イメージにまつわるコラムの一覧です。
灌仏会(かんぶつえ) 初夏を迎える4月は、空木(うつぎ)が白い「卯の花」をつけたので、卯月と呼ばれました。卯月の行事といえば、8日の釈迦の誕生日である灌仏会です...
端午の節句 端午は月の初めの「午(うま)」の日を指していましたが、のちに5月初めの「午」の日のみに用いられるようになりました。端午の節句(節供)は、槍、五月人形...
浮世絵師、日本画家の水野年方。現代では知る人ぞ知る絵師ですが、明治期の浮世絵の大家である月岡芳年の"後継者"として、明治後期に活躍しました。ここでは年方という人...
今となってはその芸術性を高く評価される江戸時代の浮世絵ですが、明治期以降、石版画や写真の広まりとともに伝統的な版画は下火となりました。しかし大正期から昭和初期に...
人々が行き来する橋は、古くから交通の要衝に架けられ、多くの文物の交流を通してそこに街が発展していきました。なかでも歴史のある橋や変わった橋は行き来する人々によっ...
「いますがた」【寄別1-8-1-10】は、山本昇雲が明治39(1906)年から42年までの4回にわたって刊行した美人風俗画です。山本は報道画家として、明治の代表...
井上安治の「東京名所」が明治14(1881)年から出版されました。安治は少年期から小林清親に師事して、習得した洋風版画の技法で東京名所の風景を製作しました。26...
憂いを帯びた表情、うりざね顔に細長くしなやかな肢体、大きな眼、竹久夢二の描く女性です。「夢二式美人」と呼ばれたこの女性像は、明治末から大正にかけて雑誌の挿絵など...
今も昔も今後の運勢を占いたい人、来年の運勢を知りたいと思う人はたくさんいます。江戸から明治にかけて、人々は自分の運勢のよい時期を陰陽道で知り祝いました。陰陽道は...
上巳の節句 3月最初の巳の日は上巳(じょうし)と呼び、上巳の節句(節供)は江戸時代五節句の一つでした。上巳の節句は、桃の節句、雛祭りとも呼ばれています。江戸幕府...