ブルーマップ

「住所」から不動産登記の「地番」が簡単に分かるようにした地図帳です。これは『住宅地図』の上に、登記所備付の「公図」の内容を重ねあわせて印刷したもので、その内容が青色で印刷されているためブルーマップと称されています。ブルーマップ以外にも、地番が記載された住宅地図が複数の出版社から発行されています。

1. 国立国会図書館の所蔵

2023年7月3日現在の、地図室所蔵のブルーマップは以下の目録のとおりです。住宅地図の所蔵については、住宅地図のページをご覧ください。

所蔵範囲・年代は、国立国会図書館サーチでも確認できます。国立国会図書館サーチのキーワード欄に「市区町村名」を入力し、絞り込み条件から以下の請求記号と掛け合わせて検索してください。

  • ブルーマップ 請求記号欄に「*-AB1」
  • 刊広社メーサイズ地籍版 請求記号欄に「*-AB5」

なお、北海道釧路市については、標準版(YG111)よりも刊行年が古い大型のブルーマップを所蔵しています。

2. 資料の利用方法

2-1. 全般

東京本館内でのみご利用になれます。館外への貸出、関西館への取り寄せ、遠隔複写はできません。
地図室には、全国の最新版が開架されています(一部地域は閉架のものがあります)。閲覧や複写の方法は、住宅地図と同じです。住宅地図のページをご覧ください。

2-2. その他の注意点

  • 発行されていない地域があります。 地図室所蔵状況からおおよその発行地域をまとめた「ブルーマップ等一覧(自治体名)」(PDF:263KB、2023年12月18日現在)で確認してください。

  • ブルーマップ等が発行されていない地域の公図情報は、現地の法務局・地方法務局にお問い合わせください。

  • ブルーマップの主な記載内容は、公図界、公図番号、地番です。不動産活用上参考となる都市計画規制のうち用途地域の情報も併記されますが、用途地域名、用途地域界、建ぺい率、容積率の他、日影規制、市道路線等など、併記内容は地域によって異なります。

  • ブルーマップは本来、「住所」と「地番」の対照のために作られています。実際に事業を実施するときなどには、掲載情報の現状について、それぞれの担当行政機関での確認が必要です。

3. 関連サイト

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