トップアジア諸国の情報をさがすアジア情報室の活動新着資料紹介><朝鮮語>『第1次-第10次韓米防衛費分担特別協定の主要内容の分析及び政策的示唆点(立法・政策報告書)』:アジア情報室の社会科学分野の新着資料紹介(2021年2月公開)

<朝鮮語>『第1次-第10次韓米防衛費分担特別協定の主要内容の分析及び政策的示唆点(立法・政策報告書)』:アジア情報室の社会科学分野の新着資料紹介(2021年2月公開)

朝鮮語

김도희(キム・トヒ)『제1-10 한미방위비분담특별협정의 주요내용 분석 정책적 시사점 (입법·정책보고서 ; Vol.40)( 1-10次韓米防衛費分担特別協定の主要容の分析及び政策的示唆点(立法政策報告書))ソウル: 국회입법조사처, 2019.12, 92 pAK4-651-K97

【キーワード】

米韓防衛費分担特別協定、米軍駐留経費

【著者情報】

キム・トヒは、韓国国会立法調査処の立法調査官で、米韓同盟、防衛事業等を担当している。

【出版の背景・目的】

韓国は、1991年に米国との間で最初の防衛費分担特別協定を締結した。同協定は2019年までの間に計10回締結されており、第10次協定は2019年末に終了したが、2021年2月24日現在、新しい協定は締結されておらず、協議が続いている状態である[1]

本書は、国会立法調査処が立法及び政策議題に関する主題を選定して分析‧評価し、立法及び政策代案を提示する「立法・政策報告書」シリーズの一冊である。

【本書のポイント】

米韓防衛費分担特別協定の内容、沿革等の概要と、問題点が整理された資料である。Ⅱ-4では韓国、日本、ドイツの米軍駐留経費の支援根拠、決定・提供方式等を比較し、Ⅲ及びⅣでは、分担金額が年々増加していることや、同協定の批准同意案の国会への提出が予算審査期間より後であることなど、韓国側が抱える課題を分析して対応策を提示している。また、付録として「第1次 - 第10次韓米防衛費分担特別協定及び国会の審議」を付し、各回の協定の概要・特徴と国会審議の概要をまとめている。

【目次】

Ⅰ. はじめに
Ⅱ. 韓米防衛費分担特別協定の概要
 1.同盟理論と防衛費分担
 2.防衛費分担特別協定の法的性格
 3.防衛費分担特別協定の歴史
 4.海外主要国の防衛費分担事例の比較
Ⅲ. 防衛費分担金特別協定の主要内容の分析
 1.防衛費分担金の増額
 2.防衛費分担制度の改善
 3.国会の民主的関与
Ⅳ. 政策的示唆点
 1.増額要求に対する事前戦略及び対応
 2.防衛費分担関連制度の改善
 3.国会の民主的関与を強化
Ⅴ. 要約及び結論
参考文献
付録

【関連する調査及び立法考査局刊行物収載の文献】

西住 祐亮「【アメリカ】北朝鮮政策と同盟に関する議会公聴会」『外国の立法』No.284-1(2020.7)
https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_11512850_po_02840114.pdf?contentNo=1

(アジア情報課 廣田 美和)



[1] CNNは、2021年2月11日(現地時間10日)、同協定が合意に近づいており、韓国側負担をこれまでより13%引き上げることで合意する可能性が高いと報じた。
「CNN「韓米、防衛費分担金で合意に近づく」」KBS WORLD Radio , 2021.2.12
http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=78211
 "US and South Korea nearing agreement on cost sharing for American troops" CNN, 2021.2.10.
https://edition.cnn.com/2021/02/10/politics/us-south-korea-cost-sharing-troops/index.html

  • 国立国会図書館
  • 国立国会図書館オンライン
  • 国立国会図書館サーチ
  • 国立国会図書館デジタルコレクション
  • ひなぎく
  • レファレンス協同データベース
  • 本の万華鏡
  • 参考書誌研究
  • Research Navi(English)