リサーチ・ナビはInternet Explorerでは動作しません。お手数ですが対応ブラウザ(Chrome, Edge, Firefox, Safari)で閲覧ください。

自然災害の事典

朝倉書店/2007.2

当館請求記号:M91-H6


目次


目次

  • 1.
    地震災害—観測体制の視点から
    〔岡田義光〕
    1
    • 1.1
      地震の基礎知識
      1
      • 1.1.1
        大きな地震と小さな地震
        1
      • 1.1.2
        震源では何が起こっているのか
        10
      • 1.1.3
        震源および発震機構解の決定
        14
      • 1.1.4
        地震はなぜ発生するのか
        20
      • 1.1.5
        海溝型地震と津波
        25
      • 1.1.6
        内陸型地震と活断層
        34
      • 1.1.7
        地震発生の時系列
        42
    • 1.2
      わが国の地震調査観測体制
      49
      • 1.2.1
        地震調査研究の現状と方向
        50
      • 1.2.2
        地震観測
        59
      • 1.2.3
        地殻変動観測
        69
      • 1.2.4
        その他の調査観測
        78
  • 2.
    地震災害—防災対策の視点から
    〔水谷武司〕
    93
    • 2.1
      地盤の強振動
      93
      • 2.1.1
        地震動強さ
        93
      • 2.1.2
        地震動の増幅・共振
        99
      • 2.1.3
        軟弱地盤の分布
        103
      • 2.1.4
        強震動災害と地盤条件
        106
    • 2.2
      地盤の変形・破壊
      112
      • 2.2.1
        砂質層の液状化
        112
      • 2.2.2
        斜面崩壊・地すべり
        118
      • 2.2.3
        山体崩壊・岩屑なだれ
        123
    • 2.3
      津波
      126
      • 2.3.1
        津波の発生と伝播
        126
      • 2.3.2
        津波の増幅と遡上
        129
      • 2.3.3
        津波対策・対応
        131
    • 2.4
      地震火災
      137
      • 2.4.1
        都市大火
        137
      • 2.4.2
        出火と延焼
        140
      • 2.4.3
        延焼阻止
        147
    • 2.5
      地震の被害と対策
      150
      • 2.5.1
        被害・影響
        150
      • 2.5.2
        想定される地震
        156
      • 2.5.3
        耐震性強化
        160
    • 2.6
      実大三次元震動破壊実験
      〔中島正愛〕
      〔梶原浩一〕
      〔田端憲太郎〕
      162
      • 2.6.1
        耐震工学における構造実験の役割
        162
      • 2.6.2
        構造物(試験体)に要求される寸法
        163
      • 2.6.3
        地面の揺れを再現する振動台
        165
      • 2.6.4
        E−ディフェンスの誕生
        166
      • 2.6.5
        E−ディフェンスの概要
        167
      • 2.6.6
        E−ディフェンスにおける実大実験
        169
      • 2.6.7
        将来の展望
        175
  • 3.
    火山災害
    〔鵜川元雄〕
    177
    • 3.1
      火山と噴火
      180
      • 3.1.1
        火山に関する分類
        180
      • 3.1.2
        噴火様式
        190
      • 3.1.3
        火山活動の規模・継続時間
        194
      • 3.1.4
        火山の発生
        196
    • 3.2
      火山災害
      198
    • 3.3
      火山活動の観測
      207
      • 3.3.1
        火山活動に伴う現象とその検出技術
        208
    • 3.4
      火山噴火予知と火山防災
      222
      • 3.4.1
        火山噴火予知
        222
      • 3.4.2
        火山防災
        233
    • 3.5
      噴火の実例
      236
      • 3.5.1
        世界の噴火
        236
      • 3.5.2
        日本の噴火
        238
  • 4.
    気象災害
    〔米谷恒春〕
    253
    • 4.1
      気象災害の構造と防災
      253
      • 4.1.1
        災害の構造
        253
      • 4.1.2
        防災の方法
        254
      • 4.1.3
        防災の体制
        257
    • 4.2
      気象災害環境としての地形
      260
    • 4.3
      災害誘因としての天気
      262
      • 4.3.1
        季節の天候と災害
        264
      • 4.3.2
        エルニーニョ現象
        285
    • 4.4
      災害を引き起こす大気現象
      287
      • 4.4.1
        集中豪雨など局地的な嵐
        288
      • 4.4.2
        台風
        293
    • 4.5
      気象災害の実態
      297
      • 4.5.1
        被災対象の変化に伴う災害の変質
        298
      • 4.5.2
        冷害—1993年の冷夏
        300
      • 4.5.3
        干害—1994年の少雨・高温
        302
      • 4.5.4
        台風災害
        305
      • 4.5.5
        集中豪雨災害
        311
    • 4.6
      構造物による防災—その有効性と限界
      317
      • 4.6.1
        治水事業における基本的な考え方の変遷
        318
      • 4.6.2
        自然変動が災害発生に及ぼす影響
        321
      • 4.6.3
        人間活動が災害環境に及ぼす影響
        324
    • 4.7
      避難による防災—その有効性と困難性
      328
      • 4.7.1
        防災気象情報
        328
      • 4.7.2
        避難の実例
        330
      • 4.7.3
        避難を成功させるもの
        333
  • 5.
    雪氷環境防災
    〔中村勉〕
    361
    • 5.1
      はじめに—雪氷環境防災とは
      361
    • 5.2
      雪氷圏とは—地球のとらえ方
      361
    • 5.3
      地球上の水の分布
      361
    • 5.4
      雪氷の分布
      362
    • 5.5
      わが国における雪氷研究の歴史
      364
    • 5.6
      雪氷災害
      367
      • 5.6.1
        雪氷災害の特徴
        367
      • 5.6.2
        豪雪災害
        371
      • 5.6.3
        雪崩災害
        382
      • 5.6.4
        屋根雪対策
        402
      • 5.6.5
        路面凍結
        410
      • 5.6.6
        氷の性質
        412
      • 5.6.7
        路上の雪対策—特に路上のスリップ事故対策
        413
    • 5.7
      雪氷情報網の確立と活用
      417
      • 5.7.1
        国レベルのもの
        418
      • 5.7.2
        富山県で他県に先駆けて行ったもの
        419
      • 5.7.3
        札幌市で行っているもの
        419
    • 5.8
      雪氷災害防除のために
      420
    • 5.9
      地球の温暖化と雪氷
      420
    • 5.10
      アイスコアの語るもの
      424
    • 5.11
      あとがき—グローバルな研究とローカルな研究
      427
  • 6.
    土砂災害
    〔大八木規夫〕
    439
    • 6.1
      最近世界で発生した顕著な土砂災害
      440
      • 6.1.1
        火山の活動に関連した土砂災害
        440
      • 6.1.2
        地震に関連した土砂災害
        449
      • 6.1.3
        大雨が関連した土砂災害
        455
      • 6.1.4
        地質構成を主原因とする土砂災害
        459
      • 6.1.5
        人為作用が関連した土砂災害
        462
    • 6.2
      土砂災害を起こす地すべりの分類
      464
      • 6.2.1
        地すべり(広義)の分類基準
        464
      • 6.2.2
        地すべり(広義)の分類例
        467
    • 6.3
      土砂災害を起こす地すべりの分布と地帯区分
      473
      • 6.3.1
        地帯区分の主な方法
        473
      • 6.3.2
        各地質帯における土砂災害の特徴
        475
    • 6.4
      地すべり(広義)の発生要因と機構
      486
      • 6.4.1
        斜面物質を移動させようとする力とその変化
        486
      • 6.4.2
        抵抗する力の減少
        490
      • 6.4.3
        斜面に働く2種類の力の平衡の破局
        493
    • 6.5
      地すべり構造
      502
      • 6.5.1
        地すべり構造の定義
        502
      • 6.5.2
        地すべり構造の形成過程
        503
      • 6.5.3
        地すべり構造の内容
        505
    • 6.6
      土砂災害の予測
      513
      • 6.6.1
        空間的予測
        513
      • 6.6.2
        時間的予測
        516
    • 6.7
      土砂災害の対策
      521
      • 6.7.1
        予警報
        521
      • 6.7.2
        避難場所・避難路・救援道路の確保
        522
      • 6.7.3
        斜面崩壊・土石流の対策工事
        523
      • 6.7.4
        地すべり(狭義)の対策工事
        525
      • 6.7.5
        長期的視点からの土地利用
        528
  • 7.
    リモートセンシングによる災害の調査
    〔植原茂次〕
    〔大倉博〕
    549
    • 7.1
      リモートセンシングの概要と防災分野での利用
      549
      • 7.1.1
        防災分野のリモートセンシングの概要
        549
      • 7.1.2
        リモートセンシングの種類と利用の概要
        554
    • 7.2
      防災分野におけるリモートセンシングの利用可能性
      558
      • 7.2.1
        災害環境の認識と危険度の評価
        558
      • 7.2.2
        リモートセンシングによる災害情報と防災活動
        559
      • 7.2.3
        災害状況に関する研究の実例
        560
    • 7.3
      今後の防災へのリモートセンシング技術の適用可能性の向上と課題
      579
      • 7.3.1
        技術の向上と多様化
        579
      • 7.3.2
        防災分野への適用のための体制の整備
        583
  • 8.
    地球環境変化と災害
    〔松浦知徳〕
    597
    • 8.1
      地球環境変化と気象災害
      599
      • 8.1.1
        エルニーニョと気象災害
        600
      • 8.1.2
        インド洋ダイポールモードの影響と気象災害
        604
      • 8.1.3
        地球温暖化の影響と気象災害
        605
      • 8.1.4
        日本における豪雨の長期変動
        609
      • 8.1.5
        気候災害ポテンシャル予測
        612
    • 8.2
      地球環境変化と水災害
      612
      • 8.2.1
        全球水循環
        612
      • 8.2.2
        森林消失
        614
      • 8.2.3
        気候変動による河川流量変化
        617
    • 8.3
      地球環境変化と沿岸災害
      618
      • 8.3.1
        海面上昇
        619
      • 8.3.2
        海面上昇による沿岸災害ポテンシャルの増加
        624
      • 8.3.3
        潮位長期変動と海洋大循環
        625
      • 8.3.4
        高潮,異常潮位,異常波浪の長期変動
        628
  • 付録1:
    日本の主な自然災害年表
    〔小見波正隆〕
    641
    • 気象災害(国内)—死者10人以上および特異なもの
      642
    • 地震災害(国内)—死者10人以上および特異なもの
      651
    • 火山災害(国内)—死者10人以上および特異なもの
      652
    • 地すべり・崩壊災害(国内)—死者10人以上および特異なもの
      653
    • 雪氷災害(国内)—死者10人以上および特異なもの
      653
    • 風害(国内)—死者10人以上および特異なもの
      655
  • 付録2:
    世界の主な自然災害年表
    〔小見波正隆〕
    657
    • 気象災害(外国)—死者100人以上および特異なもの
      658
    • 地震災害(外国)—死者100人以上および特異なもの
      673
    • 火山災害(外国)—死者100人以上および特異なもの
      679
    • 地すべり・崩壊災害(外国)—死者100人以上および特異なもの
      680
    • 雪氷災害(外国)—死者100人以上および特異なもの
      681
    • 風害(外国)—死者100人以上および特異なもの
      682
  • 索引
    685

コラム

  • ●最近発生した大地震とそのメカニズム
    〔岡田義光〕
    26
  • ●首都圏における地震の発生様式
    〔岡田義光〕
    40
  • ●2004年新潟県中越地震
    〔岡田義光〕
    85
  • ●インドネシアの地震
    〔岡田義光〕
    90
  • ●ハザードマップの作成方法
    〔鵜川元雄〕
    248
  • ●富士山のハザードマップ
    〔鵜川元雄〕
    250
  • ●2004年の主な水害
    〔中根和郎〕
    340
  • ●気候変動からみた2004年の台風活動
    〔湯本道明〕
    〔飯塚聡〕
    346
  • ●ハリケーン・カトリーナとニューオリンズ大水害
    〔佐藤照子〕
    350
  • ●日本における竜巻災害
    〔前坂剛〕
    357
  • ●屋根雪処理問題
    〔中村勉〕
    409
  • ●太陽熱利用住宅の一例
    〔中村勉〕
    415
  • ●冬期道路維持管理
    〔中村勉〕
    419
  • ●平成18年豪雪災害
    〔佐藤篤司〕
    432
  • ●地すべり地形分布図
    〔井口隆〕
    540
  • ●2004年新潟県中越地震によって発生した地すべり災害
    〔大八木規夫〕
    543
  • ●火山専用空中赤外映像装置
    〔実淵哲也〕
    588
  • ●地上気象レーダによる降雨観測の歴史
    〔真木雅之〕
    593
  • ●最近の自然災害の傾向—気象災害と地震災害の比較—
    〔萩原幸男〕
    〔小見波正隆〕
    634
  • ●地球規模災害としての地磁気の逆転
    〔萩原幸男〕
    638