学校給食及び保育所給食について

昭和25年10月24日 閣議了解

収載資料:昭和財政史 終戦から講和まで 第18巻 大蔵省財政史室編 東洋経済新報社 1982 p.142 当館請求記号:DG15-19

学校給食及び保育所給食は終戦後の最も食糧事情の悪化していたときに連合軍総司令部特にアメリカの絶大な援助を得て実施され児童の体位向上と新しい民主的な教育並びに保育の目標達成に重要な役割を果しつつある。
併しいまだその指導の方法なり設備の点なりにその改善を要することも少くないが学校給食は重要な教育施設であり又保育所給食は重要な保育内容であるから日本政府は将来これが育成に努力を払う。