アジア情報室所蔵資料の概要: 東南アジア関係資料

東南アジア地域の現地出版物を効率的に収集するため、1998年から米国議会図書館(LC)の東南アジア共同収集プログラム(CAP-SEA)に参加しています。これは、参加館の収集希望をもとにLCジャカルタ事務所が一括して現地での収集活動を行う仕組みです。図書については発行国、分野、言語などによって分けられた項目の中から希望する項目を、雑誌についてはタイトルリストから希望するタイトルを選択します。参加館は選択範囲に応じて収集活動に必要な費用を負担することになっています。現在当館は11か国(インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、東ティモール、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス)の資料をCAP-SEAにより収集しており、一般には入手の困難な政府刊行物や地方出版物も収集可能です。

東南アジア資料は、人文、社会科学分野を中心に、参考図書、古典的文献、研究書等を所蔵しています。現地語資料に加えて、日本語、欧米言語資料も収集しています。

力を入れて収集しているのは、以下の資料です。

  • 図書館情報学関係
  • 参考図書や研究書のほか、国立図書館の館報や、全国書誌を所蔵しています。
  • 政府刊行物
  • 各省庁の年報や調査リポートなどを積極的に収集しています。工業、農業、教育、公衆衛生など、内容は多岐にわたっています。

以下のページでも東南アジア関係資料の概要を紹介しています。

 

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