過去の食品成分表について調べる

過去の食品成分表について調べるための資料には、以下のようなものがあります。
【 】内は当館請求記号です。
『資料名』(書誌情報)*は目次・索引が画面下方にある資料です。スクロールしてご覧ください。

1. 過去の日本食品標準成分表

日本の食品成分表は正式名称を「日本食品標準成分表」といいます。昭和25(1950)年に初版が公表されて以降、最近では5年ごとに改正がなされており、令和5(2023)年3月時点では2020年版(八訂版)が最新版です。過去の成分表には以下のようなものがあります。各版の成分表の刊行当時は収載されていなかった成分項目などを追加した成分表である、通称「フォローアップ成分表」もあります。

なお、日本食品標準成分表の各版については、それぞれの策定時点において分析方法、試料、栄養素の定義が異なる場合があります。そのため、食品名が同一であっても各版の間における成分値を比較することは適当でないとされています。(「日本食品標準成分表・資源に関する取組外部サイト」(文部科学省)のページに掲載の「食品成分表に関するQ&A」5-7参照)

初版(1950年)

改訂版(1954年)

3訂版(1963年)

4訂版(1982年)

4訂版については、次のフォローアップ成分表があります。

5訂版(2000年)

5訂増補版(2005年)

6訂版(2010年)

7訂版(2015年)

7訂版については、次のフォローアップ成分表があります。

7訂追補版(2016年~2018年)

※文部科学省ウェブサイト「日本食品標準成分表2015年版(七訂)について外部サイト」に、本編、フォローアップ成分表、追補版いずれも掲載されています。

2. 国立国会図書館サーチで検索するには

ここに紹介する以外の資料は、国立国会図書館サーチで検索できます。タイトルや編者・出版社名に含まれるキーワードから探してください。
科学技術振興機構が提供するJ-GLOBAL外部サイトにて別名や同義語を調べ、キーワードを広げることも有用です。
ここでは、国立国会図書館分類表(NDLC)による分類や国立国会図書館件名標目表(NDLSH)による件名から検索する代表的な方法を紹介します。

分類

以下のような分類記号に、キーワードとして「食品標準成分表」、「食品成分表」、「成分表」、「組成表」などを掛け合わせて検索します。

  • 食品化学 PC25

件名

「食品成分表」、「食品化学」のほか、「栄養」、「食品」などが普通件名として挙げられます。
また、Web NDL Authorities(国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス)の分類記号検索において「NDLC」を選択し「PC25」で検索すると、食品化学に関連するほかの普通件名を探すことができます。

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