日本近代史料研究会旧蔵資料

更新
憲政資料室 作成

受入事項

所蔵

資料形態

コピー(紙焼)、カセットテープ、マイクロフィルム

数量

132点

書架延長

2.5m

旧蔵者

日本近代史料研究会 (にほんきんだいしりょうけんきゅうかい)

旧蔵者履歴

日本近代史料研究会は、1967年、三谷太一郎氏を代表として日本近代史の研究者によって結成された。メンバーの大半を木戸日記研究会と小川平吉文書研究会の双方、あるいは一方に参加していた研究者が占める。会の目的は次の3点。1.未発掘文書・記録の収集とその整理保存。2.第1次大戦後の内政外交において、重要な役割を果たした人々から談話を聴取し、その記録を作成。3.各地の図書館、研究機関等に既存の史料の目録を作成し、必要な史料を複写。1985年まで活動を行い1995年3月解散。関係者へのインタビュー、『大正後期警保局刊行社会運動史料』(1968)、『西浦進氏談話速記録』上下(1968)等の「日本近代史料叢書」の出版刊行、「品川弥二郎関係文書」や「有馬頼寧日記」等の資料収集(ともに現在、憲政資料室所蔵)を行った。

受入

(1)2002年、個人より寄贈。以後随時、追加寄贈。(資料番号1~6,計98点)
(2)2022年3月受入、2022年3月17日公開(資料番号101~134番,計34点)

主な内容

1.海軍省調査課資料(複製)、2.昭和研究会資料(複製)、3.談話録音・速記録、4.松本学伝記(原稿)、5.橋本清之助旧蔵資料で構成。1と2は、昭和研究会の後身である昭和同人会が所蔵していた資料を、マイクロ複写で収集し紙焼きコピーしたもの。3は、CD-R及び速記録で、順次公開。4は原稿、5は、大政翼賛会関係、新日本同盟刊行パンフレット等。6は工藤忠(鉄三郎)関係文書。101~134は2002年公開分(治安立法に関する資料等)

検索手段
複製

5-9は紙焼きコピーで閲覧

複写のための注記

1~6番(2007年までに公開された分)と、101~134番(2022年に公開された分)がある。1~6番は後日電子式複写可(ただし、3番の中の録音テープのダビング禁止)。101~134番は複写時、要マイクロフィルム撮影。勝野金政談話速記録(資料番号3-2-2~3)の全冊複写のみ、許可が必要。

関連資料の所在

※いずれも参加者が重複する研究会

関連文献
【資料紹介】
伊藤隆「日本近代史料研究会の解散」『日本歴史』576、1996.5