東北大学附属図書館
- 英語名
- Tohoku University Library
- 住所
- 〒980-8576 宮城県 仙台市青葉区川内27-1
- 所蔵資料
-
中国語は文学・史学・哲学のほか、政治・経済分野が多い。
一部の資料をのぞき、OPAC(http://opac.library.tohoku.ac.jp/opac/
)で検索できる。1995年3月以前に出版された中国語図書、1999年3月以前に出版された朝鮮語図書の一部は、カード目録、冊子目録で検索。
漢籍については以下の目録あり。
- 『東北大学所蔵和漢書古典分類目録. 漢籍 経部・史部』(1974)
- 『東北大学所蔵和漢書古典分類目録. 漢籍 子部・集部・叢書部・附録』(1975)
- 『東北大学所蔵和漢書古典分類目録. 漢籍書名・人名索引』(1980)
- 『東北大学附属図書館医学分館漢籍目録』(1990)
また、冊子体目録収録分のうち漢籍部分は全国漢籍データベース (http://kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp/kanseki
)でも検索可能。
アジア関係コレクションは以下のとおり。詳細は「主要特殊文庫一覧」(http://www.library.tohoku.ac.jp/collection/collection/list.html
)を参照。
(1)狩野文庫
旧制第一高等学校校長(明治31~39)や京都帝国大学文科大学長(明治39~41)を歴任した文学博士狩野亨吉(1865~1942)の旧蔵書。和漢書古典を主体とする幅広い領域の資料を含む約108,000冊からなる大コレクション。
(2)矢島文庫
東北大学附属図書館に昭和7年から同40年までの34年の長きにわたって勤務し、昭和40~42年は文学部助教授として書誌学・図書館学を究めた矢島玄亮(1903~2001)の旧蔵書。蔵書の内容は中国哲学、漢文学、書誌学を中心とし、特に自らの編著を主とする「参考資料」の数々に特徴をもつ。また、清末民国初年の石印本を中心とする線装本の多さも目立つ。
(3)金谷文庫
東北大学名誉教授金谷治(1920~2006)の旧蔵書。2008年2月遺族から附属図書館に寄贈され、整理後、2008年11月から公開。戦国秦漢期における思想史の空白を埋める文献学的研究の基盤をなした和漢古書、中国思想・哲学分野の一般書が収集されている。内訳は、和漢古書2,636冊(366点)、一般書(中国書・和書・洋書)2,616冊の計5,252冊。
(4)西蔵大蔵経
東北帝国大学法文学部講師で、河口慧海と並ぶ西蔵学者であった多田等観(1890~1967)が、チベットにおいて収集した資料6,652部からなるコレクションである。宇井伯寿(法文学部印度学初代教授)の斡旋と斎藤報恩会の援助により、大正12年に「デルゲ版西蔵大蔵経」4,569部、昭和4年「西蔵撰述仏典」2,083部が本学に受け入れられた。
『影印・北京版西蔵大蔵経総目録・索引』(1985)、『東北大学附属図書館所蔵西蔵大蔵経マイクロフィルム索引』(1978)あり。