金子堅太郎関係文書(その2)

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憲政資料室 作成

受入事項
所蔵
資料形態
原資料
数量
171点 
デジタル化済:全点(171件)
書架延長
0.7m
旧蔵者
金子堅太郎 (かねこけんたろう)
旧蔵者生没年
1853-1942
旧蔵者出身地
福岡
旧蔵者履歴
嘉永6(1853).2.4福岡生まれ。明治4(1871).10アメリカ留学、ハーバード大学で法律学を修める。1878.9帰国、1880.4元老院少書記官、1884.4太政官大書記官兼元老院権大書記官・制度取調局御用掛・長官秘書官、1885.2元老院大書記官、1885.12内閣総理大臣秘書官、1888.4枢密院書記官兼議長秘書官、1890.5貴族院書記官長、1890.5~93.7日本法律学校校長、1890.9貴族院議員、1894.1農商務次官、1898.4第3次伊藤内閣農商務大臣、1900.10第4次伊藤内閣司法大臣、1904.2日露戦争に際し対米工作を要請され、ルーズヴェルト大統領と会見、1906.1枢密顧問官、1914維新史料編纂会副総裁、1915.2「明治天皇紀」編纂局総裁、1915.7臨時編修局副総裁、1915.10維新史料編纂会総裁、1917.5日米協会初代会長、1922.4帝室編修局総裁、1934.1伯爵、1942.5.16死去。
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受入
2015年4月、個人より寄贈、同年5月8日公開
主な内容
主に関東大震災(大正12年9月)以後、政治家や軍人、官僚などから金子に宛てられた書簡。第三者間の書簡も少数含まれる。内容別に列挙すれば、(1)枢密院関係、枢密院への諮詢事項に関わるもの、(2)皇室関係、特に『明治天皇紀』編纂に関わるもの、(3)日米関係、金子が親米派の重鎮であったため日米関係に関わるものなどが中心である。概して、昭和戦前期の日米・日中関係の悪化を憂慮する書簡が多い。
検索手段
関連資料の所在
  • 金子堅太郎関係文書(その1)

  • 「金子文庫」(日本大学総合学術情報センター所蔵。『日本大学精神文化研究所研究叢書』4,5,7~14 および『日本大学精神文化研究所紀要』24~ などに資料紹介・翻刻あり)

関連文献
【資料紹介】
高瀬暢彦「金子堅太郎」『近現代日本人物史料情報辞典』吉川弘文館、2004
田渕正和「金子堅太郎」「近現代史の人物史料情報」『日本歴史』871、2020.12
「憲政資料室の新規公開資料から」『国立国会図書館月報』655、2015.11