龍野周一郎関係文書

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憲政資料室 作成

受入事項
所蔵
資料形態
原資料
数量
741点 
デジタル化済:一部(65件)
書架延長
1.7m
旧蔵者
龍野周一郎 (たつのしゅういちろう)
旧蔵者生没年
1864-1928
旧蔵者出身地
長野
旧蔵者履歴
元治元(1864).4.7長野生まれ。上田中学卒、1881益友社を興し、自由党入党、1888.11中信倶楽部を発会、1889.3政論雑誌『愛民』発行、1889.4中信倶楽部を信濃倶楽部へ改組、大同団結運動を推進、1891『自由党々報』発刊開始・編集を主幹、1891郡会議員、1892長野県会議員(以後議長も務める)、1898.3衆議院議員(第5~8、14回総選挙当選)、田沢炭礦坑会社重役、1928.4.1死去。
電子展示会へのリンク
受入
1990年、個人より寄託を経て2000年、寄贈
主な内容
自由党の遊説員として活躍したことから自由党にかかわる資料が多い。(1)遊説記録・旅行記念帖を含めた日記類が1891年から1927年にかけて約50点あるが、中でも1893年5月から1898年12月までの日記23点は比較的切れ目なく続き、遊説の演題、党活動、長野県での活動が記され、地方遊説の詳細な記録となっている。(2)1881年発足時の自由党員名簿や選挙関係の資料など政党関係も多い。(3)書簡は河野広中・渡辺国武・伊藤大八ら自由党・立憲政友会の関係者が龍野に宛てたものを中心に約300通残されている。(4)小林樟夫(4通)大井憲太郎(2通)ら大阪事件関係者が獄中から龍野に出した書簡計56通もある。(5)写真は名刺判写真のアルバム2冊のほか、自由党の地方遊説や立憲政友会創立当時の写真なども存在する。(6)履歴史料や板垣退助の葬儀関係資料も含まれる。
検索手段
複製
次の資料はマイクロフィルムで利用。資料番号263~311, 330, 331
関連文献
【資料紹介】
竹林晶子「龍野周一郎」『近現代日本人物史料情報辞典』吉川弘文館、2004
竹林晶子「甲午西遊録」(稀本あれこれ)『国立国会図書館月報』499、2002.10