アジア情報室の利用案内

アジア情報室の写真

1. アジア情報室の概要

1-1. 特徴と資料のあらまし

国立国会図書館関西館アジア情報室では、東アジア、東南アジア、南アジア、中央アジア、中東・北アフリカの地域を対象とする資料・情報を収集・提供しています。

1-2. 閲覧室

アジア情報室の閲覧室は関西館の地下1階に位置し、内外の参考書約9万冊を開架する総合閲覧室と一体となって関西館の大閲覧室を構成しています。閲覧室には、約3万冊の参考図書や基本図書、約1,000タイトルの雑誌、新聞を開架しています。

アジア情報室紹介動画へのリンク画像外部サイト
(画像をクリックすると国立国会図書館公式Youtubeチャンネルの動画が表示されます)

2. 来館利用

アジア情報室では、中国語、朝鮮語をはじめとする東アジア、東南アジア、南アジア、中央アジア、中東・北アフリカ地域の言語で書かれた資料、およびアジア地域に関する日本語、欧文の資料をご利用になれます。

2-1. 開架資料

閲覧室では目録、索引、辞典、地図などの参考図書約3万冊、及び主要な雑誌約1,000タイトル、新聞約200タイトルの新しい号を開架しています。バックナンバーは書庫にあります。詳しくは、アジア情報室の所蔵資料案内をご覧ください。

開架資料は登録利用者以外の方も自由にご覧になれます。

目録、辞書、百科事典、地図などの参考図書、新聞、雑誌はそれぞれを地域別、国別に分けて配置しています。そのほかの図書は地域別、国別に配置しさらに分類(国立国会図書館分類表)順に排列しています。開架資料の配置は、アジア情報室閲覧室配置図[PDF 196KB]をご覧ください。

開架資料を含む所蔵資料の大部分は、インターネット上の国立国会図書館サーチで検索できます。詳しくは、国立国会図書館所蔵アジア関係資料の検索をご覧ください。

登録利用者になると、国立国会図書館サーチで書庫配置資料の利用申込みができます。ただし、国立国会図書館サーチで検索できない書庫配置資料、および書庫にある新聞の一部の利用申込みは、国立国会図書館サーチではできませんので、アジア情報案内にご相談ください。

2-2. レファレンス・資料案内

アジア情報案内では、アジア情報室の利用案内のほか、アジア諸国に関する文献の調べ方、書誌・参考図書類をご案内します。また、お調べのテーマを専門分野とする関係機関をご案内することもできます。なにかわからないことがありましたら、お気軽にお尋ねください。

3. 遠方の方へ

当館に来館することなく、アジア情報室の資料を利用する方法をご案内します。

3-1. 遠隔複写サービス

アジア情報室の所蔵資料および中国学術雑誌全文データベース(CAJ)、KISS(Koreanstudies Information Service System)、DBpiaの収録論文は、ご来館いただくことなく複写を申し込み、郵送又は宅配便で複写製品を受け取ることができます。このサービスを利用できるのは、登録利用者の方および登録している機関です。登録の住所地または電子ジャーナルにより、申込対象が異なります。

国内国外
個人機関個人機関
所蔵資料
電子ジャーナルCAJ
KISS
Dbpia

申込方法、発送方法・日数、支払い方法・料金など、詳しくは遠隔複写サービスをご覧ください。

3-2. 図書館間貸出

当館では個人に対する資料の貸出を行っていませんが、お近くの図書館や所属の大学図書館などを通じて図書館間貸出サービスを利用することができます。

詳しくは他の図書館への資料の貸出しをご覧ください。

3-3. 取り寄せサービス

登録利用者(個人)になると、東京本館に関西館の資料を、また、関西館に東京本館・国際子ども図書館の資料を取り寄せ、閲覧することができます。詳しくは利用者登録をご覧ください。

3-4. アジアに関するレファレンス・資料案内

電話やお近くの図書館を通してのアジアに関するレファレンスサービスを行っております。

3-4-1. 調べ方の案内

アジア諸国に関する文献の調べ方、書誌・参考図書類をご案内します。また、お調べのテーマを専門分野とする関係機関をご案内することもできます。

また、リサーチ・ナビでは、様々なテーマを取り上げ、インターネット上の情報源を含め、その調べ方をご案内しています。

3-4-2. 電話でのお問い合わせ

当館の利用方法、資料の所蔵などに関するお問い合わせについて、電話でお答えします。所蔵調査では、書名、著者名、発行年代、出版社等をできるだけ事前にご確認の上、お問い合わせください。アジア関係資料の所蔵については、所蔵資料の検索でも調べることができます。

電話番号

自動音声案内 0774-98-1200

自動音声の案内にしたがって、ご希望の番号を選択してください。

アジア関係資料についてのお問い合わせ 0774-98-1390(直通)

3-4-3. 文書でのお問い合わせ

資料・情報についてお調べになりたいことがある方は、まず日頃ご利用の最寄りの公共図書館、あるいは所属されている大学の図書館などにご相談ください。全国の各図書館で解決できないレファレンス(ご相談)につきましては、各館からお問い合わせいただくことができます。詳しくはレファレンス・利用案内をご覧ください。

3-5. 日本国外からのご利用について

日本国外より複写サービス、貸出サービスをご利用になる場合については、以下のページをご覧下さい。

4. 海外の図書館の複写サービスの紹介

中国国家図書館、韓国国立中央図書館では、下記要領で複写サービスを行っております。

当館にお探しの資料がなく、中国国内または韓国国内に資料の所在が確認できた場合、中国国家図書館には直接、韓国国立中央図書館には図書館経由で複写を申し込むことができます。

なお、当館ではデータベース検索や申し込みの代行はいたしません。 複写申し込みは利用者ご自身で行っていただくことになります。また、本サービスご利用に係るクレーム等についても、当館では一切責任を負いませんので、直接申込館に連絡していただくようお願いいたします。