U.S. Military Intelligence Reports, Bi-Weekly Intelligence Summaries, 1928-1938

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憲政資料室 作成

資料群名(日本語)
陸軍省参謀本部陸軍情報部諜報レポート 諜報活動概要報告
請求記号
YF-A47
資料形態
マイクロフィルム
数量
6巻
主言語
英語
主な内容
米国国立公文書館所蔵の陸軍省文書(RG165)のうち、機密指定諜報関係刊行・印刷物(security-classified intelligence publications, P-file)に含まれる資料。米国の国防体制構築に関わる政府高官が、米国の安全保障に影響を及ぼす恐れのある世界各地の事象に遅滞なく対応する目的で陸軍省により作成され、陸軍省及び他の政府機関に配られた。概要は二つのパートに分かれ、最初のパートには各国の陸海空軍、防衛組織、政府、政治、経済、社会状況などについての短信があり、通常、一地域において顕著な進展が見られた事柄が記載された。また、記事執筆に当たっては、機密指定・非指定を問わず収集した情報が用いられた。もう一つのパートには、関係者にとって有用と判断された過去2週間の世界各地の動向が一覧化されて掲載された。
旧蔵機関名
War Department General Staff, Military Intelligence Division, G-2
歴史
1903年2月陸軍省に参謀本部が設置された直後の同年8月に、別組織としてあった陸軍情報部(Military Information Division)を参謀本部に移管して、参謀第二部とした。その後、何度かの機構改革を経て、1918年8月に陸軍情報部(Military Intelligence Division)が設置され、1921年8月に同部は参謀本部の5部のうちの1部となり、G-2の名称が与えられた。その主要な職務は、外国の軍事情報の収集であった。
陸軍情報部には、1922年に地域別にラテン・アメリカ係、ヨーロッパ係、極東係が置かれた。この3係の業務調整のために1924年10月に情報課(Intelligence Branch)が設置され、その下に地域別の3係が置かれた。1942年3月9日に情報課に代わり、陸軍情報部の実働機関として陸軍情報局(Military Intelligence Service)が設置された。一方、地域別の係は1939年までに7係に増設され、第二次世界大戦への参戦によりさらに細分化された。
原所蔵機関
米国国立公文書館(RG 165)
受入
この文書は、University Publications of America社がマイクロフィルム化して市販している。当館では2010年度に購入した。
検索手段
マイクロフィルム付属の目録(憲政資料室内備付冊子目録)
※ProQuest社のサイトに目録のPDFファイル(1.1MB)外部サイトが掲載されている。
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