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森林・林業・木材産業の将来予測 : データ・理論・シミュレーション

日本林業調査会/2012.3.

当館請求記号:DM515-J134


目次


CONTENTS

  • 1
  • 第1章世界の林産物需給予測11
    • 1.世界の森林資源と丸太生産13
      • (1)FAOによる森林資源統計13
      • (2)世界の森林面積とその変化14
      • (3)世界の森林蓄積量とその変化16
      • (4)世界の人工林面積とその変化20
      • (5)世界の丸太生産21
    • 2.世界の林産物生産・貿易・消費23
      • (1)製材品、木質パネル、紙・板紙の消費量とその変化23
      • (2)製材品、木質パネル、木材パルプの生産量の変化24
      • (3)林産物生産における原料と製品の投入産出関係25
      • (4)丸太および木材製品価格の動向25
      • (5)丸太および林産物製品貿易の動向27
    • 3林産物需給モデルと将来推計28
      • (1)経済成長と林産物需要28
      • (2)林産物需給モデル28
      • (3)林産物需給の長期推計29
      • (4)世界の林産物需給に与える中国の影響32
      • (5)まとめと考察36
  • 第2章森林資源の動向と将来予測41
    • 1.はじめに43
    • 2.森林面積とその変動43
      • (1)森林面積の歴史と現在43
      • (2)人工林面積および樹種群別面積の変動44
      • (3)齢級別面積の変動46
    • 3.森林の蓄積量、成長量と伐採量48
      • (1)蓄積量と成長量48
      • (2)過去の人工林齢級別伐採率と樹種別伐採率50
      • (3)成長量、自然枯死量と伐採量の長期的な関係52
    • 4.将来の方向性53
      • (1)個別経営の視点とマクロの伐採計画53
      • (2)再造林に関する検討57
    • 5.林齢別面積評価システム(FADAS)による森林資源の長期見通し61
      • (1)主な変更点61
      • (2)シミュレーションの設定63
      • (3)シミュレーション結果63
    • 6.まとめ70
  • 第3章木質バイオマスのエネルギー利用73
    • 1.エネルギー利用の現状75
    • 2.林地残材の低コスト供給を実現するには77
      • (1)林業連携型の林地残材供給77
      • (2)全木集材の拡大78
      • (3)土場におけるチップ化79
      • (4)チッパートラックやチッパートラクターによる高効率チップ生産81
    • 3.経済的な木質バイオマス利用の拡大83
      • (1)高性能チップボイラーによる熱利用83
      • (2)石炭混焼発電87
    • 4.今後の可能性について90
      • (1)木質バイオマスの供給可能量について90
      • (2)木質バイオマスのエネルギー利用の今後について91
    • コラム 再生可能エネルギーの固定価格買取制度96
  • 第4章林業機械の将来予測101
    • 1.はじめに103
    • 2.わが国で林業機械が進歩しなかった背景105
    • 3.欧州の林業機械―これからの10年のために107
      • (1)CTL作業システム108
      • (2)ハーベスタ109
      • (3)林内走行に適したベースマシン110
      • (4)架線系機械とリモートコントロール112
      • (5)コンビマシン113
      • (6)バイオマスの収穫114
    • 4.将来の林業機械―次の10年の技術開発―116
  • 第5章森林所有者の経営意向119
    • 1.はじめに121
    • 2.調査方法と対象地121
    • 3.結果と考察122
      • (1)回答者と保有森林の属性122
      • (2)過去3カ年の木材生産動向123
      • (3)将来の木材生産意向125
      • (4)期待する立木価格と伐採収入128
    • 4.まとめおよび結果から示唆されること131
  • 第6章山村人口の動態と将来予測135
    • 1.はじめに137
    • 2.2000年以降の山村政策137
    • 3.2000~2005年の山村人口動態138
      • (1)時系列にみた山村人口変動の特徴138
      • (2)都道府県別にみた山村人口変動の特徴141
    • 4.将来推計の方法:コーホート変化率法144
    • 5.将来推計結果148
    • 6.おわりに152
  • 第7章林業作業者数の動向と将来予測155
    • 1.はじめに157
    • 2.使用データおよび推計方法157
    • 3.林業作業者の参入退出の動向158
    • 4.林業作業者数の将来推計161
    • 5.使用データに関する検証―国勢調査と高知県実施調査との比較―164
    • 6.まとめと考察170
  • 第8章木材産業の動向175
    • 1.概観177
    • 2.製材業179
    • 3.合板製造業183
    • 4.集成材製造業186
    • 5.プレカット加工業189
    • 6.紙パルプ製造業191
    • 7.木材産業の現状と展望194
  • 第9章木質建材の将来予測201
    • 1.はじめに203
    • 2.用語の意味204
    • 3.木造建築と木質建材を取り巻く情勢の時代区分206
    • 4.戦後における木質建材と木質構造の変遷208
    • 5.国産材製材210
      • (1)製材の人工乾燥技術210
      • (2)製材の強度的信頼性の向上211
      • (3)ツーバーフォー材としての利用212
    • 6.木質材料の原料としての国産材213
      • (1)スギ厚物合板213
      • (2)スギ集成材214
      • (3)接着重ね梁215
      • (4)クロスラミネイテッドティンバー(CLT)216
      • (5)その他の製品216
    • 7.建築・土木分野での国産材利用217
      • (1)耐火集成材217
      • (2)内装外装の難燃化218
      • (3)ヒートアイランド対策218
      • (4)土木分野218
  • 第10章住宅産業の動向と木造住宅着工数の将来予測221
    • 1.はじめに223
    • 2.住宅産業の動向223
      • (1)住宅着工数の推移223
      • (2)住宅における木材・国産材の使用224
      • (3)木造住宅の供給者と取得者226
    • 3.木造住宅着工数の将来予測230
      • (1)はじめに230
      • (2)予測手法231
      • (3)結果236
      • (4)まとめ250
    • コラム 住宅着工予測のあれこれ253
  • 第11章非住宅を含めた建築着工数の将来予測255
    • 1.はじめに257
    • 2.建築着工―ストックモデルの構造257
    • 3.建築物ストック量の推計259
    • 4.建築物着工量の推計261
      • (1)建築物着工量の算出261
      • (2)着工建築の内訳に関するシナリオ262
    • 5.木材需要量の推計264
    • 6.おわりに266
    • コラム これからの公共建物とは268
  • 第12章森林・林業政策にかかわる財政の動向271
    • 1.はじめに273
    • 2.森林・林業にかかわる財政支出の特徴273
      • (1)支出額273
      • (2)林野公共事業273
      • (3)補助金274
    • 3.財政支出の推移276
      • (1)支出拡大期から縮小期へ276
      • (2)事業構成の変化278
      • (3)国有林や公社の債務問題の影響279
    • 4.今後の見通しと課題280
      • (1)長期的な財政支出の縮小280
      • (2)公共部門が担う領域の再設定282
    • コラム 補助金依存を避け"自立を促す"支援策285
  • 第13章国内林産物の需給予測287
    • 1.はじめに289
    • 2.ベースシナリオのシミュレーション結果289
      • (1)消費量289
      • (2)生産量292
    • 3.代替シナリオのシミュレーション結果295
      • (1)消費量295
      • (2)生産量296
    • 4.価格298
    • 5.おわりに298
  • 第14章林業セクターの将来予測301
    • 1.はじめに303
    • 2.林業セクターモデルの構造305
      • (1)林業セクターの基本的な仕組み305
      • (2)各サブセクターの内容補足307
    • 3.結果と考察―林業セクターの長期動態―314
      • (1)国産素材需要量が2030年3,900万m3に拡大するケース1314
      • (2)ケース1に加えて、林地残材のエネルギー活用を図り、需給量を拡大するケース2319
      • (3)考察321
  • 終章日本林業の将来展望329
    • 補章森林・林業・木材産業の統計343
    • 執筆者紹介372
    • 編集後記377