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ケンブリッジ世界の食物史大百科事典. 3

朝倉書店/2005.9

当館請求記号:G112-H6


目次


目次

  • 第I部
    飲料
    1
    • 1.
      ビールとエール
      3
      • 発酵の化学的基礎
        3
      • 種類
        3
      • 最も早い起源
        4
      • 初期社会におけるエールの重要性
        5
      • 古代のビール醸造
        5
      • イスラム世界のビール醸造
        6
      • ヨーロッパのビール醸造
        6
      • 新世界のビール醸造
        8
      • 初期北アメリカのビール醸造
        9
      • 革新
        9
      • 現代世界のビール醸造
        10
    • 2.
      母乳と調製乳
      13
      • 母乳の授乳
        13
      • ヨーロッパにおける授乳婦,乳母の雇用
        16
      • 人工調製乳
        20
      • 結論
        23
    • 3.
      カカオ
      25
      • 起源,変種,栽培
        25
      • アメリカカカオの歴史
        26
      • 嗜好の変化と新興市場
        29
      • 産業,商業,供給の革命
        31
    • 4.
      コーヒー
      34
      • 起源
        34
      • ヨーロッパの消費
        36
      • アメリカ合衆国の消費
        38
      • 世界のコーヒー飲料
        43
      • アラビア半島の生産
        44
      • アジアの生産
        44
      • カリブ海地域の生産
        45
      • ブラジルの生産
        46
      • スペイン系アメリカの生産
        47
      • 社会経済学的側面とアフリカへの回帰
        49
      • 結論
        50
    • 5.
      蒸留酒
      53
      • 蒸留とアルコール飲料
        53
      • アルコールと蒸留 -前5500〜後1500年
        54
      • 西洋の蒸留酒
        57
      • 東洋の蒸留酒
        64
      • 蒸留酒と健康
        65
    • 6.
      カバ
      68
      • 起源と伝播
        68
      • 植物学的記載
        69
      • 分布
        69
      • 儀式的な利用
        71
      • 非儀式的な利用
        74
      • 麻酔特性
        74
      • カバとアルコール
        75
      • 商業的発展
        76
      • 結論
        76
    • 7.
      カート
      78
      • カートという植物
        78
      • 歴史的概観
        79
      • 地理的概観
        82
      • カートの利用法
        87
      • 食品としての栄養的性質
        88
      • 薬品としての利用
        89
      • 向精神的効果
        90
      • カート体験
        91
      • 法的考察
        92
    • 8.
      コーラの実
      96
      • 生産
        96
      • 売買
        98
      • 用途
        100
    • 9.
      ミルクと乳製品
      106
      • 純粋さと危険性
        106
      • 前工業化社会におけるミルク
        107
      • 都市化された世界におけるミルク
        110
      • 20世紀におけるミルク
        114
    • 10.
      清涼飲料水(ソフトドリンク)
      119
      • スモールビール
        119
      • コーディアルとその他の日常飲料
        121
      • 果実風味飲料
        121
      • レモンと壊血病
        122
      • 人工ミネラルウォーター
        122
      • 洗練された爽快な飲料
        124
      • ミキサー飲料
        126
      • ノンアルコール飲料
        127
      • 果実飲料
        128
      • コーラの到来
        129
      • 成長する市場
        131
      • 清涼飲料水の包装技術
        131
    • 11.
      134
      • 植生と生産
        134
      • 歴史
        135
      • 茶と健康
        142
      • 茶のいれ方
        143
    • 12.
      146
      • 水とは
        146
      • 水処理
        149
      • 水の再分類
        150
      • 工業化社会における水
        152
      • 現代における水
        155
    • 13.
      ワイン
      158
      • ブドウ地誌
        158
      • 初期の歴史
        159
      • ローマの要因
        160
      • 衰微と再生
        160
      • 市場と政治
        161
      • 品質の追求
        162
      • 帝国の拡大
        164
      • 製造における災難
        165
      • 回復と変容
        166
  • 第II部
    栄養素-欠乏,過多および食物関連の疾患
    171
    • A
      ビタミン
      • 1.
        ビタミンA
        173
        • 定義と命名法
          173
        • ビタミンAの単位
          173
        • ビタミンA欠乏の歴史
          174
        • ビタミンA発見の歴史
          177
        • ビタミンA作用の発見
          178
        • ビタミンA欠乏の臨床的な兆候
          180
        • 危険なビタミンA過剰摂取
          181
        • ビタミンA欠乏の地理的分布と疫学
          181
        • 食品に含まれるビタミンAおよびカロテノイド類
          182
        • 将来の展望
          183
      • 2.
        ビタミンB複合体:チアミン,リボフラビン,ナイアシン,パントテン酸,ピリドキシン,コバラミン,葉酸
        186
        • ビタミンBの命名
          186
        • チアミン
          187
        • ニコチン酸(ナイアシン)
          187
        • リボフラビン
          188
        • ビタミンB6
          188
        • パントテン酸
          189
        • ビオチン
          189
        • 葉酸(フォラシン)
          189
        • ビタミンB12(コバラミン)
          190
      • 3.
        ビタミンC
        192
        • 抗酸化因子
          192
        • ビタミンCの同定
          193
        • ビタミンCの生合成と代謝
          195
        • ビタミンCの生化学的役割
          197
        • ビタミンCの供給源
          198
        • ビタミンCの大量治療
          199
        • ビタミンCと産業
          200
        • おわりに
          201
      • 4.
        ビタミンD
        204
        • 定義と命名法
          204
        • ビタミンD欠乏症(くる病)の歴史
          204
        • ビタミンDの発見
          205
        • 食品とビタミンD
          206
        • ビタミンD強化食品
          207
        • ビタミンDの地理的側面
          209
        • 社会的および民族的な要因とビタミンDの関係
          210
      • 5.
        ビタミンE
        213
        • ビタミンE発見の歴史
          213
        • ヒトでのビタミンE欠乏症
          215
        • ビタミンEの食品源
          216
        • ビタミンEの他の使用法
          217
      • 6.
        ビタミンKとビタミンK依存性タンパク質
        221
        • ビタミンKの構造
          221
        • ビタミンKの栄養学的側面
          222
        • ビタミンKの機能
          224
        • 幼児の出血性疾患
          227
        • 経口抗凝固剤
          229
        • 血友病について
          230
    • B
      ミネラル
      • 1.
        カルシウム
        235
        • 歴史的背景
          235
        • 栄養学的側面
          237
      • 2.
        ヨウ素およびヨウ素欠乏症
        251
        • 甲状腺腫とクレチン病の歴史
          251
        • 甲状腺腫とヨウ素欠乏
          255
        • クレチン病とヨウ素欠乏
          256
        • ヨウ素欠乏症
          258
        • 予防のためのヨウ素技術
          263
        • 一般的に行われない予防策
          264
        • ヨウ素を添加する危険性
          265
        • ヨウ素欠乏の撲滅をめざす国際的な活動
          266
      • 3.
        269
        • 人間に必要な鉄
          271
        • ヒトの鉄関連指標の測定
          272
        • 鉄と感染
          274
        • 鉄と心臓病
          276
        • 鉄と寄生虫
          277
        • 鉄と癌
          277
        • 鉄過剰症:原因と問題
          278
        • 鉄不足に関連した問題
          280
        • 結論と研究の将来の方向性
          281
      • 4.
        マグネシウム
        286
        • マグネシウム欠乏についての認識
          287
        • 議論の余地のある問題
          292
        • おわりに
          297
      • 5.
        リン
        300
        • リン酸の生理学的機能
          300
        • 食品中のリン酸
          300
        • サプリメント
          302
        • リン酸添加物-最近の変化
          302
        • 食事リン摂取
          302
        • リンの要求量と所要量
          303
        • 食品からのリン酸の消化
          304
        • リン酸の腸における吸収
          304
        • 血中リン酸濃度の調節
          305
        • リン酸出納
          305
        • 副甲状腺ホルモンの持続的な上昇
          306
        • 腎性2次性副甲状腺機能亢進症
          307
        • 可能性のある悪影響
          308
        • 要約
          308
      • 6.
        カリウム
        310
        • 元素カリウムの発見
          310
        • 生体中のカリウム
          311
        • カリウムと健康
          314
        • 要約
          315
      • 7.
        ナトリウムと高血圧症
        317
        • 塩とナトリウム:生命に必須のもの
          318
        • 塩の欠乏
          321
        • ナトリウム過多
          323
        • 高血圧症の歴史
          324
      • 8.
        その他の微量元素
        328
        • 砒素
          328
        • ホウ素
          330
        • クロム
          331
        • 333
        • フッ素
          334
        • マンガン
          334
        • モリブデン
          335
        • ニッケル
          336
        • セレン
          337
        • ケイ素
          338
        • バナジウム
          339
        • 要約
          340
      • 9.
        亜鉛
        345
        • ヒトにおける亜鉛欠乏の発見
          345
        • 軽度の亜鉛欠乏
          350
        • 亜鉛代謝における生化学的な知見の進展
          351
        • 亜鉛と免疫
          351
    • C
      タンパク質,脂質,必須脂肪酸
      • 1.
        必須脂肪酸
        357
        • 必須脂肪酸の概念
          357
        • 必須脂肪酸の要求量
          358
        • 脂肪酸間の相互関係
          359
        • 必須脂肪酸に対する命名法
          359
        • ヒトの要求量の重要性
          359
        • リノール酸の必須性
          360
        • プロスタグランジンの発見
          361
        • 現代の変遷
          362
        • 要約
          363
      • 2.
        タンパク質
        366
        • 栄養における窒素
          366
      • 3.
        エネルギーとタンパク質代謝
        375
        • 食物エネルギー
          375
        • 熱と生命
          375
        • 科学的概念の発達
          376
        • 気体の発見
          376
        • 栄養学的実験
          376
        • 呼吸チェンバーとカロリメトリー
          377
        • 近代栄養学の発展
          379
        • 世界規模でみた食物エネルギーの供給
          380
        • ヒトのエネルギー消費とその構成成分
          381
        • 食物エネルギー必要量
          384
        • タンパク質
          386
        • アミノ酸とタンパク質の質
          388
        • タンパク質とアミノ酸分析
          389
        • タンパク質の消化吸収率
          390
        • アミノ酸代謝
          391
        • アミノ酸スコアシステム
          392
        • タンパク質必要量
          395
        • タンパク質エネルギー比
          398
        • 食物摂取の代謝調節
          399
        • 過剰と不足の問題
          399
        • 栄養失調と消耗性疾患
          400
    • D
      欠乏症
      • 1.
        脚気
        407
        • 古い時代の脚気
          408
        • 今日における脚気
          409
        • 臨床像
          410
        • 原因究明
          412
        • 予防法
          413
      • 2.
        鉄欠乏症と慢性疾患における貧血
        415
        • 貧血の原因は食事か慢性疾患か
          415
        • 先史時代における貧血
          419
        • 今日の世界における後天性貧血
          423
      • 3.
        克山病(ケッシャン病)
        441
        • 発見と疾患の特徴
          441
        • セレンと克山病との関連性
          442
        • 生化学的変化
          445
        • 克山病の病因
          448
      • 4.
        骨粗鬆症
        451
        • カルシウムと生命
          451
        • 骨のリモデリングと骨量
          453
        • 骨粗鬆症
          455
        • カルシウム必要量
          457
        • その他の検討事項
          463
        • 結論
          465
      • 5.
        ペラグラ
        467
        • 欠乏症としてのペラグラ
          467
        • 歴史
          467
        • 貧困社会集団の疾患
          471
        • ペラグラの社会的原因の究明
          473
        • フランスとアメリカ合衆国における撲滅対策
          473
        • 難民キャンプにおける風土的なペラグラ
          474
        • 学んだ教訓
          474
      • 6.
        異食症
        477
        • 分類
          477
        • 歴史
          477
        • 原因
          478
        • 土食症
          479
        • 氷食症と洗濯のり食症
          482
        • 妊娠中の異食症
          483
        • 異食症と鉄欠乏症
          484
        • 異食症の心理
          485
        • 議論
          486
      • 7.
        タンパク質-エネルギー栄養不良
        488
        • タンパク質とエネルギーの歴史的概念
          488
        • 定義と学名
          488
        • 1850〜1950年のマラスムス
          489
        • 1954年までのクワシオコール
          491
        • 1954年以降のクワシオコール
          493
        • タンパク質-エネルギー栄養不良と感染
          495
        • タンパク質-エネルギー栄養不良と体組成
          496
        • タンパク質-エネルギー栄養不良一般
          496
      • 8.
        壊血病
        502
        • 職業病としての壊血病
          503
        • 初期の著者と理論
          507
        • 「抗壊血病」植物
          508
        • 疾病分類学的安全網
          509
        • James Lind
          509
        • ライムと壊血病
          511
        • 19世紀の壊血病
          512
        • 19世紀における壊血病の「説明」
          512
        • ヒトにおける実験的壊血病
          514
        • 今日の壊血病
          515
    • E
      食物関連の疾患
      • 1.
        神経性食欲不振症
        519
        • 定義
          519
        • 分布と発生率
          520
        • 病因と疫学
          520
        • 歴史
          522
        • 地理的・人口統計学的特徴
          524
      • 2.
        セリアック病
        529
        • 歴史的展望
          529
        • セリアック病の地理的分布
          530
        • 農業とコムギ栽培の起源
          531
        • 有害な穀類とその構成成分の定義
          532
        • コムギの進化
          533
        • グルテンタンパクの進化
          534
        • コムギの分画
          535
        • 消化と栄養吸収
          536
        • 組織傷害の機構
          536
        • 主要組織適合性抗原複合体タンパク質とその遺伝子
          537
        • 関連疾患
          538
        • 結論
          540
      • 3.
        食物アレルギー
        547
        • 食物の有害反応とアレルギー
          547
        • 機構
          547
        • 症状
          548
        • 発病率と自然な進展
          549
        • 原因物質
          550
        • 診断
          553
        • 治療・予防
          554
        • アレルギーの進展における観点
          555
      • 4.
        食物による感染
        560
        • 感染の自然史
          560
        • 感染源
          562
        • 細菌による食中毒
          564
        • ブドウ球菌による食中毒
          565
        • サルモネラ菌による食中毒
          566
        • 他の細菌性の食品による感染症
          569
        • 食品によるウイルス感染
          574
        • 原生動物感染症
          575
        • 吸虫類
          577
        • 条虫類
          579
        • 回虫
          580
      • 5.
        食物感受性:アレルギーおよび不耐症
        582
        • 食物アレルギー
          582
        • 食物不耐症
          587
        • 要約
          590
      • 6.
        乳糖不耐症
        594
        • 定義と歴史
          594
        • 生物学と臨床的発現
          594
        • 遺伝学
          595
        • 栄養的意義
          595
        • ラクターゼ保有の試験
          596
        • ラクターゼ保有の分布
          596
        • ラクターゼ保有の進化
          599
        • 結論
          600
      • 7.
        肥満
        602
        • 定義と診断
          602
        • 疫学
          603
        • 過体重における長期的傾向
          604
        • 現代化
          605
        • ライフスタイル要因
          606
        • 肥満の歴史
          608
        • 肥満の原因
          612
        • 肥満の結果
          615
        • 肥満の治療
          616
        • 要約
          618
    • F
      食事と慢性疾患
      • 1.
        糖尿病
        623
        • 古代から中世までの歴史
          623
        • ルネッサンス〜1920年代
          625
        • インスリン療法時代の食事療法
          626
        • 食事療法と糖尿病:1990年代の論点
          628
      • 2.
        栄養と癌
        634
        • 腫瘍モデル:その長所と短所
          635
        • 栄養と癌についての疫学研究
          635
        • 発癌のメカニズム
          636
        • 食事に関連して発生する癌
          638
        • 食品添加物,汚染物質,天然毒素
          644
        • 予防:統合的なアプローチ
          645
      • 3.
        栄養と心疾患
        651
        • 動脈硬化の病因
          651
        • コレステロール
          653
        • 食事性脂肪
          658
        • その他の食事成分
          660
        • 結論
          663
      • 4.
        心血管系,冠動脈性心疾患とカルシウム:仮説
        667
        • 循環系
          667
        • 動脈硬化
          670
        • 疫学研究
          672
        • 統計研究
          674
        • 西洋食中のカルシウム
          677
  • 索引
    681