アジア情報室所蔵資料の概要: 中東・北アフリカ関係資料: 新聞
関西館アジア情報室では、アジアの地域の新聞を、欧文、現地語に関わらず各国1紙以上を目標に収集しています。
中東
イスラエルの"הארץ"(Ha'aretz)は、イスラエルの日刊紙の中では最も古く、代表的なヘブライ語の新聞です。英字紙の代表的なものに"The International Jerusalem Post"があります。イランの"اطلاعات"(Ettelaʻat)は、現在イランで発行されている新聞では最も古いペルシャ語新聞です。アジア情報室では、同紙を1941年から所蔵しています。英字紙の"Tehran times"は、国内ニュースとイスラムに関する記事が豊富です。トルコ発行の新聞では、トルコ語の大衆紙"Hürriyet"、英語の"Hurriyet daily news"などを所蔵しています。
北アフリカ
エジプトのアラビア語新聞"الأهرام"(Al-Ahram)は、政府関係のニュース報道が早く、国際ニュースも充実しているため、中東や北アフリカにおける重要な新聞の一つです。"The Egyptian Gazette"は、1880年に創刊された英字紙です。
電子ジャーナル
紙媒体の新聞のほかに、当館閲覧室では、世界各国の新聞を収録した電子ジャーナル "ProQuest"を提供しています。
継続受入リスト
関西館アジア情報室で現在、継続的に受入れている中東・北アフリカ関係新聞のリストです。リスト掲載新聞の所蔵期間などの所蔵の詳細の調べ方については、国立国会図書館所蔵アジア言語資料の検索をご参照ください。
検索方法
アジア情報室関連ページ
- 「アジア資料―アジアの新聞―(関西館の資料紹介 13 )
」『国立国会図書館月報』 2007年1月号(no.550)
- 「アジアの新聞を調べるには-中国語、朝鮮語以外について-(レファレンス事例紹介)」『アジア情報室通報』 第1巻第4号 2003年12月
- 「アジア情報室の資料収集―入手方法と資料概要」『アジア情報室通報』第1巻第2号 2003年6月