「リサーチ・ナビ」に関するアンケートを実施しています。皆さまのご意見をお聞かせください。アンケートに答える

トップアジア諸国の情報をさがす刊行物>平成22年度アジア情報研修「中国関連情報の調べ方」概要報告: アジア情報室通報 第8巻第4号

平成22年度アジア情報研修「中国関連情報の調べ方」概要報告: アジア情報室通報 第8巻第4号

アジア情報室通報 第8巻第4号(2010年12月)
阿部 健太郎

去る平成22年11月17日(水)に、国立国会図書館関西館第1研修室において、平成22年度アジア情報研修を実施した。この研修は、大学図書館、専門図書館、公共図書館または研究機関の職員等で、アジアに関連する情報を扱う方を対象とし、日本国内の各図書館におけるアジア情報にかかるサービスの向上に資することを目的に実施するものであるが、第9回目の開催となる今回は、「中国関連情報の調べ方」と題し、当館関西館アジア情報課の職員が中国の資料・情報に関する講義・実習を行った。

1 受講生について

受講生の内訳は、図書館員は大学図書館13名、専門図書館1名、公共図書館4名(都道府県立図書館、市区町村立図書館各2名)、研究機関の職員等は3名の計21名であった。

2 アジア情報研修の内容

研修各科目の概要を以下に紹介する。

1.中国関係資料の調べ方概論

中国関係資料の所蔵の調べ方について、当館、国内機関、国外機関ごとに紹介、中国関係の雑誌・新聞の調べ方について、所蔵の調べ方、雑誌・新聞記事索引やウェブ上で閲覧できる雑誌・新聞などを紹介した。

2.中国の統計情報の調べ方

中国の統計情報の調べ方について、政府統計や総合統計の紹介、中国大陸や香港、マカオ、台湾などの地域別、人口や経済・産業、金融などの各種テーマ別統計を調べるうえでの基本的な資料やウェブサイトを紹介した。

3.中国の人物情報の調べ方

中国の人物情報の調べ方について、前近代から近現代までの時代別、中国各省や旧満州、台湾などの地域別、文学関係や別名などのテーマ別の調べ方、伝記資料・年譜資料の探し方を紹介した。


いずれの科目も講義後に実習の時間を設け、講師が出題した演習問題に、講義で紹介した資料やインターネット情報源を使って取り組んでもらった。

3 研修の総括

研修終了後に行ったアンケートでは、全般的に、今後の業務のなかで「役に立つ」、難易度、分量ともに「適切」という意見が多数を占め、おおむね高い評価をいただいた。

一方で、「内容が多い」「時間がもう少しほしい」といった意見も寄せられた。また、今後研修で取り上げてほしい地域は「韓国・北朝鮮」「中国」、分野は「経済・社会」「法律・政治」「人文学」という要望が多かった。来年度以降の研修に活かしていきたい。

なお、当館作成の研修資料は、当館ウェブサイト内のアジア情報研修のページに掲載する予定である。


最後に、参加各機関にこの場を借りて改めてお礼申し上げる。

  • 国立国会図書館
  • 国立国会図書館オンライン
  • 国立国会図書館サーチ
  • 国立国会図書館デジタルコレクション
  • ひなぎく
  • レファレンス協同データベース
  • 本の万華鏡
  • 参考書誌研究