世界の過去の気象データ
世界各地の過去の気象データ(気温、降水量等)を調べるための資料やインターネット情報には、以下のようなものがあります。【 】内は当館請求記号です。
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世界の天候データツール(ClimatView 月統計値)
(気象庁)
1982(昭和57)年6月以降の世界各地の気温・降水量などについて、月平均のデータを掲載しています。地点ごとにグラフ・表形式でブラウザ上に表示、またはダウンロードできます。なお、各データの掲載期間は地点によって異なります。
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NNDC Climate Data Online
(NOAA)
米国海洋大気庁(NOAA)が運営するデータベースです。世界各地の過去の気温・露点・気圧・視程・風速・降水などについて、日ごとおよび毎時のデータを参照できます。なお、掲載されている項目は地点によって異なります。
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Monthly Climatic Data for the World
(NOAA)
米国海洋大気庁(NOAA)が運営するデータベースです。1948(昭和23)年5月以降の世界各地の気温、気圧、降水量などについて、月平均のデータを掲載しています。
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Weatherbase
(Canty and Associates LLC)
米国の企業Canty and Associates LLCが運営するデータベースです。世界各地の気温・降水量・湿度・風速などについて、年平均および月平均のデータを掲載しています。なお、掲載されている項目は地点によって異なります。
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『世界気候表 : 気温・降水量1961~1990年』
(気象庁 1994.2 【ME211-E1】)
世界各地の気温・降水量について、年間および月別に、1961(昭和36)~1990(平成2)年の30年間の平均値(平年値)を一覧にしたものです。
なお、1951~1980年版【ME211-5】(国立国会図書館デジタルコレクション:図書館・個人送信限定
)までは『外国気候表』というタイトルで気圧・気温・湿度・降水量などを掲載したものが刊行され、10年ごとに更新されていました。
また、1981(昭和56)~2010(平成22)年分の気温・降水量の平均値(平年値)の月別データは国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP)で、2011(平成23)~2020(令和2)年分のデータは世界の天候(気象庁)内の「世界の地点別平年値
」で閲覧できます。
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『気象要覧』
(気象庁 月刊 【Z15-115】)(国立国会図書館デジタルコレクション:図書館・個人送信限定
)
当館では第1号 (1900(明治33)年1月分)から刊行が終了した第1240号 (2002(平成14)年12月分)までを所蔵しています。第749号(1962(昭和37)年1月分)から第1192号(1998(平成10)年12月分)までに、外国の主要都市の平均海面気圧、気温、降水量などを記載しています。
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『Weather Almanac』
(Gale Research Co 【Z63-B623】)
アメリカの気象に関連する情報をまとめた資料です。例えば、第12版では第10章にアメリカの128都市の、2009年の気温、風速、降水量、降雪量などの月別の値と、1980年以降の降水量、平均気温、暖房度日、冷房度日、降雪量などの月別の値を掲載しています。