書誌事項末尾の【 】内は当館請求記号です。
1. 寺社縁起とは
寺社の草創、沿革などを記したものを、寺社縁起と呼びます。なかでも、江戸時代には、略縁起と呼ばれる一枚刷り、あるいは数丁の小冊子が作られ、現在でも多数残っています。
2. 国立国会図書館所蔵の近世以前の寺社縁起
寺社縁起、とくに略縁起は、叢書や張交帖(はりまぜちょう)に収録されていることがあります。
国立国会図書館オンラインのキーワード欄で、寺社名や寺社縁起名から検索できる場合もありますが、寺社名に別称、通称、旧称など複数の名称が存在する場合や、目次や内容細目が入力されていない場合があるため、当館では以下のツールを作成しています。
2-1. 冊子体ツール
- 間島由美子「国立国会図書館所蔵江戸期以前寺社縁起関係目録」
(『参考書誌研究』40号 1991年11月 pp.19-78 【Z21-291】)(国立国会図書館デジタルコレクション
)
近世以前の寺社縁起を中心に、代表的な叢書類からも採録しています。
開山伝、本尊伝、宝物録、名所記などを含みます。ただし、考証書、神名帳、境内絵図は含みません。
2-2. web版(調べ方案内)
上記目録を地域ごとに転記・加工したものです。
各タイトルまたは旧国名のリンクから別ページを参照してください。