松本烝治関係文書

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憲政資料室 作成

受入事項
所蔵
資料形態
原資料
数量
976点
書架延長
3.3m
旧蔵者
松本烝治 (まつもとじょうじ)
旧蔵者生没年
1877-1954
旧蔵者出身地
東京
旧蔵者履歴
1877.10.14東京生まれ。1900.7東京帝国大学法科大学法律学科(独法)卒業、大学院入学、農商務省属、1900.11文官高等試験合格、1901.6農商務省参事官、1903.6東京帝国大学法科大学助教授、1905.6休職、私費外国留学、1906.8復職、1906.7商法研究のため欧米各国留学、1909.10帰朝、商法第二講座担任、1910.11東京帝国大学法科大学教授、法学博士、1913.3~1919.5兼任法制局参事官、1919.5休職、南満州鉄道株式会社理事、1921.5休職満期、1921.5~1922.3満鉄副社長、1923.9~1924.1法制局長官、1924.1~1946.6貴族院議員、1925.3~1928.3関西大学学長、1925.6~1946.5学士院会員、1925.10弁護士登録、1934.2~1934.7斎藤内閣商工大臣、1945.10~1946.5幣原内閣国務大臣(憲法担当)、1946.9~1950.10公職追放、1950.12~1952.7公益事業委員会委員長、1951.10学士院会員、1954.10.8死去。
受入
2007年5月搬入。2010年7月、個人より寄贈、同年10月8日公開。
主な内容
農商務省参事官、東京帝国大学法科大学教授、満鉄副社長、憲法担当の国務大臣等の公職を歴任したが、これらの職務に直接関わる資料はほとんど残されていない。書簡の多くは親族間で交わされた私的なものである。特に、松本の発信は1905~1909の留学時に、妻千に宛てて送ったものが多くを占める。近衛文麿、吉田茂、平沼騏一郎、米内光政といった政界の中心人物や、岩波茂雄、松永安左エ門、清沢冽、柳田国男ら各界の著名人からの書簡も存在するが、内容は近況報告や様子伺い、贈答品の礼状などが中心である。書類は、日記や留学時代のものが充実している。
検索手段
複製
次の資料はマイクロフィルムで利用。資料番号501
関連資料の所在
「松本文書」東京大学法学法制史資料室(憲法問題調査委員会の設置から憲法改正草案発表までの資料)
関連文献
【資料紹介】
「憲政資料室の新規公開資料から 石黒忠悳、石黒忠篤、松本烝治、小林次郎関係文書」『国立国会図書館月報』595、2010.10
鈴木宏宗「松本烝治」『近現代日本人物史料情報辞典』第4巻、吉川弘文館、2011