大木喬任関係文書

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憲政資料室 作成

受入事項
所蔵
資料形態
原資料
数量
5,060点 
デジタル化済:一部(2,876点)
書架延長
10.0m
旧蔵者
大木喬任 (おおきたかとう)
旧蔵者生没年
1832-1899
旧蔵者出身地
佐賀
旧蔵者履歴
天保3(1832).3.23佐賀生まれ。慶応4(1868)徴士・参与職・外国事務局判事、慶応4.4軍務官判事、慶応4.7参与、明治元(1868).12兼東京府知事、明治2(1869).5東京府知事、明治2.7東京府大参事、明治2.11東京府権知事、明治3(1870).7民部大輔、明治4(1871).7民部卿・文部卿、明治5(1872).10兼教部卿、1873.4参議、1873.10兼司法卿、1880.2兼元老院議長、1881.10兼司法卿、1883.12兼文部卿、1884.7伯爵、1885.12元老院議長、1888.4兼枢密顧問官、1889.12枢密院議長、1890.12兼第1次山県内閣臨時司法大臣、1891.2宮中顧問官、1891.6第1次松方内閣文部大臣、1892.8枢密院議長、1899.9.26死去。
電子展示会へのリンク
受入
(1)1951年、個人より譲渡(1次分)
(2)1970年、個人より譲渡(2次分)
(3)1971年12月、譲渡
(4)2015年、古書店より購入(2016年公開分)
主な内容
書簡の部と書類の部に分類して整理。書簡の部は、大木喬任宛書簡(530名余からの来簡)、大木喬任発信書簡(草稿等)80通、第三者間書簡60通他。幕末の佐賀藩の志士の動向、明治初年の東京市政、明治前期の司法行政(とりわけ要人の汚職にかかる疑獄などの刑事事件や検察人事)、地方長官との関係などを示す書簡には有益なものが多い。また佐賀県出身者からの来状には従来、あまり知られていない肥前派の構造・内情をうかがわせるものが少なくない。 書類は教育・司法関係書類、各種意見書、西南戦争資料など。
検索手段
複製
次の資料番号はマイクロフィルムで利用。
書類の部2-3, 2-5, 2-9, 4-1, 4-2, 5, 8, 9, 10, 11, 14, 16, 19(19-8欠), 22-1~4, 24, 55-1, 56-6, 76-3, 103, 198
関連文献
【資料紹介】
西川誠「大木喬任」『近現代日本人物史料情報辞典』吉川弘文館、2004
星原大輔「幕末明治期の大木喬任日記」『財団法人鍋島報效会研究助成研究報告書』第4号、2009.10(本資料群66-1~9大木喬任日記の紹介)
【資料集(翻刻)】
『年譜考 大木喬任』島内嘉市、アピアランス工房、2002(書簡・日記翻刻引用、資料紹介)
佐々木隆「「大木喬任関係文書」所収司法・検察関係者書翰翻刻」『参考書誌研究』66、国立国会図書館、2007.3(尾崎忠治、鎌田影弼、岸良兼養、高木秀臣、玉之世履、西潟訥、三好退蔵、牟田口通照、渡辺驥の大木宛書簡116通)
『大木喬任伝記資料談話筆記』(佐賀城本丸クラシックス ; 3)重松優編、佐賀県立佐賀城本丸歴史館、2023(書類の部3-1、13-11、32-9、47-10、47-14、47-17、47-20、54-3、55-1、69、180を翻刻)