岡市之助関係文書

更新
憲政資料室 作成

受入事項
所蔵
資料形態
原資料
数量
94点
書架延長
3.5m
旧蔵者
岡市之助 (おかいちのすけ)
旧蔵者生没年
1860-1916
旧蔵者出身地
山口
旧蔵者履歴
万延元(1860).3.7山口生まれ。1881.12陸軍大学校卒。1892.11陸軍士官学校教官。1893.5第1師団参謀(日清戦争従軍)。1896.5参謀本部部員。1902.5大佐、陸軍省軍務局軍事課長。1905.3少将、歩兵第22旅団長。1906.2陸軍参謀本部総務部長。1908.1歩兵第29旅団長。1910.6陸軍省軍務局長。1911.9陸軍次官。1913.6.9第3師団長。1914.4~16.3第2次大隈内閣陸軍大臣。1916.7.30死去、男爵追贈。
受入
1970年9月、個人より寄贈
主な内容
明治末~大正初期の陸軍関係、対中政策関係書簡類。ほぼ半数を寺内正毅と岡市之助間の往復書簡・電報が占め、その内容は、石本新六陸相の死去と後任人事、上原勇作陸相の辞任、陸軍2個師団増設問題、山本権兵衛内閣における陸軍省官制改革問題、岡の陸相就任・辞任関係などである。田中義一からの来簡も14通とまとまっている。内容は岡の陸相時代にあたる1914~16年の書簡で、第1次世界大戦時の欧州戦局、日本の対支政策、陸軍2個師団増設問題などに関するものである。この他明石元二郎、本郷房太郎、石井菊次郎、加藤高明等の書簡があり、多くが第1次大戦初期の戦況および内外政策に触れている。
検索手段
複製
冊子複製版(2冊)で閲覧
関連文献
【資料紹介】
季武嘉也「岡市之助」『近現代日本人物史料情報辞典』、吉川弘文館、2004
【資料集(翻刻)】
山本四郎「岡市之助文書について」「岡市之助文書について(続)」『神女大史学』9・10、1992~1993(ほぼ全資料を翻刻)