田辺定関係資料

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憲政資料室 作成

請求記号
移(一)-ブラジル
資料形態
原資料
書架延長
0.35m
主言語
日本語
主な内容
日記、書簡、著作、書類からなる。書類には昭和2年の航海関係文書、終戦直後のニュース記事の手書きの写し、認識運動関係文書、など。ほかに父、田辺新之助宛の松方正義、大浦兼武らの書簡も含む。
旧蔵者
田辺定 (たなべ さだむ)
履歴
1904.11東京開成中学校長、逗子開成中学校の創立者である田辺新之助の三男として生まれる、長兄は京都学派の哲学者 田辺元、次兄は洋画家の田辺至、1923.4逗子開成中学卒、1924志願兵として騎兵第一連隊入隊、1927.4父の友人の青柳郁太郎の紹介で海外興業株式会社嘱託員となり第79回神奈川丸の移民輸送監督助手として渡伯、1927.6~1929.6海外興業直営種畜牧場(レジストロ)勤務、1929神奈川丸同航の井口吉三郎の勧めでモジ・ダス・クルーゼス・コクエーラ植民地入植、終戦後、モジの認識運動に挺身、ケアー物資等を通じ日本に救援物資を発送、日本との輸入杜絶期間に図書クラブを組織、モジ・ダス・クルーゼス市で文房具・日伯書籍・小間物店を経営。「ブラジル日本移民史料館所蔵 文書資料」のマイクロフィルム リール No. 21に田辺自身が履歴を記した「一移住者の小伝」が収められている。
受入
1985年に当館職員がブラジルで資料収集に当たった際に、本人から寄贈を受けた。受贈時の状態で利用に供してきたが、2007年12月に再整理した。
検索手段
田辺定関係資料目録 (PDF 284.8 KB)