名乗り訓(名前の漢字の訓読み)を調べる

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1. 名乗り訓とは

公家・武家の男子が成人した際につけられた実名(じつみょう)や、現代の姓名のうちの名に使われた漢字には、一般的な訓読み、例えば現行の常用漢字表外部サイトに示された訓読みとは異なる、特殊な読み方をするものがあります(例:「朝」を「とも」と読む)。
このような、名前に用いられる漢字に特有の訓読みを「名乗り訓」と呼びます。

参考

2. 名乗り訓を掲載している辞典

戦後に刊行された漢和辞典を中心に紹介します。

なお、名乗り訓の意味(例:「浮」を「ちか」と読む時の「ちか」とはどのような意味か)や、読み方の理由(例:「浮」をなぜ「ちか」と読むのか)について、上記『人名の漢字語源辞典』を除き詳しい解説は掲載されていません。

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