医師の名簿
医師の名簿には以下のようなものがあります。
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目次
1.現代の医師の名簿
- 『全国医師名簿』(ドクターズファミリー 年刊)
都道府県別に、医師の氏名、医院名、住所、電話番号、診療科目を掲載しています。最新版の2015年版は電子資料で刊行されています。
- 『醫籍総覧』(醫事公論社 年刊)
都道府県別に病院と開業医を掲載しています。開業医は、氏名、科目、院名または勤務先、住所、電話番号、出身県、生年月日、学歴、登録番号、略歴などを掲載しています。東日本版は第80版(2004年発行)、西日本版は第81版(2005年発行)をもって刊行を終了しました。
- 『日本医籍録』(医学公論社 1-2年に1回刊)
市区郡別に、医師の氏名、専門科名、自営医・病院名または勤務先、住所、出身地、生年月日、出身校、登録番号、経歴などを掲載しています。東日本版は第77版(2004年発行)、西日本版は第78版(2005年発行)をもって刊行を終了しました。
- 『日本医家名鑑』
(金原出版 1976 【E2-79】)
都道府県別に、医師の氏名、生年月日、医籍登録番号、専門科名、現住所、勤務先、出身地、出身校などが掲載されています。
- 『一般社団法人日本病院薬剤師会会員名簿』(薬事新報社 年刊)
- 『医育機関名簿』(羊土社 年刊)(目次例: 2011-'12)
2017-18年度版をもって刊行を終了しました。
- 『医学研究者名簿』(医学書院 年刊)
2004年版をもって刊行を終了しました。
- 『医科学研究者名簿 ライフサイエンス 全国国公私立研究所・薬学部・歯学部』(羊土社 隔年刊)
2005年版をもって刊行を終了しました。(目次例: 1999-2000)
- 『全国大学職員録』(廣潤社 年刊)
2006年版をもって刊行を終了しました。
大学の医学部に所属する医師は、次の資料にも掲載されています。
2.明治から昭和前期までの医師の名簿
2-1.明治期
- 『内務省免許全国医師薬舗産婆一覧』
(島村利助 明15 【14.1-123】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
- 『内務省免許全国医師薬舗産婆一覧. 第2,4号』
(英蘭堂 明15,17 【特30-818】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
内務省衛生局の名簿を編集したもので、医師の科目、受験地名、免状番号、府県名、姓名の一覧が掲載されています。
- 『日本医籍』
(忠愛社 明22 【24-159】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
都道府県別に、医師の住所および姓名の一覧が掲載されています。
- 『帝国医籍宝鑑』
(南江堂 明31 【60-18】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
官庁、公立学校病院、郡公私立病院の勤務医、開業医について、住所および姓名が掲載されています。薬剤師の名簿もあります。
- 『日本杏林要覧』
(日本杏林社 明42 【60-252】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
都道府県別に、医師の姓名、免許取得年月、出身、生年、住所の一覧が掲載されています。薬剤師籍も収録されています。
- 『帝国医鑑. 第1編』
(旭興信所 明43 【60-255】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
東京府の医師の姓名、出身、住所、専門科目、経歴、家族などが掲載されています。第2編以降は所蔵していません。
- 『明治医師人名鑑 : 日本医史学会総会発表資料合冊』
(樋口輝雄 2006 【E2-H314】)
著者による日本医史学会総会における発表資料と『日本医史学雑誌』
(日本医史学会 季刊 【Z19-494】)に掲載された関連論文を合わせて製本した資料です。明治期の開業医の名簿、医籍登録者名簿、新潟、九州など地域を限定した医師名簿などが収録されています。
- 『眼科医家人名辞書』
(思文閣出版 2006 【SC2-H168】)
江戸期および明治初期の眼科医の人名辞典です。氏名の50音順に、生没年、経歴が掲載されています。
- 『日本近現代医学人名事典 : 1868-2011』
(医学書院 2012 【SC2-L5】)
1868年から2011年までの医師など3762名の姓名、経歴、著書などを掲載しています。(目次)
- 『秋田県医師人名録』
(秋田県 明26 【特23-519】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
- 『秋田県医師及薬剤師人名録』
(秋田県 明27 【特48-871】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
- 『上毛医籍集』
(黒田矩鎮 明22 【特67-459】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
- 『東京府内区郡分医師住所一覧』
(島村利助 明18 【特66-277】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
- 『日本東京医事通覧』
(日本医事通覧発行所 明34 【60-117】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
- 『最近東京医士名鑑』
(医事通信社 明45 【60-307】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
- 『静岡県医師薬剤師産婆名録』
(衛生新報社 明30 【特23-125】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
- 『医師並薬剤師名簿』
(石川県 明26 【特30-826】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
- 『三重県医師一覧表』
(松田鉀三郎 明20 【特55-827】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
- 『医師姓名録. 明治22-25年』
(三重県 明25-26 【特30-826】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
- 『大日本阿波国医鑑』
(明常太郎 明28 【特51-230】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
- 『岡山県医師名鑑』
(出版者不明 出版年不明 【特48-892】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
地域別の医師の名簿としては、以下のような資料もあります。
2-2.大正期
- 『帝国医師名簿』
(帝国医師名簿発行所 大正8 【60-473】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
- 『帝国医師名簿 改版』
(帝国医師名簿発行所 大正11 【60-473イ】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
都道府県別に、医師の住所、姓名の一覧が掲載されています。朝鮮、台湾も含まれています。改版には樺太、関東州も含まれています。
- 『大日本医師名簿』
(光明社 大正14 【60-783】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
都道府県別に、医師の住所、姓名の一覧が掲載されています。樺太、朝鮮、台湾、関東州なども含まれています。
- 『日本医籍録』
(医事時論社 大正14 【60-685】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
- 『日本医籍録 : 附・医学博士録・法規 2版』
(医事時論社 大正15 【60-685イ】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
都道府県別に、医師の姓名、住所、生年月日、出身、経歴などの一覧が掲載されています。
- 『房総医家名鑑 : 附・房総人物名鑑』
(安井融平 大正1 【特103-708】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
地域別の医師の名簿として、以下のような資料もあります。
2-3.昭和前期
- 『日本医事大鑑』
(日本医事大鑑刊行会 昭和3 【60-882】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
基礎臨床医学界の医師について、氏名、出身地、経歴が掲載されています。
- 『日本医籍録』(医事時論社 1-2年に1回刊)
都道府県別に、医師の姓名、住所、生年月日、出身、経歴などの一覧が掲載されています。昭和前期の資料は、国立国会図書館デジタルコレクション
にも収録されています。
- 『大日本医師名簿. 昭和6年版』
(金原商店 昭和5 【60-1028】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
都道府県別に、医師の姓名、住所の一覧が掲載されています。朝鮮、台湾、満州、樺太なども含まれています。
- 『日本医師名簿 : 附・改正医事法規解説』
(日本医事新報社 昭和8 【特222-686】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
都道府県別に、医師の住所、姓名の一覧が掲載されています。樺太、台湾、朝鮮も含まれています。
- 『日本医事年鑑』(日本医事新報社 【60-1461】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
昭和12-14年度版に「日本医師名簿」があり、医師の住所、姓名の一覧が掲載されています。樺太、台湾、朝鮮、満州なども含まれています。昭和12-15年度版には「医学博士録」があり、姓名、本籍、出身校、専門科目、主論文、勤務先、住所などが掲載されています。
- 『日本医学博士録. 明治21年5月-昭和18年8月末』
(東西医学社 昭和19 【R490.35-To97ウ】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
明治21年5月から昭和18年8月末までに医学博士を授与された人名が収録されています。姓名、専門科目、勤務先・職名、現住所、本籍、出身校、主論文などが掲載されています。
- 『埼玉県医師名鑑』
(埼玉通信社 昭和5 【特227-938】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
- 『東京府医師名簿』
(医海時報社 昭和2 【60-863】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
- 『大大阪之医界』
(医風社出版部 昭和5 【60-991】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
- 『讃岐医師名鑑』
(白井要 昭和13 【特211-120 】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
地域別の医師の名簿として、以下のような資料もあります。