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『国家電子文書管理知識及び政策幹部読本』:アジア情報室の社会科学分野の資料紹介(25):アジア情報室通報 18巻2号

1. 中国語

1.34. 《国家电子文件管理知识与政策干部读本》编委会 编著『国家电子文件管理知识与政策干部读本(国家電子文書管理知識及び政策幹部読本)』人民出版社, 2019.1. 3, 4, 256p【AC9-311-C331】

【キーワード】

中国、電子政府、文書管理

【著者情報】

本書の編集委員会は、国家電子文書管理部局間連絡会議弁公室の人員から構成されている。同会議は、中国共産党中央弁公庁、国務院、国家発展改革委員会などから構成されており、国家暗号管理局に設置されている。同会議及び、本書の編集委員会の主任を務める李兆宗は、現国家暗号管理局局長[1]でもある。

【出版の背景・目的】

中国では、2009年に「電子文書管理暫定弁法」[2]が制定され、国の機関及び企業等による電子文書管理を進めてきた。本書は、電子文書の管理について、各地域、各部門、党校などの組織での研修や、共産党・政府幹部及び広く公務員の学習に資することを目的に刊行されたものである。

【本書のポイント】

本書は、「第一部分 電子文書に関する基礎知識」「第二部分 国家の電子文書管理業務」「第三部分 電子文書管理の応用と実践」の3部分から構成される。第一、第二部分で原則を説明し、第三部分で電子証明書、電子カルテ、学生の学籍管理、企業における電子文書管理など、各分野での実践例を紹介している。巻末には「電子文書管理暫定弁法」の全文及び関連する国家規格一覧が掲載されており、一冊で中国の電子文書管理について概観するのに有用な資料といえる

【目次】

第一部分 電子文書に関する基礎知識
 第一章 電子文書を知る
 第二章 電子文書管理
第二部分 国家の電子文書管理業務
 第三章 電子文書管理の現状と課題
 第四章 電子文書管理の法規体系
第五章 電子文書管理の標準規範
第六章 新時代の国家の電子文書管理の主要任務
第三部分 電子文書管理の応用と実践
 第七章 各機関における電子文書管理業務
 第八章 電子文書管理の応用と代表例
付録
 電子文書管理頻出名詞
 電子文書管理暫定弁法
 電子文書関連国家規格目録
参考文献
後記

(アジア情報課 水流添 真紀)



[1] 国家电子文件管理部际联席会议组织架构(国家电子文件管理(国家暗号局サイト内))
http://www.oscca.gov.cn/sca/ztpd/2016-11/25/content_1002500.shtml
国家電子文書管理部局間連絡会議弁公室主任は、国家暗号局局長が兼任する。

[2] 「电子文件管理暂行办法」(北大法宝)
https://www.pkulaw.com/chl/a1f37535661b2e35bdfb.html
条文は冒頭のみ掲載されている。

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