示に(改訂規格)と表示されます。
     3.JIS Q 14001:2004 (英訳) 日本規格協会による英訳版です。

2-2.JISハンドブックの検索

NDL-OPACでの〔詳細検索〕の画面で検索できます。

  • 資料種別の「図書」にチェックを入れて検索します。
  • タイトルの欄に「JISハンドブック」という語と、探したい年の西暦や分野名を入力して検索してください。各巻の収録内容はJISハンドブックの第0巻にあたる「JIS総目録」で調べることができます。
  • JSA WebdeskのJIS検索画面外部サイトへのリンクから「JISハンドブック」の項目に進むと、ハンドブックを一覧できます。各巻目次を見ることも可能です。

 

3.規格番号や収録ハンドブックが分からないときには

JSA Webdeskのページで、規格の標題から規格番号などを調べることができます。

  • JIS検索画面外部サイトへのリンクにアクセスし、標題(英訳標題も可能)や発行年月日を入れて検索します。検索結果では、JISハンドブックへの収録有無や、改正の履歴、対応する国際規格などを調べることができます。
  • 廃止規格の場合、廃止理由や移行先を確認できることもありますが、JSA WebdeskのページからはJISハンドブックへの収録有無を調べることができません。
  • 廃止規格のJISハンドブックへの掲載有無を調べるには、その規格が有効だった年のJISハンドブック総目録をご覧ください。また、所蔵規格資料類リスト外部サイトへのリンク(神奈川県立川崎図書館)(http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/Kawasaki/search/kikaku_guide.htm)から、神奈川県立川崎図書館が所蔵する1971年から1991年までのJISハンドブックについて、掲載しているJIS規格の一覧を確認することもできます。

英語版JISハンドブックの収録有無や、どの巻に収録されているかは『JIS Handbook Yearbook』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク(Japanese Standards Association 年刊 【Z63-B784】)で調べることができます。

  • 規格番号ごとの記述の中に"[HB]"と記載されているものが英語版JISハンドブック に収録されています。
  • 英語版JISハンドブックのどの巻に収録されているかは、巻末に掲載されている各巻ごとの収録リスト「List of English Versions of JIS Handbook」で確認できます。

 

4.インターネットでJISを閲覧するには

日本工業標準調査会のホームページで、現在有効なJISの本文を閲覧することができます。

  • JIS検索外部サイトへのリンクにアクセスし、規格の名称やキーワード、規格番号を入力して検索します。
  • 検索結果から「JIS規格詳細画面」を開くと、規格本文のPDFファイルを閲覧できます。ダウンロードや印刷はできません。
  • データベース検索外部サイトへのリンクでは、引用関係にあるJISや、国際規格に対応するJIS、法規に引用されたJIS、廃止されたJISなどを調べることができます。

 

5.国立国会図書館での利用

5-1.閲覧

  • 規格票
    関西館および東京本館でご覧いただけます。東京本館での閲覧は関西館からの取寄せとなります。所要日数は最短で3開館日です(資料取寄せフォームから申し込む場合は最短で6開館日後)。取寄せには利用者登録が必要です。詳しくは登録利用者制度のご案内をご覧ください。
  • JISハンドブック
    関西館および東京本館でご覧いただけます。最新版のJISハンドブックは、関西館総合閲覧室、東京本館科学技術・経済情報室で開架しています。

5-2.複写

JISの本文は、全文複写ができます。ただし、各規格票の後ろについている解説や、英訳されたJISの本文は、著作権法の制約により、複写できる範囲は半分までです。郵送複写の申込みについての一般的なご案内は複写サービスについて(個人向け)をご覧ください。

5-3.図書館間貸出し

規格票は図書館間貸出しができません。JISハンドブックは最新版をのぞき、図書館間貸出しができます。図書館間貸出し全般については資料の貸出しをご覧ください。

 

参考

関連する調べ方案内

  • 国立国会図書館
  • NDL-OPAC 国立国会図書館蔵書検索・申込システム
  • 国立国会図書館サーチ
  • 国立国会図書館デジタルコレクション
  • ひなぎく
  • レファレンス協同データベース
  • 本の万華鏡