冑山文庫
ここでは、東京本館古典籍資料室で所蔵する冑山文庫についてご紹介します。
【 】内は当館請求記号です。
1. 概要
埼玉県出身の貴族院議員で、国学者・考古学者でもあった根岸武香(1839-1902)の収集書です。「冑山」は在住地名で、「根岸文庫」とも称されます。古写経、古文書、地誌類など約950点です。昭和6(1931)年に当館に寄贈されました。
大部分の資料の請求記号は「837~842」で始まります(例:837-1, 840-6)。
2. 検索方法
- 国立国会図書館オンライン
の詳細検索でキーワードに「837-* OR 838-* OR 839-* OR 840-* OR 841-* OR 841-* OR 842-*」(請求記号の前方一致検索)と入力し、所蔵場所「東京:古典籍資料室」を選択して検索してください。
[検索結果一覧へのリンク] - 一部を除き、書誌の注記欄には「冑山文庫」と記載されており、これらをキーワードにして検索することも可能です。
- 冊子体の目録については、「4. 目録・解題」の項を参照してください。
3. 利用方法
- この資料群は一部を除きデジタル化されています。デジタル化済の資料は国立国会図書館デジタルコレクション
でご利用ください。
- その他の資料の利用方法は、東京本館古典籍資料室
のページをご参照ください。
4. 目録・解題
- 『帝国図書館所蔵冑山文庫和漢図書目録』
(帝国図書館 1935 【616-142】)(国立国会図書館デジタルコレクション)
- 藤井貞文「根岸家旧蔵文書・平安朝篇」
(『上野図書館紀要』
3 1957年10月 【Z21-159】)
- 『国立国会図書館所蔵貴重書解題』(国立国会図書館 【UP72-2】)
第4巻(古文書の部 第1)(1972)、第10巻(書簡の部 第1)
(1980)
5. 参考
- 大沼宜規「ある好古家のコレクション 根岸武香(ねぎしたけか)と冑山(かぶとやま)文庫 : 「国立国会図書館デジタル化資料」搭載を契機として」
(『国立国会図書館月報』
2012年11月 pp.26-38 【Z21-146】)(国立国会図書館デジタルコレクション)