横尾東作関係文書

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憲政資料室 作成

受入事項
所蔵
資料形態
原資料
数量
229点
書架延長
0.4m
旧蔵者
横尾東作 (よこおとうさく)
旧蔵者生没年
1839-1903
旧蔵者出身地
宮城
旧蔵者履歴
1839.4.1(天保10.2.18)宮城生まれ。1855仙台・新井義右衛門、1862江戸・大学頭林学斎(昇)、1863慶応義塾入学、1865横浜・米人宣教師ジェームス・ブラオンに学ぶ。1868養賢堂英学教授。戊辰戦争では幕府側として新潟に出陣(さらに横浜で各国公使へ中立を守るよう檄文を送付)。函館戦争に参加、捕虜となる。1870.7東京府少属運上所掛、1871.2東京早稲田に英学校北門社創設、1871.7仙台の英学校辛未館で英学教授、1872.11神奈川県出仕、修文館・高島英学校長、1876.1警視庁第3局詰外国掛、1878.8警視庁書記課外国掛、1883.6警視庁記録課長、1886.2非職。1885「南洋公会設立大意」起草、1887.11明治丸にて南洋探検に出発、硫黄島に行く。1888.8『南洋群島 独案内』(横尾訳)刊行、1891日本恒信社設立、1899再度南洋に航海、1903.7.22死去。
受入
2012年11月、個人より寄贈、2012年12月18日公開。
主な内容
(1)書簡、(2)書類に大別され、年次は明治年間が中心である。(1)内容的には、南洋事業関係、地元宮城県関係、私的などに大別できる。南洋事業関係の書簡について、特に榎本武揚書簡は通数も多い。他に通数は少ないが、阿利孝太郎(小笠原島)、石森吉衛、上田敦門、岡本監輔、関直彦、田口卯吉、松岡好一(木曜島)など。(2)点数は少なく、仙台英学校関係の資料が若干ある他は、戦後の新聞記事が中心である。
検索手段
関連文献
【資料紹介】
「憲政資料室の新規公開資料から」『国立国会図書館月報』632、2013.11
季武嘉也「横尾東作」「近現代史の人物史料情報」『日本歴史』791、2014.4
【伝記】
河東田経清編『横尾東作翁伝』河東田経清出版、1917(復刻、横尾帝力出版、1968)