「新通史」日本の科学技術 : 世紀転換期の社会史 : 1995年~2011年. 第3巻

原書房/2011.10.

当館請求記号:M42-J188


目次


「新通史」日本の科学技術 第3巻
目次

  • はしがき
    i
  • 本書をお読みいただく方へ
    iv
  • 第5部
    大学・学術・教育
    • 序説 大学・学術・教育
      塚原修一
      2
      • 1
        先行研究と時代区分
        2
      • 2
        大学の大衆化と改革
        3
      • 3
        科学技術政策の展開
        4
      • 4
        国際化の進行
        5
      • 5
        ゆとり教育からの転換
        6
      • 6
        各章の要点
        6
    • 5-1
      大学の変容
      塚原修一
      羽田貴史
      13
      • 1
        大学の構造と変容
        13
      • 2
        大学財務の動向
        14
      • 3
        大学組織の変容
        17
      • 4
        大学評価の導入
        20
      • 5
        教職員への影響
        24
      • 6
        変容のゆくえ
        26
    • 5-2
      国立大学の法人化
      羽田貴史
      29
      • 1
        法人化の背景
        29
      • 2
        国立大学法人の母型-独立行政法人制度と国立大学法人化
        30
      • 3
        独立行政法人制度から国立大学法人制度へ
        33
      • 4
        国立大学法人法案の作成
        39
      • 5
        法人化による課題と展望
        46
    • 5-3
      迷走する大学院教育
      荒井克弘
      48
      • 1
        大学院重点化は成功したのか?
        48
      • 2
        大学院重点化のプロセス
        50
      • 3
        職業系大学院の創設
        58
      • 4
        大学院教育を再定義する
        62
    • 5-4
      学士課程教育の改革
      塚原修一
      65
      • 1
        大学改革の時代
        65
      • 2
        組織の再編成
        66
      • 3
        教養教育の展開
        70
      • 4
        専門教育の充実
        72
      • 5
        規制緩和の「効果」
        74
    • 5-5
      教育研究機関の国際化
      綾部広則
      78
      • 1
        教育研究機関の国際化への視点
        78
      • 2
        人材からみた日本の教育研究機関の国際化
        79
      • 3
        装置・施設・資金からみた日本の教育研究機関の国際化
        90
      • 4
        評価と展望
        96
    • 5-6
      競争的資金の拡充と改革-政府と民間財団
      久須美雅昭
      100
      • 1
        概観-「競争」概念の登場から制度化まで
        100
      • 2
        科学技術基本法以後の研究資金の傾向
        104
      • 3
        競争的資金の制度整備-官製プログラム・オフィサー制度の登場
        111
      • 4
        バブル崩壊後の民間助成財団
        114
    • 5-7
      産学連携、知的財産政策の展開と国立大学の混乱
      澤田芳郎
      120
      • 1
        産学連携前史
        120
      • 2
        科学技術基本法と産学連携知的財産政策の展開
        122
      • 3
        知的財産基本法と大学知的財産本部整備事業
        126
      • 4
        産学官連携戦略展開事業と事業仕分け
        138
      • 5
        産学連携の行方
        142
    • 5-8
      研究者の労働市場とキャリアパス
      綾部広則
      147
      • 1
        ポスドク問題とは何か
        147
      • 2
        オーバードクター問題からポスドク問題へ
        151
      • 3
        キャリアパスの多様化への模索
        156
      • 4
        評価と展望
        161
    • 5-9
      日本学術会議の改革
      後藤邦夫
      166
      • 1
        学術会議改革への道程-前史として
        166
      • 2
        橋本行革における位置づけと学術会議17-18期の内部討議
        168
      • 3
        学術会議の「改革」と活動の現実
        171
      • 4
        今後の展望をめぐって
        173
    • 5-10
      科学研究における不正問題
      石黒武彦
      175
      • 1
        社会問題化する研究上の不正行為
        175
      • 2
        研究上の不正行為
        176
      • 3
        研究開発競争下の不正行為
        179
      • 4
        国内における不正行為の社会問題化
        183
      • 5
        国内研究管理機関の対処
        187
      • 6
        世紀転換期の科学と技術の状況のもとで
        189
    • コラム キャンパスにおけるハラスメント
      吉野太郎
      192
      • 1
        京都大学「Y事件」
        192
      • 2
        セクシュアル・ハラスメント対策の制度化
        193
      • 3
        アカデミック・ハラスメントへの対応のはじまり
        194
      • 4
        課題と展望
        194
    • 5-11
      技術倫理
      黒田光太郎
      196
      • 1
        技術倫理教育の急速な普及
        196
      • 2
        JABEEの設立と技術者倫理
        197
      • 3
        学協会における倫理綱領の制定
        203
      • 4
        ホイッスルブローイング(内部告発)について
        208
      • 5
        技術倫理の課題
        211
    • 5-12
      「ゆとり教育」政策と理科教育
      八巻俊憲
      213
      • 1
        「ゆとり教育」政策の展開
        213
      • 2
        「ゆとり教育」政策が生み出した問題
        216
      • 3
        「ゆとり教育」政策の破綻と転換
        218
      • 4
        「ゆとり教育」政策下の理科教育
        222
      • 5
        理科教育の現場
        226
    • 5-13
      世紀転換期日本の物理学と物理学コミュニティ
      桑原雅子
      後藤邦夫
      233
      • 1
        物理の世紀は終わったか
        233
      • 2
        「基礎科学」の代表としての物理学の隆盛と物理学コミュニティの変容
        234
      • 3
        いわゆる「物理離れ」現象と「物理教育」への関心の増大
        237
      • 4
        研究テーマにおける世紀転換期の特徴
        238
      • 5
        物理学と形而上学-「タブー」の消失と形而上学的要素の復権
        240
      • 6
        世紀転換期からの展望
        241
    • 5-14
      気候変動と地球温暖化の科学研究
      矢吹哲夫
      244
      • 1
        地球温暖化問題への認識とアプローチ
        244
      • 2
        気候変動のメカニズムへの研究蓄積
        245
      • 3
        過去から現代に至る気温の推定解析
        247
      • 4
        気候変動の基本要因についての研究
        250
      • 5
        気候変動のメカニズムへの研究
        255
      • 6
        温暖化についての論争([人為起源温暖化論」vs「自然起源温暖化論」)
        260
      • 7
        課題と展望
        265
    • 5-15
      ヒトゲノムプロジェクトの展開
      加藤和人
      269
      • 1
        ヒトゲノムプロジェクトの立上げから完了まで
        269
      • 2
        日本にとってのヒトゲノムプロジェクト
        272
      • 3
        ヒトゲノムプロジェクト以降の動き
        277
      • 4
        ヒトゲノム研究と社会とのかかわり
        278
      • 5
        まとめと展望
        279
    • コラム ゲノム解析の展開とセントラルドグマの変容
      溝口元
      281
      • 1
        セントラルドグマの変容
        281
      • 2
        ノーベル生理学医学賞との関連から
        282
    • コラム 感性工学の誕生と展開
      溝口元
      285
      • 1
        感性工学の定義
        285
      • 2
        アカデミズムと感性工学
        285
      • 3
        大学院の場合
        287
    • 5-16
      新自由主義改革と日本のSTS:そのイデオロギー的親和性
      木原英逸
      289
      • 1
        新自由主義改革による公共政策と行政の変化-新しい公共経営
        290
      • 2
        公共政策志向の社会科学の後退と復活
        293
      • 3
        公共政策志向のSTSへの転回
        298
      • 4
        イデオロギーとしての「科学技術コミュニケーション」
        303
    • コラム 産業技術博物館と産業文化財の野外動態保存-鉄道システムなど大規模技術文化財の保存
      小山徹
      307
      • 産業考古学と産業技術博物館
        307
      • 産業技術博物館鉄道など大規模システムの動態保存と現地保存
        308
      • 広義の産業技術博物館と現地動態保存の時代区分
        309
  • 第6部
    ジェンダーと市民活動
    • 序説 ジェンダーと市民活動
      桑原雅子
      312
      • 1
        世紀転換期の特徴-「ジェンダー平等」「市民参加」の推進
        312
      • 2
        女性の進出・市民活動の多様化-1960~90年代前半
        314
      • 3
        新しい市民像の形成-市民社会論の系譜
        316
      • 4
        ジェンダーの世紀転換期-6部「ジェンダー」部門の構成
        318
      • 5
        市民活動の世紀転換期-6部「市民活動」部門の構成
        319
      • 6
        6部を構成する各章の要旨
        320
    • 6-1
      「男女共同参画」政策の展開と科学技術
      桑原雅子
      326
      • 1
        女性政策は科学技術とどのように切り結んできたか
        326
      • 2
        女性政策パラダイム転換への始動(1979~1995)-前史
        327
      • 3
        1995~1997年の急展開
        330
      • 4
        男女共同参画社会基本法の制定(1999年)
        333
      • 5
        よみがえる女性特性論-バックラッシュ
        338
      • 6
        男女共同参画政策と科学技術政策の邂逅
        339
      • 7
        「男女共同参画」政策の10年-まとめと展望
        341
    • 6-2
      科学技術系専門職への女性の進出
      桑原雅子
      346
      • 1
        科学技術系専門職女性の可視化-前史1975~1995年
        346
      • 2
        科学技術系専門職への進出-プッシュ要因とプル要因
        350
      • 3
        女性研究者問題のパラダイム転換-1990年代末~2000年代はじめ
        354
      • 4
        理工系学協会の動き・現場の状況-2000~2010年
        358
      • 5
        男女共同参画政策と科学技術政策の出会い
        361
      • 6
        科学技術におけるジェンダー平等をめざして
        364
    • 6-3
      ジェンダー視点に立つ学術研究
      桑原雅子
      367
      • 1
        ジェンダー視点とは-ジェンダー概念の多義性をめぐる諸問題
        367
      • 2
        女性学・男性学・ジェンダー研究の形成と展開
        372
      • 3
        学術会議の動向-ジェンダー視点による学術の再構築
        374
      • 4
        人文学・社会科学におけるアプローチ
        377
      • 5
        科学・科学論を対象とするジェンダー分析
        380
      • 6
        科学と科学論におけるジェンダー研究の展望
        384
    • 6-4
      「性差」をめぐる言説の大転換
      高橋さきの
      388
      • 1
        「ジェンダー」の浸透と「性差」の狭義化
        388
      • 2
        産業構造のシフトと「性差」
        389
      • 3
        変わり目の時期
        391
      • 4
        「バックラッシュ」/「ジェンダー・フリーバッシング」と性差
        392
      • 5
        ジェンダー・ターゲティングをベースとしたウェブ社会
        393
      • 6
        性差の世紀末転換期と生物学言説
        397
      • 7
        性差言説に着目することの重要性
        406
    • 6-5
      性同一性障害-議論されてこなかった問題の本質
      中村美亜
      409
      • 1
        問題設定の誤り
        409
      • 2
        性同一性障害概念の誕生
        412
      • 3
        日本での性同一性障害概念の広まり
        416
      • 4
        性同一性障害をめぐる誤解
        419
      • 5
        性同一性障害特例法
        421
      • 6
        男女共同参画と性同一性障害
        424
      • 7
        性同一性障害の本質と課題
        426
    • 6-6
      ジェンダー・バッシングの再検討
      木村涼子
      433
      • 1
        21世紀初頭の「ジェンダー・バッシング」
        433
      • 2
        教育をターゲットにしたバッシング
        435
      • 3
        「ジェンダー・バッシング」勢力の主張
        439
    • 6-7
      妊娠と出産をめぐる医療の危機と社会
      松原洋子
      442
      • 1
        産婦人科医療の2つの課題
        442
      • 2
        産婦人科医の偏在と周産期医療の地域集約化
        443
      • 3
        市民による産婦人科医療批判と「医療崩壊」
        446
      • 4
        生殖補助医療の普及と学会ガバナンスのゆらぎ
        448
      • 5
        産婦人科医たちの反撃
        450
      • 6
        転機に立つ産婦人科医療
        451
    • 6-8
      雇用・労働のジェンダー構造とその変化
      桑原雅子
      後藤邦夫
      454
      • 1
        工業化・ポスト工業化と女性労働
        454
      • 2
        日本型生活給モデルの形成と強化-1955~1980年代
        459
      • 3
        雇用・就業構造の女性化
        460
      • 4
        デジタル社会における雇用・労働
        465
      • 5
        まとめと展望
        469
    • 6-9
      女性技術者とダイバーシティ推進
      守屋朋子
      桑原雅子
      473
      • 1
        女性技術者の可視化-黎明期1980年代後半~90年代前半
        473
      • 2
        統計と実態調査にみる女性技術者
        474
      • 3
        企業における女性技術者
        476
      • 4
        ダイバーシティ推進施策
        478
      • 5
        まとめと展望-リーダーの養成に向けて
        480
    • コラム 高専卒女性技術者の就労
      内田由理子
      483
      • 高専の沿革/高専女子学生の概要
        483
      • 高専女子卒業生の就労の変遷
        484
      • 世紀転換期の技術職
        485
    • 6-10
      医療体制の変化と女性医師
      瀧野敏子
      487
      • 1
        前史として-少数派時代の女性医師
        487
      • 2
        女性医師数の増加
        488
      • 3
        医師不足の中の女性医師の労働問題
        493
      • 4
        女性医師をめぐる動き
        495
      • 5
        NPO等サポート組織の活動
        498
      • 6
        プロフェッションとしての女性医師
        499
    • 6-11
      医療提供体制と看護師の労働
      田中幸子
      501
      • 1
        看護師の労働の特色
        501
      • 2
        看護師の労働前史(1945~1980年代)
        502
      • 3
        准看護師制度問題
        504
      • 4
        看護師の夜勤体制
        505
      • 5
        男女雇用機会均等と男性の看護師・保健師の増加
        507
      • 6
        “医療崩壊”と看護師の過重労働
        508
      • 7
        看護師の役割拡大と外国人看護師の導入
        510
      • 8
        超高齢社会と看護師の人材確保-生涯現役社会の構築をめざして
        511
    • コラム 看護職の職位
      中島美津子
      517
      • 行政における看護職の独立
        517
      • 看護職の法的整備と看護教育制度整備
        517
    • 6-12
      NPOの動向と公益法人改革
      川野祐二
      521
      • 1
        阪神淡路大震災とNPO
        521
      • 2
        特定非営利活動促進法と市民活動の影響力
        522
      • 3
        NPO法の特徴と民セクター
        524
      • 4
        KSD事件と公益法人批判
        526
      • 5
        公益法人制度改革
        528
      • 6
        新しい公共と公益性の逆転
        529
    • 6-13
      都市の変貌とコミュニティ拠点の再編-建築計画学の視点から考える
      神野郁也
      532
      • 1
        コミュニティ施設前史(1990年以前)
        532
      • 2
        都市生活者の台頭と都市的コミュニティ(1990年代~)
        537
      • 3
        施設から拠点へ-新しい「公共空間の提唱」(1990年後半~)
        542
    • 6-14
      消費者運動と欠陥商品問題
      川野祐二
      551
      • 1
        告発型消費者運動の時代
        551
      • 2
        消費者問題の多様化
        553
      • 3
        欠陥車問題と食品安全問題の再発
        555
      • 4
        消費者保護から消費者権利へ
        561
    • 6-15
      脳ブームの社会的背景とマスメディア
      住田朋久
      礒部太一
      568
      • 1
        世紀転換期の脳ブーム
        568
      • 2
        神経科学から脳科学へ
        570
      • 3
        脳科学の推進政策
        571
      • 4
        マスメディアの役割
        572
      • 5
        まとめと展望
        574
    • 6-16
      科学技術コミュニケーションの政策的振興
      中村征樹
      577
      • 1
        科学技術理解増進活動の政策課題化
        577
      • 2
        変化への兆候-科学技術への市民参加という観点
        581
      • 3
        科学技術理解増進施策の具体化
        586
      • 4
        科学技術コミュニケーションの普及
        593
      • 5
        日本の科学技術コミュニケーション政策の特質と課題
        596
    • 6-17
      参加型テクノロジー・アセスメントの展開
      若松征男
      599
      • 1
        「最初の10年期」における参加型テクノロジー・アセスメント
        599
      • 2
        参加型TA前史
        600
      • 3
        日本におけるコンセンサス会議の試行
        603
      • 4
        公的機関によるコンセンサス会議開催
        605
      • 5
        多彩に開かれた参加型TA関連イベント
        608
      • 6
        参加型TAを取り巻く環境の変化
        612
      • 7
        制度化に向けて
        616
    • 6-18
      市民科学助成と市民科学者養成-高木仁三郎市民科学基金の助成事例を中心に
      菅波完
      621
      • 1
        高木仁三郎と「市民科学」
        622
      • 2
        高木基金の設立運営および助成のすすめ方
        623
      • 3
        高木基金設立以前における「市民科学」の先行事例
        625
      • 4
        高木基金の助成事例にみる市民科学の実践
        626
      • 5
        「市民科学」を実現するための社会的な枠組みの必要性
        632
    • 6-19
      「物理学者の社会的責任」シンポジウムと日本物理学会
      白鳥紀一
      637
      • 1
        「物理学者の社会的責任」シンポジウム
        637
      • 2
        発足の経緯
        637
      • 3
        シンポジウムの性格と取り上げたテーマ
        640
      • 4
        日本物理学会との関係
        642
      • 5
        シンポジウムを巡る環境の変化
        643
    • 6-20
      技術者の運動-現代技術史研究会の活動を中心に
      井野博満
      648
      • 1
        「技術者」という存在
        648
      • 2
        「技術者運動」存在の根拠
        649
      • 3
        現代技術史研究会の成り立ちと活動
        650
      • 4
        世紀転換期から21世紀初頭に至る活動
        655
      • 5
        まとめと展望
        659
  • 第3巻執筆者
    662