日本の過去の天気図
日本の過去の天気図を調べるための資料・インターネット情報源には、以下のようなものがあります。
【 】内は当館請求記号です。請求記号が記載されていないものは、版、巻によって請求記号が異なります。国立国会図書館オンラインでタイトルによる検索を行ってください。
目次
1. インターネット情報源
- デジタル台風:100年天気図データベース
(国立情報学研究所)
内務省地理局東京気象台(現在の気象庁の前身)が日本で初めての天気図を作成した明治16(1883)年3月1日からの天気図を閲覧できます(戦時中を含みます)。日ごとの気圧、風力、降雨量などは後述の『天気図』(気象庁)
をご覧ください。
- 日々の天気図
(気象庁)
平成14(2002)年1月分以降の毎日の天気図を1か月ごとにまとめ、解説を付したものを3か月後の25日頃に掲載しています。であり、それ以前のものは、後述の『気象要覧 = Geophysical review』
(気象庁 月刊 【Z15-115】)(国立国会図書館デジタルコレクション:図書館・個人送信限定
)を参照する必要があります。なお、気象庁が公開している天気図については、気象庁のページ
>知識・解説>天気図(実況・予想)
に解説があります。
2. 電子資料・冊子体資料
- 『天気図』(気象庁)(国立国会図書館デジタルコレクション:インターネット公開
)
明治16(1883)年3月1日からの天気図を閲覧できます(戦時中を含みます)。天気図に加え、日ごとの天気報告(摘要、全国の測候所で観測した気圧、風力、降雨量など)を閲覧できます。
- 『気象要覧 = Geophysical review』
(気象庁 月刊 【Z15-115】)(国立国会図書館デジタルコレクション:図書館・個人送信限定
)
第617号(昭和26(1951)年1月号)- 第1240号(平成14(2002)年12月号)において、同月分の毎日の天気図を掲載しています。以後廃刊となっており、天気図についてはインターネット情報源「日々の天気図」
に引き継がれています。
- 『気象』
(日本気象協会 月刊 【Z15-105】)(524号(2000年12月)までは国立国会図書館デジタルコレクション:図書館・個人送信限定
)
第2号(昭和32(1957)年7月号)- 第539号(平成14(2002)年3月号)において、「〇月の天気図」又は「天気図日記」として前月分または前々月分の毎日の天気図を掲載しています。以後廃刊となっています。
- 『気象年鑑』(森重出版 年刊)(例:国立国会図書館デジタルコレクション:館内限定(1967-1968年版)
)
- 『気象年鑑』(大蔵省印刷局 年刊)(国立国会図書館デジタルコレクション:館内限定(1969-1987年版)
)
- 『気象年鑑』(気象業務支援センター 年刊 【Z43-1077】)(国立国会図書館デジタルコレクション:館内限定(1988-2008年版)
)(目次例:2004年版)
昭和42(1967)年版以降について、前年分の毎日の天気図を掲載しています。
- 『大火時の天気図集 : 1927-1951』
(中央気象台 1953 【451.29-Ty997t2】)(国立国会図書館デジタルコレクション:図書館・個人送信限定
)
昭和2(1927)年 - 昭和26(1951)年の期間で、罹災戸数が100戸以上の大火が発生した日の天気図を掲載しています。
このほか、当時の新聞が天気図を掲載している場合があります。新聞に掲載された天気図の一部については、「聞蔵Ⅱビジュアル」(当館契約データベース:館内限定)などの新聞データベースでも閲覧できます。当館で所蔵している新聞および新聞データベースの利用方法などについての詳細は、新聞資料室にお問い合わせください。
3. 類縁機関
- 気象庁図書館
(国立国会図書館支部気象庁図書館)
気象に関する専門図書、雑誌のほか、国内の観測資料や天気図なども所蔵しています。一般に公開されています。
- 国立公文書館
気象庁作成の天気図を所蔵しています。所蔵している天気図は、国立公文書館デジタルアーカイブ
から検索できます。