Community Analysis Reports and Community Analysis Trend Reports of the War Relocation Authority, 1942-1946

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憲政資料室 作成

資料群名(日本語)
戦時転住局 日系人社会の分析報告書及び分析動向調査報告書
請求記号
VE612-20
資料形態
マイクロフィルム
数量
29巻
主言語
英語
歴史
戦時転住局(War Relocation Authority, WRA)は、西海岸の指定地域から強制退去させられる敵国人及び日系アメリカ人の転住、生活の維持及び監督の計画の策定・実施、つまり、収容所(Relocation Center)への転住、収容所の管理・運営を所管する官署として1942年3月18日大統領命令第9102号により緊急管理庁(Office for Emergency Management)の機関として設置された(1944年2月内務省に移管)。ただし、敵国人のうち、WRA管理の収容所には収容されなかったドイツ人とイタリア人へのWRAの職務は、強制退去による引越しのための金銭的支援に限られていたので、その職務の大半は日系人を対象としたものであった。
WRAでは、被収容者たちの社会的背景や収容所に対する反応を把握するために、1942年6月にコロラド収容所で社会学的調査事業を開始し、1943年春には各収容所に社会学者、心理学者または人類学者を長とする日系人社会分析課(Community Analysis Section)が置かれた。
WRAは1946年6月30日廃止された。
主な内容
米国国立公文書館に移管された、WRA本庁で維持管理されていた主題分類の総合文書ファイルのNo. 61.300からNo. 61.319Aまで。各収容所の日系人社会分析課で作成され、WRA本庁の日系人社会分析課に定期的に送られた収容所ごとの特定の問題についての報告書及び被収容者の一般的な研究、さらに1944年9月から収容所の閉鎖まで作成・送付された各収容所の動向報告(日系社会分析動向報告書)、並びに本庁の日系人社会分析課作成の報告書や文書を収録。
旧蔵者
War Relocation Authority, WRA
原所蔵機関
米国国立公文書館(RG 210)
受入
この文書は1984年に米国国立公文書館(NARS)がマイクロフィルム化して市販した(NARA Microfilm Publications Number: M1342)。当館では1985年度に購入した。2017年度に請求記号をRWR-1からVE612-20に変更した。
検索手段
  • マイクロフィルム付属の目録(憲政資料室内備付冊子目録)
  • 米国国立公文書館のサイトのマイクロフィルムのカタログ に目録のPDFファイルが掲載されている(米国国立公文書館のサイトのトップページ外部サイト から Research Our Records >Search Online >Microfilm Catalogへ入り、Search & Browse NARA's Microfilm CatalogをM1342で検索)。
関連資料