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パイプづくりの歴史

アグネ技術センタ-/1998.3

当館請求記号:PD137-G20


目次


目次

  • まえがき
  • 1章 古代ローマの水道管
    1
    • 古代ローマの水道システム
      2
    • ローマ時代の逆サイフォン
      3
    • 市内給水
      6
    • ローマ時代の給水管
      8
      • 陶管・石音など
        8
      • 木管
        9
      • 鉛管
        10
    • 古代ローマの鉛管規格とフロンティヌス
      12
    • フロンティヌスの鉛管規格の制定
      15
    • ローマの鉛管の調査結果とその考察
      16
    • <補遺>エルサレム給水用のローマ時代の石管
      21
      • ソロモンの池とエルサレムヘの水道
        22
  • 2章 水車の活用による鋳鉄の出現と揚水ポンプの発達
    27
    • 中世の水道と水車の活用
      27
    • 水車動力の活用と鋳鉄の出現
      29
    • 揚水ポンプの発達
      32
    • 近世における都市の給水
      34
      • ローマの水道の復興
        34
      • ロンドンの給水事業
        35
      • パリの給水設備
        36
    • ヴェルサイユ宮殿の給水計画
      39
    • マルリィの揚水設備
      43
    • イギリスによる鋳鉄砲開発の成功とその余波
      49
      • 初期の鋳鉄砲と錬鉄砲
        50
      • 青銅砲とその鋳造法
        51
      • イギリスの鋳鉄砲の製造
        52
      • 木炭価格の高騰
        54
  • 3章 蒸気機関の発明と19世紀初頭までの製管技術
    57
    • パパンの蒸気機関の発想
      57
    • セーヴァリの蒸気機関
      59
    • ニューコメンの大気圧機関
      59
    • 鋳鉄製シリンダーの登場
      61
    • ワットの蒸気機関とウィルキンソンの中ぐり機械
      62
    • ヘンリー・コートのパドル法の開発
      65
    • パドル法開発の効果
      66
    • 近世以降,19世紀初めまでの製管法の発達
      67
      • 木管および鋳鉄管の製造法
        67
      • 鋳造による鉛管の製造
        69
      • ロール圧延機の出現
        71
      • 鉛管製造法の近代化
        75
      • ドロー・ベンチの出現
        76
      • 銅管・真鍮の鐙付け管の製造法
        78
  • 4章 ガス灯・蒸気機関車の発達と鍛接管産業の誕生
    81
    • ガス灯の発明と普及
      81
    • ガス配管への小銃銃身の転用
      83
    • 銃身の鍛接・圧延製造法
      85
    • 突合せ鍛接管製造法(バット・ウェルド鍛接法)の発明
      86
    • 世界最初の鉄道の誕生
      90
    • ロケット号─多管式ボイラーの誕生
      92
    • 銅・真鍮の継目無管の製造法の発明
      95
    • 重合せ鍛接管製造法(ラップ・ウェルド鍛接管)の発明
      96
    • 屋内設備配管の発展
      99
  • 5章 構造用素材としての鉄の管の使用
    103
    • 世界最初の鋳鉄橋,アイアン・ブリッジ
      103
    • 建築への鋳鉄管の使用
      105
    • 鉄とガラスの殿堂,クリスタル・パレス
      107
    • 錬鉄による鉄道橋
      110
      • スティーヴンソンの錬鉄橋,ブリタニア橋
        110
      • ブルーネルの錬鉄橋,ロイヤル・アルバート橋
        114
    • 鋼の時代の前触れ
      115
    • 溶鋼法の発明
      116
    • テイ橋の落橋事件
      117
    • 鋼材を使用するフォース橋の建設
      120
      • フォース橋の使用鋼材
        121
      • フォース橋の支持柱・圧縮部材用鋼管の組立
        122
      • フォース橋の架設
        123
    • 鋼の時代への移行
      125
    • <補遺>世界最初の鋼の橋,イーズ橋
      126
  • 6章 マンネスマン兄弟の継目無製管法の発明
    131
    • 老ラインハルトの銃身用素管製造の試み
      131
    • 継目無鋼管製造法の歴史
      132
    • 傾斜圧延法の歴史と穿孔作業の開発
      135
    • マンネスマン穿孔法の特許と穿孔の原理
      138
      • F.ルーロー教授の穿孔の原理
        138
      • カール・グルーバー博士の穿孔の原理
        139
      • J.ガッセンのグルーバーへの反論
        140
      • E.ジーベル博士の見解
        141
    • マンネスマン製管法の企業化
      142
    • 初期のマンネスマン穿孔機
      143
    • ドイツ・オーストリア・マンネスマン鋼管会社の発足
      145
    • ピルガー・ミルの開発
      146
    • エルハルト穿孔プレスの発明
      148
    • マンネスマン兄弟の退社と会社との係争
      150
    • マンネスマン鋼管会社およびマンネスマン兄弟のその後
      151
  • 7章 スティーフェルのアメリカでの活躍
    155
    • 自転車の流行と継目無鋼管産業の誕生
      155
    • アメリカの自転車産業とシェルビィ・スチール・チューブ社の誕生
      157
    • スティーフェルの渡米とディスク型穿孔機の発明
      160
    • スティーフェルのディスク型穿孔機の特許
      161
    • マンネスマン鋼管会社との特許紛争
      163
    • 企業大合同の嵐の中のスティーフェル
      166
    • 20世紀初頭のアメリカの鋼管生産状況
      168
    • 継目無鋼管の高能率圧延法の開発
      170
    • オートマティック製管方式の完成
      172
  • 8章 アメリカの石油開発と継目無鋼管の製管範囲の拡大
    177
    • 近代的な石油掘削法の誕生
      177
    • パイプラインの誕生とテキサス油田の発見
      180
    • 自動車の普及によるガソリン需要の急増
      183
    • ドリル・パイプの改良と油井用鋼管の進歩
      184
    • ナショナル・チューブ社が油井継目無鋼管生産体制を整備
      187
    • 大径鋼管の製造で米国式とドイツ式の両方式が競合
      189
    • ピルガー・ミル方式と二重穿孔方式の比較
      193
    • アメリカ継目無鋼管業界のその後の動き
      194
    • 最大外径24in(610mm)の継目無鋼管工場の誕生
      196
    • 油井掘削深度の増加と油井用鋼管の進歩
      197
    • 深度3万ft(9干m)の油井のケーシング構成
      199
  • 9章 電縫鋼管製造法の発達─低周波溶接法の発展と高周波溶接法への移行─
    205
    • オープン・シーム鋼管とロック・シーム鋼管の製造法
      205
    • ガス溶接鋼管の製造法
      207
    • ジョンソンの電縫鋼管製造法の発明
      209
    • スチール&チューブ社の電縫管製造設備
      211
    • リパブリック・スチール社の中径電縫鋼管工場の建設
      213
    • 連続式鍛接鋼管製造法(フレッツ・ムーン法)の開発
      214
    • ヨーダー社の電縫溶接用回転トランスの発明
      218
    • 中径用電縫鋼管設備の発展
      220
    • ケージ・ロール成形法の誕生
      223
    • 高周波電縫溶接法の開発
      226
    • 高周波電縫溶接の機構
      228
  • 10章 継目無鋼管製造法のその後の発達
    233
    • 冷間引抜き作業法の改善
      234
    • 冷間圧延(ロックライト)法の開発
      235
    • バブコック&ウィルコックス社とディッシャー・ミルの開発
      237
    • ティムケン・ローラー・ベアリング社とアッセル・ミルの開発
      240
    • 鋼管の熱間押出し法の開発
      244
      • ジンガーによる鋼管の押出し製管法の発明
        244
      • ガラス潤滑によるユジーヌ・セジュルネ式熱間押出し法の開発
        246
    • マンドレル・ミル(連続鋼管圧延機)が開発されるまでの歴史
      249
      • 連続圧延機のはしり,チャールズ・ケロッグの圧延機
        249
      • 10年間稼働した実績を持つファッスル・ミル
        251
      • 初めて鋼管の連続圧延に成功したフォレン・ミル
        251
      • ストレッチ・レデューサー付きのマンドレル・ミルの開発
        253
  • 11章 大径溶接鋼管製造法の発達
    259
    • 電気溶接技術の開発前の大径管
      259
    • 電気溶接法の開発と大径溶接鋼管の誕生
      261
    • 最初期の大径溶接鋼管の製管工程
      262
    • 天然ガス用の長距離パイプライン
      266
    • ビッグ・インチおよびリトル・ビッグ・インチ・パイプライン
      266
    • ピラミッド・ロール成形による大径溶接鋼管工場
      268
    • プレス成形法による大径溶接鋼管工場
      270
    • 中東およびヨーロッパにおけるパイプラインの建設
      274
    • パイプラインの大径化に対応する製管設備の変化
      275
    • スパイラル溶接鋼管製造法の発達
      278
    • スパイラル溶接鋼管の製造法
      279
    • アラスカ縦断パイプラインの建設
      282
  • 12章 生産統計から見た鋼管技術の発達
    287
    • 世界各国の粗鋼生産量と鋼管の生産量
      288
    • 世界各国の鋼管生産量
      290
    • 世界各国の鋳鉄管の生産量
      293
    • 生産統計に見るアメリカの鋼管技術の発展
      294
      • 1916年のアメリカの鋼管業界
        294
      • アメリカの製法別の鋼管生産量の推移
        298
      • アメリカの鋼管の用途別生産量の推移
        300
      • 鍛接管の生産量の中の錬鉄管比率の推移
        301
      • 配管用鋼管の製管法の推移
        302
      • 油井用鋼管の製管法の変遷
        305
      • ライン・パイプの製法別生産量の推移
        306
      • 高圧用および機械構造用鋼管の製造法
        309
      • 継目無鋼管の冷間加工
        311
      • 1960年のアメリカの鋼管業界
        313
  • むすび
    317
  • 付録 アメリカにおける鋼管の生産統計の総括
    319
  • 事項索引
    335
  • 人名索引
    344