京都大学東南アジア地域研究研究所図書室

英語名
Library, Center for Southeast Asian Studies, Kyoto University
URL
https://library.cseas.kyoto-u.ac.jp/ 外部サイトへのリンク
住所
〒606-8501 京都府 京都市左京区吉田下阿達町46
所蔵資料の言語
  • 中国語
  • 朝鮮語
  • チベット語
  • インドネシア語
  • クメール語(カンボジア語)
  • タイ語
  • タガログ語(ピリピノ語)
  • ビルマ語
  • ベトナム語
  • マレーシア語
  • ラオ語
  • その他東南アジア言語
  • サンスクリット語
  • パーリ語
  • ベンガル語
  • アラビア語
  • トルコ語
  • ペルシア語
  • 研究対象地域
  • 中国(香港・マカオ)、台湾
  • 韓国、北朝鮮
  • 東南アジア
  • 南アジア
  • 所蔵資料

    東南アジア地域に関係する資料として、図書室には欧文および東南アジア諸語の専門書約26万冊を、地図室には南アジアから東アジアをカバーする約44000点以上の地図を所蔵。図書室所蔵資料はKULINE(http://kuline.kulib.kyoto-u.ac.jp/外部サイトへのリンク)で検索できる。また、日本国内で所蔵している東南アジア逐次刊行物の情報を検索できる「東南アジア逐次刊行物総合目録データベース」(https://info.cseas.kyoto-u.ac.jp/db/sealib/外部サイトへのリンク)を提供している。東南アジア諸国の出版物については、1983年からジャカルタとバンコクの事務所を拠点に組織的収集を行っている。主な東南アジア関係のコレクションは、以下のとおりである。

    (1)チャラット・コレクション

    タイ政府関係者、故チャラット(Charas Pikul)氏の蔵書約9,000冊からなるコレクション。うち約4,000冊は、葬式配布本(Nagsue Ngan Sop)と呼ばれる重要人物の葬儀に際して配付される記念出版物で、同種のコレクションとしてタイ国外で最大規模である。

    (2)フォロンダ・コレクション

    デ・ラサール大学の高名なフィリピン史学者である、故フォロンダ(Marcelino Foronda)教授の蔵書約7,000冊からなる特別コレクション。イロコス地方の歴史・文学・民族誌に関する資料をはじめ、マルコス政権下の禁書・地下出版物や、カトリック関係の各種祈祷書などフィリピン研究に重要な諸資料を含む。

    (3)オカンポ・コレクション

    アテネオ・デ・マニラ大学のフィリピン史学者で・作家オカンポ(Ambeth Ocampo)氏の蔵書約1,000冊からなるコレクション。19世紀後半から20世紀初頭のフィリピン史に関する幅広い図書やカトリック関係の祈祷書をはじめ、議会記録等の政府刊行物を含む。

    (4)インドネシア・イスラームコレクション

    現代インドネシアにおけるイスラーム関連書籍約2700冊からなるコレクション。

    (5)石井米雄京都大学名誉教授旧蔵東南アジア関係資料コレクション

    石井米雄京都大学名誉教授[1929-2010]の蔵書およそ1万点余りのコレクション。タイ語、ビルマ語、クメール語、ラオ語、モン語、シンハラ語の東南・南アジア諸語、独仏伊をふくむ印欧語などの資料が含まれる。

    (6)その他

    地図・航空写真・マイクロ資料とも植民地期から近年までの多岐に渉る東南アジア地域研究の基礎資料を数多く所蔵している。