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シンガポール、マレーシアの華人関係資料専門図書館―在外研究報告―: アジア情報室通報 第12巻第1号

アジア情報室通報 第12巻1号(2014年3月)
齊藤 まや(国立国会図書館関西館アジア情報課)

はじめに

中国以外の国や地域に居住する中国系民族の住民は、「華人」と呼ばれる[1]。彼らは、各地で集住地域を形成したり、「会館」と呼ばれる同郷出身者の集会所を建設したりするなど、結びつきが強く、居住先の国や地域の政治や経済に大きな影響を及ぼすことも多い。

こうした華人の歴史、社会、文化の研究は、中国や台湾はもちろん、日本や北米など世界中で行われており、各地に研究機関や学会が存在する[2]。中でも、華人が全人口の74.2%を占めるシンガポール[3]及び全人口の22%を占めるマレーシア[4]の華人については研究が盛んである[5]。この両国には、シンガポール南洋学会(新加坡南洋学会)や、後述する華社研究センターなどの学会や研究機関があり、華人関係資料の専門図書館も存在する。こうした専門図書館が所蔵する特色ある資料は、華人研究に欠かせない情報源となっている。また、世界的な資料デジタル化の流れを受け、これらの専門図書館でも資料のデジタル化を検討又は実施しており、資料へのアクセス向上が期待される。

2013年11月、筆者は、華人関係資料を所蔵するシンガポールとマレーシアの5つの主要な図書館(表1)を訪問する機会を得た。訪問時のヒアリングにより、各図書館とも、寄贈資料を中心に特色あるコレクションを構築しているが、他方では、慢性的な人員や予算不足と資料費高騰の影響から、運営経費のねん出が共通課題となっていることが明らかになった。本稿では、これまで日本ではあまり知られてこなかった、これらの専門図書館の現況を紹介したい。

表1 訪問図書館一覧

名称
所蔵規模
 シンガポール国立大学
 中文図書館
 1.7万冊*
 シンガポール宗郷会館
 連合総会文史資料センター
 2万冊
 南洋理工大学
 王賡武図書館 (シンガポール)
 6万冊
 南方大学学院図書館
 馬華文学館 (マレーシア)
 2万冊
 華社研究センター
 集賢図書館 (マレーシア)
 3.8万冊

*中文図書館全体では約61万冊の資料を所蔵するが、ここでは華人関係資料の蔵書数を記載した

1.シンガポール国立大学中文図書館[6]

(1) 概要

シンガポール国立大学中文図書館(National University of Singapore Chinese Library)は、シンガポール国立大学の7館ある図書館の1つである。同大学中央図書館の北側に位置し、2フロアからなる。上階には、現代図書、雑誌、新聞などを配架するほか、貸出・返却カウンターを設置する。下階には、叢書類や利用頻度が低い研究書、貴重書などの閉架資料を配置する。

同館は、1953年に設立され、中国語学、中国文学専攻の学生や研究者を主たる利用者として、中国語資料を収集、提供してきた。2002年には、日本語資料室を統合し、現在では、中国語資料約53万冊、日本語資料約8万冊を所蔵している。これは、東アジア言語資料所蔵図書館としては、東南アジア最大級の規模である。

(2) 所蔵資料

同館の所蔵資料は、中国語や日本語の現代図書のほか、『文淵閣四庫全書』や『続修四庫全書』など影印版の叢書類、10万冊以上に及ぶ古典籍線装本などの貴重資料もある。

華人関係資料としては、「南洋研究資料」がある。南洋研究資料は、東南アジア各国の華人会館、華人学校などの華人関係団体の刊行物や、東南アジア華人に関する研究文献を中心とする資料群で、約17,000冊からなる。第二次世界大戦以前の刊行物など貴重な資料も多い。これらの資料は、シンガポール国立大学図書館の所蔵資料検索システム「LINC」[7]で検索できるほか、一部の資料については、同館ウェブサイト内の「主題目録(专题目录)」[8]で、「シンガポール華人族譜書目(新加坡华人族谱书目(1959-2002))」などのテーマ別にタイトルを一覧することができる。

(3) 資料デジタル化

同館は、南洋研究資料の利用促進のため、1945年までに刊行された資料をデジタル化し、「Digitized Collections」[9]や「東南アジア華人歴史文献データ化計画(东南亚华人历史文献数据化计划)」[10]で公開している。これらのデジタル画像は、外部にも公開されており、日本からも閲覧できる。「Digitized Collections」では、『叻報(Lat Pau)』(1887-1932)、『振南日報(Cheng Nam Jit Poh)』(1913-1920)などの新聞9紙や、東南アジアに関する日本語文献約40冊などを公開している。一方、「東南アジア華人歴史文献データ化計画」では、「歴史文献中の古代南洋(历史文献中的南洋古国)」、「東南アジア華人移民史料(东南亚华人移民史料)」などのテーマごとに、研究書、雑誌、古典籍などの幅広い資料群の中から、関連文献をデジタル化して公開している。

同館の職員15名のうち、資料デジタル化を担当するのは3名である。この人員では、全ての作業を行えないため、スキャン作業など一部の工程は、外部委託のスタッフやアルバイトの学生が行っている。

デジタル化は、国外からも利用が見込まれる貴重資料及び社会団体の文書、会報、家譜、族譜、文物、写真など他機関に所蔵が少ない資料が優先される。選定の際は、まず図書館職員が対象資料候補のリストを作成する。その後、シンガポール国立大学の研究者などの東南アジア研究の専門家にヒアリングを行い、対象資料を最終決定する。

2.シンガポール宗郷会館連合総会文史資料センター[11]

(1) 概要

シンガポール宗郷会館連合総会(新加坡宗乡会馆联合总会)は、1986年に、福建会館、潮州八邑会館、広東会館など、シンガポールにある7つの華人会館が連合して設立された組織である。文史資料センター(文史资料中心)は、その付属施設として1989年に開館し、連合総会事務局や華人学校が入る会館の3階に位置する。同センターは、華人研究の活動を補助する目的で設置され、華人関係の資料を収集、提供してきた。しかし、2014年2月現在、同センターは利用を休止している。休止の理由は、予算と人員の削減により十分な運営体制が取れなくなったためである。現在は、宗郷会館連合総会事務局との兼務職員1名が、寄贈資料の受け入れと書誌入力など、最低限の維持作業を行っているのみで、再開の目途は立っていない。

(2) 所蔵資料

文史資料センターは、シンガポールとマレーシアで出版された華人関係の中国語資料を中心に、約2万冊の資料を所蔵する。所蔵資料の多くは、東南アジア史研究の第一人者、許雲樵教授の遺族から寄贈された旧蔵書である。東南アジア華人研究に実績がある許雲樵教授の旧蔵書は、教授の著作を始め、東南アジアの歴史、社会、文化や、華人史、華人社会に関する資料を多く含む。中には、許雲樵教授が編集に携わった雑誌『大馬少年』や、全ての巻号が揃う『南洋學報』、『星洲週刊』、『南洋文摘』など、他機関での所蔵が少ない貴重な資料もある。

許雲樵教授旧蔵書のほか、同センターは、シンガポールを中心とする世界中の華人会館や華人学校の刊行物、東南アジア史の研究書、辞書や目録などの参考図書を所蔵しており、利用休止前には、国内外の研究者や華人学校の学生らが利用していたという。

同センターには、外部に公開している所蔵資料検索システムはないが、Excelで簡易な書誌リストを作成しており、室内の端末で検索することができる。書誌入力の労力軽減のために、タイトル、著者など最低限必要な書誌情報のみ入力している。それでも、人員不足から書誌入力が十分にできておらず、未整理資料の滞貨が課題となっている。

また、近年は、予算不足により新規の資料購入がほとんどできておらず、華人会館などの寄贈によってのみ、資料を入手している。予算だけでなく、書庫スペースの問題もあって、資料を増やすのは難しいことから、当面は積極的な資料収集を再開する予定はない。

(3) 資料デジタル化

同センターでは、所蔵資料の適切な保存環境を維持できておらず、資料の多くは、劣化が進んでいる。しかし、修復やデジタル化の目途は立っていない。同センターでは、貴重資料の保存と利用促進のため、デジタル化を行いたいと考えているが、現行の人員と予算だけでは難しい。そのため、シンガポール国立図書館やシンガポール国立大学図書館など、他機関との連携を模索している。

3.南洋理工大学王賡武図書館[12]

(1) 概要

南洋理工大学王賡武図書館(Nanyang Technology University Wang Gungwu Library)は、シンガポールの西部に位置する南洋理工大学[13]に8館ある図書館[14]の1つで、同大学華裔館の1階に設置されている。華裔館は、1995年に設置された機関で、華人に関する資料収集、展示会、学術文献の発行を行っている。

王賡武図書館は、華裔館開設時からその付属図書館として設置され、当初は、華裔館資料センター(华裔馆资料中心)という名称であった。その後、華人研究の第一人者で、多数の蔵書を同館に寄贈した王賡武教授の実績と貢献を称え、2003年にその名を冠した現在の名称に改称された。

図書館の専任職員は2名のみで、カウンター業務はアルバイトの学生が担当している。南洋理工大学の他の図書館と同様、貸出サービスを利用できるのは、同大学に所属する教職員や学生のみである。しかし、閲覧とレファレンスサービスは学外の研究者にも開放されており、登録や紹介も不要である。また、劣化資料や貴重資料を除いて全ての資料が開架されている。

(2) 所蔵資料

同館は、王賡武教授の寄贈書約2万冊や、華人会館の刊行物や東南アジア史研究書など約6万冊の華人関係資料を所蔵する。資料のほぼ全てが寄贈によるもので、ほとんど購入していないのが特徴である。寄贈資料は、世界各地の会館や大使館のほか、同館を訪問した研究者からも多く寄せられている。

同館によると、世界各国の華人会館や華人学校資料はこれまで比較的順調に収集できており、世界各国で刊行された華人関係資料が書架に並ぶ。ただ、日本の刊行物が、その華人人口[15]に比して少ないのが課題であるという。米国と比較しても、収集冊数は10分の1以下に留まり、日本の華人刊行物の多くが未収であると考えられている。そのため、今後は、来館した日本の研究者から情報を収集し、日本の華人会館などの関係機関に寄贈を呼びかける予定である。

同館の特色ある所蔵資料は、「早期教科書コレクション(早期课本特藏)」である。このコレクションは、1920年代から1970年代に中国、シンガポール、マレーシアなどの華人学校で使用された教科書2,000冊以上からなる。科目は、英語、マレー語、歴史が中心であるが、仏教系華人学校で使用された教科書が多いため、仏典解釈など仏教学の教科書も多く含まれる。早期教科書コレクションは、館内に設けられた専用の閲覧室(写真1)で閲覧できる。このコレクションは、申請すれば誰でも閲覧できるほか、コレクションのうち約120冊は、閲覧室内に開架されており、自由に手に取ることができる。

写真1 小学校の教室をイメージしたデザインの早期教科書コレクション閲覧室

(3) 資料デジタル化

所蔵資料のうち、早期教科書コレクションは、特に利用が多く、劣化が進んでいる。このコレクションは、他機関では所蔵されていない貴重な資料を多く含むため、同館は、資料保存のためのデジタル化に取り組んでいる。2013年11月時点では、表紙や目次部分のみをデジタル化しており、その画像を閲覧室内に設けられたタッチパネル式のモニターで閲覧できる。同館は、早期教科書コレクションの全文デジタル化とデジタル画像の外部公開を目指している。しかし、作業にあたる人員は、職員2名とアルバイトの学生のみと不足しており、また予算の問題もあって、実現の目途は立っていない。

4.南方大学学院図書館馬華文学館[16]

(1) 概要

マレーシアの南方大学学院は、1990年に設立された華人学校であり、シンガポールとの国境に近い、ジョホール州のスクダイに位置する。馬華文学館(马华文学馆)は、南方大学学院図書館の2階に設置される、マレーシア華人文学の専門図書館である。同館は、マラヤ大学中文系の呉天才准教授の寄贈書約3,000冊をはじめ、研究者や研究機関から多数の寄贈を受けて、1998年に設立された。

同館の人員は、兼任職員1名、非常勤職員1名のみである。小規模ながらも、資料を収集、提供するだけでなく、館内で展示会を開催し、文学雑誌『蕉風』を発行するなど、マレーシア華人文学の研究推進のために、積極的に活動している。

(2) 所蔵資料

同館は、1930年以降に刊行された、マレーシア華人に関する研究書や、マレーシア華人作家の文学作品、世界各国で出版されたマレーシア華人文学作品の翻訳書などの図書約2万冊のほか、各国の中国語新聞、マレーシアで製作された中国語映画のDVDなども所蔵する。所蔵資料の多くは、マレーシア、シンガポールなどの華人作家、中国系出版社及び世界各国の研究者からの寄贈による。少数だが、日本の愛知大学などの機関との資料交換で入手した日本語資料もある。

同館の特色ある所蔵資料は、マレーシア華人文学に関する雑誌・新聞記事コレクションである。これは、同館職員が、『星洲日报』、『南洋商报』、『联合早报』など、同館が収集する新聞や雑誌に目を通し、マレーシア華人作家やその作品に関連する記事を選択して蓄積してきたコレクションで、マレーシア華人文学研究の貴重な情報源となっている。

(3) 資料デジタル化

同館は、2011年に資料のデジタル化を開始し、検索と閲覧ができるデータベースを構築している。このデータベースは、同館ウェブサイト内の「南方大学学院デジタル所蔵資料システム(南方大学学院数位典藏系统)」[17]で利用できる。このサイトは、複数のデータベース[18]を収録するが、ここでは、馬華文学館が運営する「マレーシア華語文学記事索引データベース(马华文学论文索引资料库)」を紹介する。

マレーシア華語文学記事索引データベースは、前述のマレーシア華人文学に関する雑誌・新聞記事コレクションを収録するデータベースで、約10万件の記事の書誌事項を検索できる。一部の記事については、本文のデジタル画像も収録しているが、画像の閲覧は南方大学学院校内に限られる。なお、このデータベースは、台湾の国立台湾師範大学と連携して構築している。国立台湾師範大学はデータベースのプラットホームの提供と障害時のメンテナンスを担当し、馬華文学館は資料提供とデータ投入を担当する。馬華文学館では、職員1名、非常勤職員1名、アルバイトの学生5名が作業を行い、年間6,000~7,000件のペースでデータを追加している。

5.華社研究センター集賢図書館[19]

(1) 概要

マレーシアの首都クアラルンプールに位置する華社研究センター(华社研究中心)は、マレーシア華人の歴史や文化について研究を行う私立の研究機関である。1985年、クアラルンプールの各省の華人会館など、15のマレーシア華人関係機関が、合同で華社資料研究センター(华社资料研究中心)を設立し、1996年に現在の名称に改称した。

集賢図書館(集贤图书馆)は、華社研究センターの付属図書館で、同センターの2階に位置する。同センターに所属する研究員のほか、有料会員に対してサービスを提供している。会員制図書館であるが、定められた会費を支払えば国籍や身分を問わず会員になれるほか、非会員でも利用料を支払えば当日に限り利用可能である。2013年11月現在、同館の会員数は約900名で、東南アジア史や華人史の研究者を中心とし、国外の会員も多い。

(2) 所蔵資料

集賢図書館は、マレーシア華人に関する研究書、文学作品、華人学校の刊行物などの図書約38,000冊及び雑誌、新聞、手稿、写真資料などを所蔵している。所蔵資料の約80%が中国語資料で、残りの20%は英語やマレー語の資料である。

所蔵資料は、研究者や華人関係団体からの寄贈が多くを占める。寄贈は、国内外から寄せられており、日本の研究者から寄贈された日本語資料もある。少数だが、購入することもあり、出版社のウェブサイトや目録、華人関係の学術雑誌の書評を参照し、同センターの研究員の協力を得て選書している。

同館の特色ある所蔵資料は、教科書コレクションと新聞記事切り抜きコレクションである。教科書コレクションは、1930年代から1940年代にマレーシアの華人学校で使用された教科書約1,700冊からなり、同館しか所蔵していない貴重な教科書も多く含まれる。

新聞記事切り抜きコレクションは、1985年の開館時から現在まで、中断することなく継続され、すでに150万件以上もの記事が蓄積されている。マレーシアの新聞記事アーカイブとしては、他に類を見ない貴重なコレクションである。同館では、マレーシアで刊行されている新聞を出来る限り網羅的に収集している。職員は、その全てに目を通し、ほぼ全ての記事について、書誌情報と2,000以上に細分化された分類記号[20]を付与して保存している(写真2)。館内利用に限るが、記事タイトル、収録紙、日付などを検索できるシステムもある。

写真2 分類記号別にスクラップされた新聞記事

(3) 資料デジタル化

同館は、所蔵資料のうち、新聞記事切り抜きコレクションのデジタル化に2011年から取り組んでおり、2名の職員が小型スキャナを用いてデジタル画像データを作成している。ただし、2013年11月現在、デジタル画像閲覧システムが構築されておらず、利用できる状態にない。同館では、今後1~2年以内にシステムを構築し、会員限定でデジタル画像の閲覧サービスを開始し、将来は一般公開することも視野に入れている。また、今後は新聞記事のほか、教科書や写真資料のデジタル化も行いたいとしている。

おわりに ―華人関係資料専門図書館の課題と今後

以上、華人関係資料を所蔵する専門図書館を紹介してきた。各館とも、限られた予算や人員の中で工夫しながら、資料の収集やデジタル化を行っていることが分かる。

一方で、シンガポールとマレーシアという、隣り合う2国に複数の類似機関があるにも関わらず、機関間での連携が見られないことが課題であると感じた。例えば、複数の機関で収集している華人会館資料の書誌情報を共有して書誌作成にかかる労力を軽減すること、資料の分担収集と保存により予算や所蔵スペースを節約することが考えられる。

デジタル化についても、馬華文学館が国立台湾師範大学と連携している以外には、連携事例はなかった。小規模図書館にとって、技術や設備の面で負担が大きいデジタル化作業を行う際には、国立図書館などの主要図書館による技術支援など、類縁機関間に留まらない連携を検討する価値があると思われる。

華人研究に欠かせない各図書館の貴重な資料が、今後、上記のような取組みにより、更に広く活用できるようになることを期待したい。

(さいとう まや)


[1] 類似の呼称に「華僑」がある。居住国の国籍を取得した者を「華人」、中国籍のまま海外に居住する者を「華僑」と区別する(平田幹郎『中国を読む事典』古今書院, 2002.12, p.49)ことが多いが、本稿では、国籍取得の有無に関わらず、中国以外の地域に居住する中国系民族の住民を「華人」と呼ぶこととする。

[2] 中国の華僑大学華僑華人研究所、台湾の中華民国海外華人研究学会、米国のChinese Historical Society of America、日本の日本華僑華人学会など。

[3] Population Trends 2013. Department of Statistics, p.3. http://www.singstat.gov.sg/Publications/publications_and_papers/population_and_population_structure/population2013.pdf(ウェブサイトの最終アクセス日は2014年2月18日。以下全て同じ。)

[4] Monthly Statistical Bulletin Malaysia, November 2013. Population and Vital Statistics (http://www.statistics.gov.my/portal/download_Buletin_Bulanan/download.php?file=BPBM/2013/NOV/03_Population.xls)より算出。

[5] 例えば、福崎久一『華人・華僑関係文献目録』(アジア経済研究所, 1996.3)に掲載されている国別の華人研究文献数は、シンガポールとマレーシアだけで全体の約33%を占め、他国より圧倒的に多い。

[6] http://libportal.nus.edu.sg/frontend/ms/chinese-library/about-chinese-library

[7] http://libportal.nus.edu.sg/frontend/linc

[8] http://libportal.nus.edu.sg/frontend/ms/chinese-sea/research-materials/subject-bibliographies

[9] http://libportal.nus.edu.sg/frontend/web/resources/library-initiatives/digitized-collections

[10] http://www.lib.nus.edu.sg/chz/SEAChinese/zynr.html

[11] https://www.sfcca.sg/node/443

[12] https://blogs.ntu.edu.sg/library/wgwl/

[13] 大学名は「理工大学」であるが、総合大学であり、文系学部も設置されている。

[14] 南洋理工大学には王賡武図書館とは別に、中文図書館が設けられており、中国語資料を収集しているが、収集対象は現代の図書で中華人民共和国、台湾等で発行されたものを中心とし、王賡武図書館と収集方針が異なる。

[15] 法務省「平成25年6月末現在における在留外国人数について(確定値)」(http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri04_00037.html)及び「帰化許可申請者数等の推移」(http://www.moj.go.jp/MINJI/toukei_t_minj03.html)から、日本の華人人口は80万人程度と推測される。

[16] http://lib.sc.edu.my/index.php/en

[17] http://xsystem.sc.edu.my/ug/ug-0.jsp

[18] 馬華文学館が運営するデータベース以外に、南方大学学院図書館が運営する「南方大学学院関連記事切り抜き記事データベース(南方大学学院剪报资料库)」、「キャンパス植物園植物図鑑データベース(校园植物图鉴资料库)」などがある。

[19] http://www.malaysian-chinese.net/library/

[20] 同館のウェブサイト(前掲注19)で確認できる。

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